【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

スライスの度合い

2019年10月26日 17時19分19秒 | ゴルフ
一般的に右打ちの人の弾道が
右に曲がる~右回転が入る コト を
総称して『スライス』と呼んでいます。


右回転がボールに入るメカニズムは
ヘッドの移動してきた軌道に対し
 ライ角度等も含め立体的に
フェース面が右を向いている時、発生します。

スライスの飛ぶ方向として 大別して二種類あります。
❶アドレスの向きに対し真っ直ぐ、
 もしくは右に出て 右に曲がる
❷アドレスの向きに対し、左に出て、右に曲がる

なかなか評価が難しい所ではありますが、
❶の方が 現時点ではOBなどで苦労していますが
 修繕は簡単です。
逆に❷の方が 現時点で実践的であるので
 修繕の必要性が薄いのもありますが、
 軌道そのものが左に飛ぶ軌道になっており
 それに対し、フェースを閉じる作業が強く
 入っています。
 一般的には ❶から始まり、訓練を経て
 ❷に行き着いています。

フェースの閉じ・ヘッドの回転・ローテーションは
すればするほど 基準になる軌道が左向きになり易く
それに応じた 立体的なフェース面の向きを
かなり練習して習得しているのでしょう。


もう一つ スライスの飛び出る上下の方向というのがあります。
①やや低めに飛び出て スピンが多く入り右に曲がる
 ②に比べると曲がる量が大きく、弾道も速め。
②高めに飛び出て、スピンが緩やかに入り右に曲がる
 ①に比べると曲がりが少なく、弾道も遅め。

コチラはヘッドの入ってくる上下の角度に対しての
ロフト姿勢の作り方 が関係してきます。
①は上から入れられていますが、それに対しロフトが開いて
 フェースが開いています。➡スライスの初歩段階と言えます。
②は煽り打ちが入っています。
 当たった時に飛距離は①の方が飛ぶんですが、
 ②の方が曲がりが少なく、飛びませんが使える球筋…。
 修正の必要性に迫られないので治しにくいパターンです。


例外もない訳ではありませんが、
方向の❶ 右に出て右に曲がる は
角度の① 低めに出てスピンが多く入り曲がる
のパターンが大半で
方向の❷ 左に出て左に曲がる は
角度の② 高めに出て大きく曲がらない(←飛ばない)
    ☞飛ばないから痛手を負わない…のですが…


年齢とともに飛ばなくなってくる
体力が落ちてきた時に
❶①のパターンは飛距離回復の余地がかなりありますが、
❷②のパターンはスイングを大幅に改善しないと
   かなり苦しくなります。

❷②のゴルファーは アプローチなど寄せによって
ゴルフを構築している場合が多く、
しゃくって・あおって クラブだけを振っても 上手く打てる
アプローチを修練によって身に着けているので
そこから脱するのは難しい…ケースが多いでしょう。

また ❷②のゴルファーの多くは
軽いヘッド・硬いシャフトを好んで使う傾向にあるので
体力で補えなくなった時、助けて貰う手段が少なくなります。

出来れば 早いうちに自分のクラブの扱い
スイングを見つめ、将来の為にプランを立てておきましょう。

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