【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ロフトの活かし方①

2024年06月20日 23時11分36秒 | ゴルフ


店長「ゴルフクラブって その見た目から
 長い棒なので その長い棒を振り回したくなる、
 ついで ヘッドスピードってのも段々、気になって来ます。

2643_TW-U_3_toe

 ゴルフクラブの長さって言うのは
 確かに ヘッドスピードを生み出す
 長くなれば その数値・速度数値も高くなるのですが
 クラブの長さは
 ロフトの一部と言えば良いのか
 そのロフトを活かす機能の一部でもあります。

 クラブを速く振りたい
 その気持ちは痛いほど分かるのですが、
 クラブを丸く振ってしまうと
 ロフトの効果が無くなるというか
 薄くなるというか、
 番手や機種によって ロフトが異なる、その意味が
 活かされなくなってしまいます。

 クラブセットの中で
 長いドライバーから短いウエッジまでありますが
 真ん中辺りのクラブはまだ良いのですが
 長いモノはその振り方が スライスの要因になりますし、
 ボールの浮力不足にもなり得ます。
 短いモノは ヘッドをボールの真下に入れる必要があるので
 遅い速度で振るのが難しくなりますし、
 必要なスピンが得られなくなるので
 距離の打ち分け、距離感が身に付き難くなります。
 
 長きに渡って 苦しむ原因、
 場合によっては 終生苦しむ原因になる。

 その大元になるのが ロフトの使い方・活かし方の
 勘違いだったり、します。

IMG_1142

 ゴルフで言うトコロの
 上から打つ とは
 高い低いの 高いトコロから打ってくる
 インパクトに向けての『下へ 下へ』
 という意味合いでは無く
 そのクラブの長さなりの入射
 その入射に対する ロフト角度 を作るコトです。

 数値で言うと
 例えば 30度ロフトのクラブ
 可能性としては フェアウェイウッドの場合もありますし
 ユーティリティ、アイアン 3種類があると思います。
 フェアウェイウッドは一番緩い角度で
 入射して来ます。番手で言うと9番ウッドとか11番ですので
 入射角度は 1度とか、2度です。
 長さ順に ユーティリティでは 3.4°
 アイアンもほぼ同じですが、若干多めで 仮に5°とします。

 地面基準にインパクト状態を見ると
 フェアウェイウッドは 28°  30(ロフト角度)-2(入射角度)
 ユーティリティでは 26° 30-4
 アイアンでは 25° 30-5 という具合です。

IMG_1144


 ドライバーはクラブ長が長いですから
 入射角度は 0°であったり、
 ティーアップしていますから
 アッパー 2°であったり 3°であったりしますが、
 (意図的にする必要はありません)
 それも 上から打つの延長線上 です。」

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 脱 み「こすり」犯

2024年06月19日 23時01分58秒 | ゴルフ

店長「ボールをつかまえる を前提に
 スイングを造っていくと
 ずっと フェースを外に向けたまま、
 からだを廻す というのが基本になると思います。」

受講生「ソコが分かり難い、ですよねぇ…。」

(ぶ厚い当たり 上から打つ~ボールをつぶす_Moment


店長「アイアンショットで 『ボールを上から打つ』
 というのがありますよね。」

受講生「はい。 出来ないんですけど、言葉は分かります。」

店長「その 言葉通り に打とうとすると
😢ヘッドを上から下へ振る
😢ヘッドを『手で』下に 丸く振る
 と言う感じになります。
(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(2)








 これを 一般的に 『こすり打ち』
 もしくは その打撃にとって 一番肝心な部分を
 手で行いますから 『手打ち』 と呼ばれるのです。」

受講生「!!!」

店長「この ヘッドの使い方 ですと
自分の方に ボールを掻き込むような
ボールの下、ボールの底をフェースで撫でるような感じ
 になる訳ですが、
 打ち出しの高い 初速の遅い球になります。
 フックとか、スライスは 人によって異なり、
 こすり打ちだから イコール
 全部がスライス と言う訳ではありません。」

受講生「!!!!!」

店長「この動画では 協力して頂いて、
 わざと こすり打ち をして頂いたのですが、
 お薦めはしませんが、アプローチショットなどでは
 時と場合によって こういう風に打つコト "も" あります。

