【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ツッコミどころ満載のインサイドアウト論

2021年04月22日 22時32分14秒 | ゴルフ

今どきの スイング軌道論
特に スライスという鬼っ子を生み出すらしいアウトサイドイン
ゴルフの上手い下手の証のような言われるインサイドアウト論は
ツッコミどころ満載で 本が一冊書けそうなほどです。
(書く訳ありませんのでご安心ください)



私もそのコト(軌道)に触れてはいますが、
インサイドアウトとか、アウトサイドインは
本来、からだの向きに対してのモノで
アドレス時の飛球線の外から入ってくるとか
中、内から入ってくるなど
論外の、化外の地の議論がまかり通っています。

例えば一般的な理論を説明するとAZEJ5123_Moment(4)
こんがらがる かも知れませんが、
自分のからだに対しては 断然アウトサイドイン、
飛球線に対して インサイドアウト、
 どっちなの って感じです。



ハミングバードの考える 正しいクラブ扱いでは
単に 結果として インサイドアウト になるに過ぎず、
それは過去にも説明もしていますが、
フォロー側の方が 遠心力などに寄り
クラブが長くなって見えるから インサイドアウトに傍目から見える、
からだの回転通り、からだの回転でスイングすれば
原則 インサイドイン と考えて 差し支えないと思います。

 
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願望としてインサイドアウトであろうが
アウトサイドインであろうが
てさばき、グリップの出しどころ(動かす方向)で
軌道とやらを作ろうとするなら からだは止めなくてはなりません。
からだの回転をしながら となれば 自由は効かなくなります。

からだの回転から切り離し、
左腕、左グリップの移動を減速させれば
勢い、慣性の付いた ヘッドは 当然、いきなりインに切り込みます。

グリップをインサイドアウトに使えば
ヘッドは アウトサイドイン か インサイド超イン にしか
なりません。
ここにフォローが出ていて インサイドアウトも何もないような気がしますが…
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からだに無理がなく、距離や安定度にも満足なら
インサイドアウトだろうが、アウトサイドインだろうが
多少の部分はどうでも良いことです。
体の機構上、クラブの機構上、正しくショットすると
インサイドアウトに「見える」程度のモノで
ましてや それが 上手い上手くないの証にも成り得ません。
判断材料にも成り得ません。
からだの回転で というコトになれば
それは軌道、軌跡の問題ではなく
時間の進行の主たるからだの回転に対する
 インパクトの時期の差異に過ぎません。

からだの回転でなく その軌道を小手先で作るのであれば
もう論じるコトは何もなく、そんなものは世界に一つ、
各個人専用ですのでどうぞ お好きに。
ただし それを他人に押し付けるのは勘弁 というだけ です。




これも またパラドックスですが、
インサイドアウト で 打つ というコトは
からだとボールが正対した時、
からだの正面でボールを打つ というコトになるでしょう。
からだを止めて、であっても
回転しながら そのタイミングであっても、です。
からだの正面で打つ というコトは
緩やかに両方の手がアドレスと似た形で伸びているような、
 もしくは 両手の長さに都合が付いているコトを指します。
・・・・・・・・そうじゃないと届きませんからね
ほぼ 同意語 ですね。

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ですので インパクトで、もしくは インパクト以降 に
右腕を伸ばす行為は その行為そのものが アウトサイドイン
振り遅れの代償というか、証なのですが、
インパクトで、もしくは インパクト以降に右腕を伸ばして
インサイドアウト に振るパラドックスに気づいているのでしょうか。
もう こうなると 痛みの伴うギャグ に近いので
トライしている人には 故障 というご褒美が漏れなく進呈されます。

インパクト付近では
実際に 緩やかに両腕が伸びます(無意識です)が、
回転していく、これからボールから遠ざかっていく左サイドに対し
速やかに左腕をたたまないと クラブの逃げ道
その慣性を逃す先が無くなります。
故に インパクトでは 既に左腕は曲がっている と考えるのが正解。
スイングに 『意識的には』両腕が同時に伸びる瞬間はなく
右腕が伸びたら、交代に左腕は曲がっていかないと
その慣性(重さ)によって ひじや首、腰などを痛めるコトになります。

