【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトのトルクのいろは

2019年05月12日 21時15分40秒 | ゴルフ


『シャフトのトルク』というのがあります。
これには 法則 というか
その役割を表す一定の尺度があります。



最近のシャフトのカタログは
カタログと呼べる程、種類が無いようには感じますが
とりあえず・・・
単純に 重さの 軽い・中程度・重い の3種類
トルクの数値の 多い・中程度・重い の3種類
があるとしましょう。

シャフトのトルクのはっきりとした役割や機能
使い手に対する好みや相性があるとすれば
3×3 の9種類のシャフトがある筈です。

ところが 実際には 3種類しかなく
❶軽いシャフトはトルク数値は大きく
❷中程度は中程度
❸重いシャフトはトルク数値が小さい
この組み合わせしかありません。

何故 こうなるのか というと
シャフトのトルク というのは
打ち手の好みや使い方 の為のモノではなく
単純にシャフトを守るためのモノ だからです。
シャフトの破損を防止するためのモノ なのです。

シャフトは 軽いモノの方が強度は低い です。
重いモノの方が強度は高いです。
シャフトの重さは総じてシャフトの繊維の量
シートの量で決まるからで、
重いモノの方が沢山の繊維・シートが使われているので
各各に対する負担が少ないからです。

軽いモノは繊維の量が少ないので破損の危険があります。
トルクはその数値によって
シャフトの負荷をシャフトのねじれ~回転で逃がす働き
を持っています。
重いモノであっても トルクが無いと
トルクが 0.0㎏ では やはり壊れてしまいます。
バッファーというか クッションの役割に近いです。

ですので シャフトのトルクを打ち手が積極的に
使うのに意味がありません。
シャフトのトルクは インパクト時のヘッド荷重の負荷を
軽減し、シャフトを守るためのモノなので
インパクト以外で トルクを使うのは
いざという時に使えません。
負荷をかけ過ぎては インパクト時に役に立ちません。

スイングは出来るだけ シャフトを捩じらずに
グリップの移動分、移動量、移動速度、移動方向 に
ヘッドを移動させてあげることが基本。
グリップを動かすことがスイングです。

シャフトがねじれる ということは
ヘッドの移動とグリップの移動に差・違いがあるということです。


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