 動画の後半で こすり打ち でないモノと
 こすり打ち を比較していますので 見比べてみて下さい。

 動画の途中で 白〇で囲んだ 腕とクラブの状態、
 このままの状態で からだを廻せば良い のですが、
 どうしても ボールを拾いたい、届かせたい、
 色々な理由はあるとは思いますが、
 ここから 腕さばきで クラブを下に振ってしまっています。

 当然、はっきりとした腕さばき、ターンをするには
 からだの回転を止めなくてはならず、
 その結果、インパクト前後で 伸び上がる動きは必然、
 になってしまう訳です。

 結果、から逆戻し していくと
 こすり打ち は スライス、
 フェースが開いているとか、
 ヘッドの横の動き と考えているフシが強く、
 impact時、どうしても フェースを閉じたい(左に向けたい)
 それをするには 左腕・左グリップの止まり が必要で
 おそらく…ですけれど、インパクト=打撃 の感覚は
 止まった左サイド、 ~左脇と左腕の絞り
 左脇と左腕が ギュッと絞られる感覚 が
 こすり打ち ~手打ちをされる方の特徴だと思います。

(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(3)


 この感覚は あとあと悪い意味で尾を引くのですが、
 その からだに残る 絞り と言えば良いのか、
 窮屈な感じが「その方の打撃感、ショット感」なので
 その部分の『存在しない』つかまえるショットへの移行、
 その 感触の無さ、止めた左サイドと左腕が
 ボールの衝撃や運動を受け止める感覚の無さ が
 かなりの壁になったりします。      よね Rさん⁈

 ボールをつかまえていく には
 左サイド、左腕の 継続的な移動が必須で
 からだを止めず、左サイドも回し続けますから、
 当然、左肩はボールから遠ざかります。
 しかし、ボールを打たなくてはなりませんから
 グリップはボールの方に残るので
 必然的に 左腕は上がっていきます。
 impactも含め、impact以降の 左腕の継続的な「上がり」
 が つかまえの条件と言っても良いと思います。

(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(4)


 比較動画 を見て頂くと分かり易い ですが、
 こすり の方は フェースターンを必要としているので
 インパクト直後、左腕の低さが継続します。」

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【投稿記事】 人生初の・・・

2024年06月18日 23時25分36秒 | ゴルフ
ニュードライバー(SYB EZ-05改)を手に、
あの後2、3ラウンドしてまいりました。

待望の一発、ついに出ました!
ランも含めてですが推定280は行ったのではないでしょうか。

すさまじいドライバーです、、、
しかしまだその一発だけなのでカウントには入らないですが、
230~250はチラホラ出るようになってきました。
やはり打った、叩いた、という感触がなく、
いつの間にか打ち終わってた?時ほど、よく飛びます。

ここですね~;私の課題は;
ez05d_04.jpg
ドライバーに合わせて1インチ長くなったフェアウェイウッド
まだほとんど打ってないのですが、
長くなった分、ヘッド重量などバランスを
ものすごく丁寧に仕上げていただいているので
以前とそん色なく同じように打てます。
この目に見えない感じる部分の調整さすがだなぁ、
と思いました。

そして伝家の宝刀ブリストル
しばらくデール9を使っていたおかげで?
あらためて色々と気づかされる事ができました。
野澤さんの言っていたテークバックのしやすさ、
今だとものすごく良く分かります。
この構造と重量そして視覚効果、
まさにクラブ扱いの基本が詰まっているパターですね
またまたオリンピック全勝しちゃいましたよ、
そのうちもう一本買えるかも、、、は言い過ぎか、、、
というくらい入ります(笑)
d2e15590-s.jpg

おかげで人生初の78ストローク出ました!
感謝です!あのド下手くそだった私がまさかの、、、
やっぱり良いゴルフは良いクラブからですね。
びっくりと嬉しいの混ざった何とも言えない感情です、、、
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こすり打ち あるある

2024年06月17日 23時12分35秒 | ゴルフ

店長「一般的に スイングを造る、スイングを覚える、
 にあたって、ボールを『ゴルフクラブでつかまえる』を前提に
 スイングを造ろうとしている人が少ない気がします。」