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先ずはテークアウェイでフェースを開かないコトから始めてみよう

2021年04月22日 15時29分20秒 | ゴルフ


手打ちが絶対ダメ とまでは言いませんが、
距離や方向、弾道を決める
フェースの姿勢や角度、そしてその道のり
それが安定し辛い、再現し辛い、
それソノモノの難易度の高い
 フェースローテーションをしなくてもいいなら、
 それと同等、同等以上の飛距離を得られるなら
簡単な方が良いと思いますよね❓


ほとんどのゴルファー?、大半のゴルファーは
スイングをし始める時、
始めから フェースローテーションを目標に
ゴルフスイングを造ってきた、造ろうとしたわけでは
無い
のだと思います。
スライスをしたり、距離が出なかったり
つまり ロフトが開いていたり、フェースが開いていて
思うような結果、距離が出なかったために
やむを得ず ヘッドを返す、フェースを閉じる、ヘッドターン
フェースローテーションに行き着いてしまったのでは、と思います。

 


その始まり に成り得るのがvideo_Moment2
テークアウェイ時やトップなど
体が右を向いている時間帯 の
 スクエア、フェースが開いても~閉じてもいない状態

これを錯覚している人も いるのでは? と思います。

 


アドレスの状態を基準にするのならば
 地面に対しての ヘッドの状態 とともに
 【自分のからだに対しても】 
一定のスクエアの目安が ある筈 が
それを 勘違いしている人 が少なくない気がします。

スイング ココを治そう❶_Moment
テークアウェイを含め
 手でクラブを振ってしまう人 の場合、
アドレス以外に
 振る自分のからだに対してのスクエアな基準がありません。

何度も書いていますが、
クラブを簡単に扱いたければ
 クラブ単体、ヘッドを動かすのではなく
 クラブを持った自分が動く方が良いでしょう。
スイングの円弧は
自分が向きを変えるコト によって生まれます。

また この場合、
前傾姿勢の対象である 股関節 を境に
体の向きを変える為
左を向いている時も、右を向いている時も
勿論 ボールと対峙している時も前傾姿勢は常駐します。
よって スイングの軌道は傾いている訳です。

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スイングには前傾姿勢がありますので
アドレス~テークアウェイ初動から~トップ~切り返し
ダウンスイング~理想的にはインパクト付近まで の
 右を向いている時間 は
左サイドの方が右サイドよりも低い状態(相対関係で)
ですので 
 ← このような状態が 『スクエア』 です。

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 地面に垂直な 
← この状態では やや開いている と言えます。
特に 重心深度
 重量(重心)がフェースよりも奥まっているモノは
いったん 開く方へ動かし始めると
より一層開くようになります。
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その人、その人 の 前傾度合い
 にもよりますが、
少々オーバーですが、右向きの上の写真辺りでは
← この位が からだに対しての『スクエア』です。
地面に対しては シャットな状態に「見えますが」
何か 作為的に こうしたのではありません。

そうすれば 『振る自分のからだに対する』スクエアも
見えてきますので、自分自身で修正が可能になったり します。


先ほども書きましたが、
クラブヘッドには 重心深度や重心距離 がありますので
テークアウェイ時に ヘッドが開き始めると
自分の想定よりも大きく開きます。

角度で言えば 20~30度程度の差ではありますが
その 誤解によって
結果 60度も80度も開くことになり、
望んでいない 元に戻す(閉じる)作業
ヘッドターン~フェースローテーション~ヘッドがグリップを追い抜く行為
スイング動作の中で一番忙しい時間帯にやってくるわけです。

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あまりに愚問ですが、同じような円弧を描くのに
ヘッドが大きく向き、フェースの向きやロフトが大きく変化しないのと
円の進行とともに 必ず ヘッドが回転、フェースの向きやロフトが
変化し続けるのとどちらが安定、再現し易いでしょうか?

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