Haruの庭の花日記 Haru's Garden Diary

日々咲く花達に庭で出会い、その優しさに心癒される日々です
花を眺めながらおしゃべりしています

イタリアのトスカーナを旅してー思い出ー (2)

2006-06-07 | 海外旅行
  
  グレーヴェ・イン・キャンティへ
     
    フィレンツェから1泊でトスカーナのワインの里、キャンティにある
    グレーヴェの町へ出かけました。
    やはり駅からバスで小1時間・・・乗る前はいつも緊張です!

       グレーヴェの町は広場が2ヶ所、小さな町です・・・
       何もないけど、ゆったり、のんびりと過ごすには最適です。
       丘のほうへ登ってみました、なんという緑豊かな地!!

        

             手前にオリーブの木、糸杉が、向こうにブドウ畑が
             見えますね・・・
             もう少し登ってみようよ!どちらからともなく言い出して・・・

        

  先に何があるのかも知らない
  道ですが、1本道です・・・

  どっちみち、今夜はここに
  泊りです・・・
  当てのない旅の1日です!
      
  ゆるい道を登っていくと
  ブドウ畑が左手に・・・
  向こうに見えるのは
  農家でしょうか?
         
      

        前に高校生ぐらいの女の子が2人、楽しそうにおしゃべりしながら
        歩いています・・・
        この先には何があるの? Montefioralleに古いお城があるはずなの・・・
        では私たちも・・・

        さらに20分も歩いたでしょうか、過去にお城があった場所に出ました。
        
       
   
   入れないけど古い教会があって
   そこに石畳の細い道が続いています
   どこへ行くのでしょうか?
   石造りの家々が並んでいます
   ずっと歩いてみましょう

   家の前や2階の窓辺の花が
   きれいですね

        


   道はゆるいカーブでさらに奥に・・・
    
       

   ここも素敵!黄色い花が目立っています・・・
   まるで中世の町に迷い込んだみたい

   このアーチを潜るとどこに続くのかしら?
    
         

           結局、先ほどの古い教会のところに出てきましたよ
           教会を囲むように道が出来ているのですね

     さあ、そろそろ下りましょう!
     向こうに整然としたブドウ畑が見えますね
         


                         ちょっとわき道にそれると
                         モッコウバラが見事に咲いていました!
                         石の壁にとっても合っていますね

  

  翌日はキャンティのあちこちを広く車で3時間、案内してもらいました。
 
      Panzano in Chianti、Volpaia、Lamole などの町には降り立ち、
      車窓からもトスカーナの丘陵やそこに点在する町々を見ました。
      まさにトスカーナの懐にいる感じの半日でした!!

       
  ワイナリーの試飲コーナー
  日本でも有名なキャンティワインの
  里です
  キャンティワインの中でも、
  この辺りでしか出来ないのが
  キャンティ・クラシコ
  本当においしいワイン!
  モチロン買いましたよ!
  
  大きなテラコッタはすごいでしょう?
  この大きさのに木や花を植えて道端に置いているのを何度も見かけましたが、
  さすがイタリアですね
      

        ゆったりとした丘陵地に、12世紀にできた町々が現われます
          くすんだテラコッタ色の屋根が年月を感じさせます・・・
             12世紀・・・思わずため息でした!
          小高い所に町が出来る、自然なことなんでしょうね
  
       

       遠くから見えるこういった町々、車を下りて歩きたい!
      でも、すべてはモチロン無理!いくつかは降り立ちました
          初めて見る見る眼には新鮮で魅力的でした!

         ここからの写真は最後に降り立ったLamoleだったと思います
      何しろ、一度にかなり動いたので、きちんと整理して写せば良かったのに
               町と写真が一致しなくなっています

       

  石造りの家に、ゼラニウムの
  花が似合います・・・
  日本では赤やピンクの花色が
  余り好きではなかったのです
  が、とってもいい感じです・・
  写真では見づらいのですが
  正面の2階の窓べもとっても
  素敵でしたよ。
   
  階段の下には大きなテラコッタ
  ごく自然に置かれています!

         
  この石畳の路地も素敵!
   こんな道があちこちに
   あるんですよ!


     休憩したお店の入口には
     ラベンダーが・・・
     かわいいでしょう?
      
       

       キャンティの旅もお終い、グレーヴェへ戻る為、車で走ります・・・
      Vignamaggio(ヴィナマッジョ)という場所のそばを走ったときに
         そこを指差して、あそこがモナリザが生れた場所よ、と・・・
              一瞬にして通り過ぎたのですが
             やはり12世紀ごろの古い町でした・・・
    
       モナリザのモデルと言われているジョコンダ夫人が生れ育ったのが、 
             Vignamaggio の館ということでした!!
                 何だか、感激でした・・・


       
 
         グレーヴェに近い道のあちこちに、ジャーマンアイリスが
                  たくさん咲いていました
             それも、私の好きな淡い紫色ばかりです
           それが自然と風景に溶け込んでとっても素敵でした!

            糸杉とオリーブの木、そしてこの淡い色のアイリス・・・
         豊かな緑、乾いた空気の中だからこその風景なんでしょうね!
            でもこの色のアイリス、是非庭に欲しくなりました!

                               (To be continued)
           
           

コメント (14)
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