受講生「どういうコトです❓」

店長「ボールを打つ、ボールを移動させる は
 つま先でボールを蹴っても、
 野球のバットやテニスラケットでボールを打っても可能です。

IMG_0526


 『ゴルフクラブ』でボールを打つ というのは
 当然ですけれど、ゴルフクラブの機能を活かして打たない
 意味がない訳で、
 ゴルフクラブの 長さ と ロフト は
 基礎的なゴルフクラブの機能です。

 ボールをつかまえる は そのクラブの長さとロフトを活かし、
 個々のクラブの長さなり、ロフトなり にボールを打つコト です。

達人のココから盗め_Moment(5)


 逆に言えば、ボールをこすって打つ 方法は
 クラブの個々の長さを無視し、ロフトも無視して
 打ってしまっているので とても勿体ない 訳です。

 一般的には ロングアイアンよりも ユーティリティクラブ、
 ユーティリティ よりも フェアウェイウッドの方がやさしい、
 ボールを上げ易い とされるのは
 重心位置が深く、インパクトロフトが付けやすい のと
 入射角度が緩くなり易い が理由なのですが、
 こすって打つ打ち方では 必要以上に緩い入射角度 にして
 しまうので 入射角度がなくなり、あおり気味、しゃくり気味に
 ボールに入ってしまうので
 その重心深度を形成している ソールの奥行きが
 地面に干渉してしまう という パラドックスな訳です。」

411BK-5


受講生「フェアウェイウッドがあまり好きでないアマチュアは
 多いと思います。」

店長「ドライバーに比べ フェアウェイウッドの方が
 シャフトが硬い場合が多い と言うのも要因の一つだと思いますけどね。

(つかまった球 VS こすった球_Moment(2)


 アプローチの場合 なんかは
 『スピンを掛けよう』として
 元々 ロフトの大きなウエッジを
 より丸く振ろうとして、緩く入射させてしまい
 打ち出しは高くなるけど 逆にスピンは減る という
 こすり打ちをワザとしてしまう というギャグのような話し です。」

受講生「あるある、ですね。」

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データから紐解く こすり と つかまえ

2024年06月16日 23時18分58秒 | ゴルフ


店長「ちょっと 今回のテーマから横道 に逸れるのですが
 このデータから 色々と面白いことが見えてきます。
クラブ別スペック
 一般的に フェアウェイウッドははらって打って
 アイアンは上から打つ みたいに言われる訳ですが
 3番ウッドは 43インチ 幾ら欧米の選手が含まれる とは言っても
 女性の身長からするとかなり長尺に相当しますから
 こうなるのは仕方ない ですが
 →入射角度 -0.9 ほぼレベル ですね


〇41.5~42.0インチクラスの 7番ウッドの入射角度が -3.0 度で
〇37.5~38.0インチクラスの 5番アイアンの入射角が -1.9

 両方とも マイナス 上から入っていますが
 あえて言うのならば
 👉5番アイアンの方が はらって打っています。

 雑誌などの大嘘 というコトになります。

 全員の『平均』データなので 推測によるところが大きいですが、
 フェアウェイウッド の方が 重心深度も深く
 長さもあるので ボールを浮かせる能力が高い、
 しっかり つかまえて打っても ボールが浮く。
 一方、プロとは言え 女性にとっては
 ロング・ミドルアイアンの方が上げにくく、
 本能的にか、感覚的にか、 つかまえ切れていない、
 上がるように振ってしまっているのではないかと思います。

IMG_0496



 また この表には乗せきれませんでしたが、
 8番アイアンから サンドウエッジ まで
 徐々に入射角度が緩くなって来ます。

 と、同時に スピンの量の変化も少なくなってきています。

 ゴルフクラブは ロフトとライ角度 の兼ね合い が
 実質的なフェースの向きで
 同じ ライ角度の推移、ロフト角度の推移 でも
 ロフト40度超えると フェースが右打ちにとっての左向き、
 その度合いが強くなるので
 左へ行くのを避けるため やや こすり気味に打っている
 と考えて良いかと思います。

001002







 私個人の意見としては
 ドライバーから アプローチまで
 同じやり方を通す方が良い と考えていますが、
 つかまえる を理解出来れば、
 同時に こする も理解出来るので
 場面によって 意図的に「こする」も出来るようになる
 とも考えています。」

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飛距離アップの秘密のトレーニング

2024年06月16日 09時44分27秒 | スポーツ

飛距離アップの秘密のトレーニング

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ボールをつかまえる…とは?

