【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトは『しならないように使う』が基本!

2020年06月29日 16時12分21秒 | スポーツ

ほぼ全員のゴルファーが
"無理"をしないと シャフトがしならない、
動かないシャフト
を使っています。

【シャフトはしならせて しなり戻して使え…】
どこから その都市伝説が生まれたのか、は不明ですが
シャフトはしならせずに使うモノ です。

50msを楽々超えるような プロたちの動画や写真を見て
それを真似しても意味ないでしょうね。

彼らもシャフトをしならせようとしている訳ではなく
彼らの運動速度だと  単に
「運動で増えたヘッドの重さ分、シャフトがたわんでいる」
に過ぎません。

 
しなり


厳しい言い方、かも知れませんが、
常識的に考えて ゴルフクラブのような L字型の形状のモノを
しならせようとしたら、たわませようとしたら
ヘッドは回ってしまう~シャフトは捩じられてしまいます。


クラブの進行方向にもよりますが、
右打ちの人が テークバック方向で"意図的に"しならせれば
フェースは閉じますし、ロフトも締まります。
逆に ダウンスイング以降の方向で"意図的に"しならせれば
フェースは開きますし、ロフトも開きます。
棒とヘッドの重量の中心点の位置関係
重心位置という 棒から離れたところに重量点があることを
考えられば 当たり前 だと思うのですが…。

他のスポーツに比べ、ボールのサイズも小さく
打点であるフェース部も決して大きくありません。
地面にあるボールを打つのには 最大限のサイズになっており
これ以上、ボールも打点も大きくはならないでしょう。

そして、これも何度も書いていますが、
ゴルフクラブの打撃部のフェースには
方向や高さ、距離などを決定づける 角度が付いています。

シャフトを『意図的に』『わざと』しならせる ということは
シャフトをねじる 即ち、ヘッドを回転させる というコト です。
rad-04-driver

とともに 方向や高さ、距離などを決定づける要素 として
円弧の大きさ、ヘッドの軌跡、ヘッドの入射角度 も
フェース面のロフトなどの角度と同様に重要です。

シャフトがしなる というコトは クラブが短くなる
というコトに為ります。
そのまま 使えば それはある程度、一定になりますが、
それを しなり戻す ~回転戻し をして使う というコトは
その度合いやスピードによって
クラブの長さ 円弧の大きさ、ヘッドの軌跡、ヘッドの入射角度
が かなり激しく変化するコト につながります。

自分の運動性能にとって
年齢なり、体力なりの運動性能にとって
適度にしなる、要するに柔らかめ のシャフトであれば
シャフトが硬くさえなければ
放っておいても シャフトはしなります。
運動を加えれば 更にしなります。


 ですので 放っておくのが一番! なのです。

それは シャフトの役割、俗に言う シャフトの仕事 で
人為的な、作為的な動作は必要ないのです。

あえて言うのなら 自分の運動性能にとって
『しならない硬さ』は選ばない
人為的にしならせて、しなり戻すような使い方が
必要となる『シャフトの硬さは選ばない』 と言うところが
選択のテクニックと言うトコロでしょう。


ゴルフクラブの形状、ヘッドの構造や角度の存在…
それらを踏まえた上でも
 多くのゴルファーは硬いシャフトを選ぶコトが多く、
何故か、それを誇らしげにして・・・。
で、結局、それを使う上で 
『意図的に』しならせて使う・・・
なんだか 私には意味不明です。


弊社のような 放っておいても グニャグニャ系のシャフトは
逆に「しならせない」ように使うのが
ゴルフクラブによるスイングのレッスンでもあります。
video (2)(2)_Moment(2)

大丈夫かな と思うのは
練習用の柔らかいシャフトで練習して
実際に自分の使うシャフトは硬い・・・、
当然、柔らかいシャフトとは しなり方、しなり加減が異なる訳で
それはイコール 使用中の長さの変化でもあります。
柔らかいシャフトで その長さの変化を練習しても
それが 自分の使うクラブには適応しない、というか
タイミングも、打点も、振り加減も異なるでしょうから
役に立たない可能性の方が
逆に、悪くなってしまう可能性すら あると思いますね。

 


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