USGAとR&Aがクラブの長さを
46インチ以下(パターを除く)に制限するモデルルールを発表
2022年1月から各大会、ツアーがローカルルールとして採用
だ…そうです。
悶絶クラブにはあまり関係ない…のですが、
あくまでも 個人的に✋ですが 強く思うコト があります。
ルールですので、プレーする全員をそれを意識させます。
元々、少なくないルールを更に増やす のですから
そのルールによって
ゴルフの発展に寄与しないイメージや
良くないスイングを植え付けてしまうようなイメージ を
クリアにする為、
その反発係数の実態であったり、
ゴルフクラブの長さの果たす機能、役割であったり を
説明、もしくは注釈をつける責任、義務が
USGAやR&Aにはあると思います。
反発係数…の場合もそうですが、
英語では スプリングライクエフェクト
和訳すると バネ「のような」効果 (何故重ねる?)という
あまりに曖昧な、へんてこりんな名称とともに、
その実は バネ(弾く)とはほぼ反対な
インピーダンス(歪み・振動数)理論 を元にしたルールです。
ゴルフにおける、インピーダンス(ヤング率や振動数)理論とは
ボールはゴムで、ウッドヘッドは金属質の箱形状 です。
ゴム質のボールの歪み(つぶれ)率は高く(弱い)
金属質のヘッドは歪み(つぶれ)率が低い(強い)
(強いと言えば良いのか、固いと言えば良いのか)
その差が大きいので ボールが必要以上に潰れてしまい、
その復元に打撃のエネルギーを取られてしまいます。
そこで 箱形の構造を活かし、歪ませ(変形させ)
その歪み率と言えば良いのか、ヤング率、振動数を
ボールのゴム質に近づけると
ボールのつぶれが抑制され、ボールの飛び速度(初速)が上がります。
チタンだから弾く チタンフェース…みたいなイメージにつながります
今回の 長尺(46インチ)規制も
長さが… となれば
ほとんどの人が そのまま ヘッドスピードアップ=距離
と考えガチ ですが、実情は もう少し 複雑です。
ウッドの流れ で考えると 7番→5番→3番→1番(ドライバー)
は 順に ロフトが少なくなっていきます。
と、同時に長さが変わります。
使いやすそう、だから と言って
10度のロフトのクラブを 7番ウッドの長さで使うと
打ち出し(上下)角度が減り(7番の長さ)
その角度に対しては スピンが足らない(10度のロフト)
ので 飛距離が得られません。
逆に 7番のロフトを ドライバーの長さ で使うと
打ち出し角度が高く(ドライバーの長さ)
その角度に対しては スピンが多いので(7番のロフト)
やはり 飛距離は得られません。
各各の方の ヘッドの入れ方(入射角度)
ロフト姿勢、ヘッドスピードによって異なりますが
長くなると ヘッドスピードが増す コトソノモノよりも
✋1インチ程度では ヘッドスピード変化は無いに等しい
ロフトが減って 👉スピンが減って も
長さが増えれば 入射が緩くなり(ドライバーであればアッパーになり)
少ないスピンであっても 打ち出し角度が取れるようになり
飛距離を増やすチャンスが増えるコト が実態、
長くなることで飛ぶ のは 直接的にスピードアップではなく、
少ないロフトを活かせる入射になるコト が実態です。
◉その実態を理解して貰うのと
◉長尺 イコール ヘッドスピードアップ と考えるのでは
ソコから 作られるであろう スイングは異なると思います。