2024年06月15日 21時48分45秒 | ゴルフ


店長「ボールは球体ですので
 圧力がかかると 逃げるところを探します。
 それを防いで 圧力をボールの移動速度(初速)
 ボールの回転、飛び出しの角度に変え
 それぞれのロフトなりの距離 にしたいのが
 ショットであり、その方法がスイングです。

IMG_0662
極端ではありますが、
ボールを『とらえる』『つかまえる』とは
このようなイメージが基礎です。
(こする つかまえる_Moment(2)
 クラブの長さ にもよりますが、
 その長さ分 ヘッドはボールの上から入って来ます。
 例えば ロフト25度位(9番相当)のウッドの場合、
 だいたい 5度位の入射角度で入って来ます。
 impact時のヘッド姿勢は 地面基準で20度…それ以下
 になっているのが そのクラブなりの「つかまった」状態です。
813ca594-sdf713d9f-s





 逆に こすった状態とは
 入射角度が減り、地面基準のロフト姿勢も
 大きくなっています。
IMG_0489ウッドやアイアンなど機種に限らず
ある程度 少ないロフト 40度位ですかね、
それが ちゃんと 入射角度が取れて
ボールにコンタクトすると、
ボールはつぶれ フェース面を滑りません。
 
 練習場のボールでは確認するのが難しいですが、
 ボールの打痕、ディンプルのあるような打痕になり、
 ボールが縦に滑るような跡は残りません。
IMG_048645度を超えるようなロフトのクラブになると
ちゃんと クラブを動かせたとしても
一般論で言う「つかまった球」にするのは難しく、
そのロフトなりにはつかまってはいるのですが
ボールの跡も 縦に逃げるような状態になります。

 同じクラブを 同じヘッドスピードで打っても
✅つかまったボールは
 ボール初速は速く、スピンは多め、打ち出しは低くなります。
✅逆に こすられたボールは
 ボール初速は遅く、スピンは少な目、打ち出しは高くなります。


 ここまではわかります?」

受講生「はい。なんとか。」

店長「ショットにとっても、スイングにとっても
 とても大切な部分です。
 
 ただ ゴルフのちょっと困ったトコロ、
 嫌らしいトコロ があるのですが…。


受講生「?????」

店長「例えば つかまった球、つかまりすぎた球は
 こすった球 に比べると ボール初速は速い のですが、
 スピン量は多く、ドライバーショットのような
 元々 ロースピンであるコトが特徴のショットでは
 距離を損してしまうので 適度にこすられた弾道になるよう
 クラブとして進化しています

 また 楽しんで行うアマチュアのゴルフには
 必要だとは思いませんが、
 アプローチなどでは その状況によって
 わざと『こすった球』や『中途にこすった球』を
 打つ場合 があります。
フェースローテーションのないゴルフスイング_Moment(6)

 ドライバーショットはティーアップをしますから
 その分、ボールを左(右打ち)に置き、入射角度がなくなるようにし
 必要以上の つかまりを防止しています。

 アイアンの方が ボールは中め ですよね?」

受講生「若干ですが ハイ。」

店長「プロのように 一打にお金や名誉が掛かっている場合には
 アプローチなどでは つかまえ と こすり を
 選択して、使い分けるのですが、
 アマチュアには 基本、必要が無いと思います。

 ドライバーは ティーアップ と ヘッドの重心構造
 によって 自動的に つかまりを調整してくれますから
 自分でする必要はありません。 無視してください。

 アマチュアは ドライバーからウエッジショットまで
 つかまえるコトを重視した方が良いと思います。」

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つかまえ  ボールのつかまり

2024年06月14日 22時59分43秒 | ゴルフ

店長「今回の夏期講座 の テーマ は
 つかまえ  ボールのつかまり です。」

受講生「はい。よろしくお願いします!」

店長「まず これは はっきりしておきたい✊✊✊
 のですけれど
 ボールのつかまり は
 アウトサイドイン とか フェースの向き など
 横の動き  フェースの左右の向き
 とは 基本、関係がありません

スナップショット 2 (2015-04-14 13-48)


 ボールのつかまり の対語 になるのが
 ボールのこすり なのですが、
 つかまり にも、 こすり にも
 スライスもフックもあります。」

受講生「ええええええええええ」

店長「一般的には つかまり →フック
 こすり →スライス  と思われていますが、
 そもそも それが間違いの元 の可能性が高いです。
 つかまった スライス もあれば、
 こすられた フック もあります。
 こすりフックは一番性質が悪いですね💦」

受講生「では、ボールをつかまえるとは どのようなコト、
 どのような状態 なんでしょうか❓」

店長「そのクラブ、そのクラブのロフト がポイント です。
 それぞれのクラブのロフト に 対するモノがつかまりなので
 意味はないのですが、あえて 比較論で言ってしまえば
 元々 ロフトの立ったドライバーが
 つかまえに関しては一番容易・簡単 で
 逆に ロフトの寝たウエッジはつかまえるのは困難です。」

受講生「えええええええええええ
 ドライバーが一番つかまらないのですがー--。」

店長「スライス しているから…そう思うだけ でしょ。
 まあ ゴルフクラブの打撃部分、ヘッドの構造上、
 フェースが開く、右打ちであれば右を向く、
 右回転(スライス)であれば 軌道の進行よりも開きが大きい
      と
 ロフトが大きくなってしまうのは 親和性が高いので
 つながり易いのですが、基本は別なモノ です。

ドライバーの入射角度114



 ただ 似た発想 ではあるのですよ。

 左右の回転は ヘッドのその左右の進行(軌道)に対しての
 フェースの左右の開き具合 で
 つかまり とは ヘッドの上下の進行(軌道)に対する
 ロフトの上下の開き具合 と言えば良いでしょうか…。

ボールを拾う 正誤表


 インサイドアウト や アウトサイドイン、
 フェースが(左右)に開いている、閉じている、
 に関しては 誰もが敏感、神経を使っているのですが、
 ヘッドの縦、上下の軌道に対して
 ほとんどの人が 無視 してしまっているのが
 ゴルフショットやゴルフスイングの迷路に入る原因
 と言って良いと思います。


 ボールをつかまえる要領 が
 クラブの動かし方、つまり スイング と言ってもよく
 ボールをつかまえる要領を理解すれば
 それが スライス回転だろうが、フック回転だろうが
 どっちでも良くなりますし、
 正直、アウトサイドインとか、インサイドアウトとかも
 どうでもよく思えるようになります。」

受講生「!!!! そうなんですか⁈」

店長「ですねー。
 正規な形で ボールがつかまえられる のであれば
 それを からだの回転でやろうが、手でやろうが、
 どっちでも良いですし、
 覚える感覚で カラダ主体なのか、手が主体なのか、
 どちらでも良いと思いますよ。

 ただし 正規な形で ボールをつかまえていくと
 自然に からだの回転主体にならざるを得ませんし、
 軌道も インサイドアウトっぽく なっちゃいますけどね。」

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こすり打ちが10年後の『ぶっつけ打ち』に

2024年06月13日 22時00分17秒 | ゴルフ

店長「ハンドファーストが上手く出来ない… は
 インパクトでスイングが終わってしまうような
 未来の『ぶっつけ打ち』につながっていく可能性は
 非常に濃い、と言えます。」

HNさん「そうならないように…回避したいですよね。」

店長「そう思います。
 ハンドファーストの話しと関係するのですけれど
 その発端は フェースを開いてしまう上げ方 に
 起因します。
(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(6)(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(4)(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)





 KKさんの話し で言うと
 以前のテークアウェイ、トップでは
 もっと 右ひじ(右打ち)が外目に張って
 両腕の中に クラブを立てめに上げてたんですね。

 たまに 来店された時、
 少しずつ 右ひじが絞られ始めて・・・
 以前より 大きくフェースが開かれている。

 多少は良いと思うんですけど、
 クラブ自体を 背後に倒すのはまだしも、
 フェースの開き、クラブの開きが大きくなれば
 どうしても それを元に戻す必要が生まれます。」

HNさん「ですよね。」

店長「スイングで言うトコロの
 アーリーリリースとか、アーリーエクステンションとか、
 ダウンスイングにおいて
 右腕を伸ばすことで 左手に対し クラブを振る、と言う行為は
 まあ リリースとも呼ばれてますけど、
 リリースするには 支点の左グリップが止まらない と
 出来ないですから、イコール からだの回転の止まり
 になるんですね。
(ハンドリリースサンプル集_Moment(ハンドリリースサンプル集_Moment(2)







 事前… テークアウェイやトップ、ダウンスイングで
 フェースを開いていなければ
 その戻しは 特に必要ありませんから
 ハンドファーストに移行できる可能性はありますけれど
 大きく開いていれば そのままでは
 フェースでボールが打てません。
 フェースの閉じ加減が足りなければ スライスにも
 なっちゃいますから、

 そのリリースが ショットの生命線。

 からだの止まり、もしかしたら人によっては
 そのからだの止まりを『左サイドの壁』と言う認識
 の場合もあると思うんですけど、
 止まらなければ リリースが出来ない、甘くなりますから、
 当たりも悪いでしょう。

 クラブを開いて上げる、別な言い方ですと
 手で上げる、左腕だけ動かしてあげる テークアウェイ は
 からだ自体を廻さない…
 肩だけ回す…
 腕だけ動かす… というように
 上半身/胴体をひねる動きが強くなりますから
 年齢が行ってくると かなり苦しくなり、
 どんどん本来の右向きが浅くなり、手だけになります。
 ならざるを得ない。 

 そうなってくると 『ぶっつけ打ち』に到達するコトに…。」
(ハンドリリースサンプル集_Moment(4)(ハンドリリースサンプル集_Moment(5)







HNさん「その KKさんはどうされたんですか❓」

店長「まずは こすり打ち と つかまえ の違いを説明して
 いま 行っている 肩も含めた、腕でのターンを全部無くし、
 トップで作った 腕とクラブはロック、
 あとは からだの向きに委ねる(ゆだねる)
 右腕が伸びるのは 回転の遠心力であって、
 無理してい 腕とクラブをロックして 届かない分 だけ
 伸ばされればよい というか
 それも 受動的に、からだの回転という
 ヒトツのモーターで行うように考える。


 まあ 直ぐに全部はつながってこない と思いますけど
 一応 説明だけして、
 まずは 開いて上げないコトを重視しましょう、 と。」

HNさん「打撃の主として、腕のリリースで円を描かない、
 描いてはいけない ではなく、
 描かなくても当たる と言う道でしょうか。」

店長「そう思います。
 ハンドファーストの話し であれば
 ハンドファーストのまま 打ち終えても
 ボールに届く、当たる、打てるコトでしょうね。
〇からだが止まって クラブを下に振る_Moment(3)〇からだが止まって クラブを下に振る_Moment(4)







 それらのコトが 掴めてくると
 色々な部分が つながってくる、
 本当の意味で理解出来てくるんだと思います。」

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手の返し、ヘッドがグリップを追い越す、の行き着く先

2024年06月12日 23時54分26秒 | ゴルフ

店長「ハンドファースト、こすり打ちに関連する
 興味深い話し で
 私自身もちょっと衝撃を受けた話し です。
 ちょっと 話し長いですけれど…。」

【ボディ・リリース VS ハンド・リリース_Moment(4)


HNさん「はい…。」

店長「長くお付き合いしているお客様に
 仮称 KKさん と言う方がいらっしゃいます。

 もう25年を超えるお付き合いになるでしょうか。

 その方は 弊社のお客様の中では
 一番大きい、マッチョな方、
 体つきで言えば ビースト、怪物、怪獣 ですね。

 25年以上前ですけれど
 ヘッドスピード大会をやって
 周りの人が ヘッドスピードの為、だけに
 48インチとか使っていた時に
 一人だけ 45インチで挑戦していた人で …
 ヘッドスピードは 60㎳を超えた 唯一の方です。」

HNさん「😬 😬 😬 😬 😬 😬」

店長「もう完全なる規格外で
 ハミングバードは店風  が
 チカラの無い、道具で何とかしたい という
 お客様が圧倒的ですから、
 場違い感すらあるほど 凄かった んですね。

 で、まぁ それだけ 運動能力ありますし、
 練習量も豊富、スタミナも桁外れ、 なんで
 スイングについては あまり触れなかった、んですね。
 スイングは独特…ですけれど
 教科書的では無い ですけれど、身体能力と努力で
 距離もスコアもすごかった んじゃないですか❓」

HNさん「クラブは❓」

店長「超ヘッドの重い、かなり柔らかいシャフト ですよ。
 シャフトの柔らかさは お客様の中でもかなり です。
 重くて 柔らかいのじゃないと嫌 なんだそうです。

 特にレッスンを受ける訳でもないですし、
 クラブも 8年とか、10年に一度
 より重く、より柔らかく してますが、
 特に悶絶もしないので 頻繁にはいらっしゃいません。

 ところが 何年か振りに
 たまたま ですけれど、待ち合わせの時間まで
 時間があったそうなんで 遊びに来てくれたんです。

 そして 打ったら・・・・・・・・。

 年齢は 70ちょい前…ですけれど、
 仕事も現役で からだをバリバリ動かしている方 ですから
 まあ。。。変わらないんだろうなぁ と思っていたら・・・

 なんと、なんと、
 年齢の行った人にアリがちな
 『ぶっつけ打ち』
 フォローの出ない、フィニッシュまで行けない、
 インパクトで終わっちゃうスイングですね、
 ソレになってたんですよ。

〇からだが止まって クラブを下に振る_Moment(3)
もう ビックリ😲😲
〇からだが止まって クラブを下に振る_Moment(4)

 あの KKさんが! ってね。」

HNさん「シニア、グランドシニアの方に多いですよね。」

店長「そうですねー。かなりの比率だと思います。

 で、かなり距離も落ちて、球も行かない、
 スコアも落ちた、
 まあ 若かりし頃は 怪獣だったでしょうから
 比較対象が あまりに…ではありますが、
 悩んでいらっしゃる…。

 ゴルフが楽しくない、、、と。」


店長「でね、 "イヤー KKさんは 5000ccの車
 私たちは 良いトコロ 1300㏄の車、
 基礎が違うので 言わなかったんですが…
 その『こすり打ち』… ヘッドを前に出す打ち方
 変えないと KKさんですら そうなるんですね。"
 って言ったら

 半分、笑ってですが、
 『どうして教えてくれなかったんだよー』って。
 "いやいや 若かったときは困って無かったでしょう⁈
 少しはハンディ無いと ね" って。

 グリップをヘッドが追い越す、
 グリップよりも 多くヘッドを動かす、
 ヘッドを返す打ち方は
 その行為をするには グリップを止める必要があります。
 グリップを止める ッテコトはカラダを止めるコト です。

 本能的にも 飛ばそうとしたら
 ヘッドをたくさん、速く動かしたくなるじゃないですか、
 それをするには からだを止めないとイケナイ訳で
 ですので ぶっつけ打ち にならざるを得ないのですよ。

 あの KKさん、25年前は ヘッドスピード60㎳を出せた
 怪獣のようなからだをした人が ぶっつけ打ち に
 なっちゃうんです。
 こりゃ 普通の人だったら、かなり早い段階で
 ソコに行き着いちゃうなぁ って思った訳です。」

HNさん「。。。。。。。。」

店長「手を返す、ヘッドがグリップを追い越す、
 しならせたシャフトをしなり戻す って
 打っている人は ぶっつけ打ち に辿り着きます。
 腰を傷めたり、どこかを傷めると
 かなり 早い年齢 でソコに行き着きます。

 ですので 若いうちは出来ますけれど、
 ソレを避けたければ 手さばき中心の
 ハンドファーストに苦労する打ち方 とは
 お別れした方が良い、移行した方が良い のです。

 ハンドファーストが打撃ソノモノなんですから。」

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