【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ選びの注意点 現代のゴルファーの典型的パターン

2018年05月28日 13時07分54秒 | ゴルフ
平均的なオジサンゴルファー の
クラブ構成を推測、想像し、
どんなことが起こり得るのか考えてみます。

ドライバーは 某社の人気ドライバー
全体のパイが極端に減ってはいますが、
いまだ人気度は高く、
実はその秘密はシャフトの「柔らかさ」にあったりします。
他社メーカーに比べ 同じSシャフト・Rシャフトでも
振動数でいうと 20cpm以上低め に設定されています。

フェアウェイウッドを得意! というゴルファーは
多くないので ドライバーと別の銘柄 や
昔のものを バックの重し 程度に入れているケースは
少なくないようです。
ドライバーと比べ 1スペックも2スペックも硬めのシャフト…
それで「地面に置いてあるボール」を打つのですから
苦手の解消どころか、ゴルフバックの飾りになるのは
致し方のないところ・・・。
811-6

流行もありますが、単価もフェアウェイウッドに比べ安く
(アイアン用のシャフトの方が価格が抑えられますから)
フェアウェイウッドの構成やアイアンの番手始まり によって
1本~3本位入っています。
このクラブの存在は微妙で
ドライバーよりもかなり硬く、フェアウェイウッドに近い硬さ、
そして アイアンよりもやや柔らか目の存在です。
たまに・・・ ですが 当たれば飛ぶけど
 いまいち不確定要素の高いクラブ といった感じになるでしょう。

問題なのは アイアン です。
メーカーの売る側の都合によって
単価を抑えるため
軽量スチールなど スチールシャフトのセットしか
店頭には並ばない状態です。



理由は分からないのですが、
軽量スチールが主になって以来、
ヘッドは軟鉄、小振り化が促進され
どんどん ヘッドは軽く、小さくなっています。
ドライバーの大型化に反して…です。
・・・本格的志向・・・が理由かな???



ドライバーの硬さが230cpmとすると
アイアンはそれは 280cpm

230cpmに相当するアイアンの硬さ
同じ。。。と考えられるアイアンの硬さは 250cpm前後ですから
3スペックは硬い のです。
ドライバーを R シャフト とすると
アイアンは X 相当の硬さ ということです。

コースではそれを 交互交互、一球ずつ交互に打つのですから
ドライバーがうまく行けば
アイアンはトップ、ひっかけ
アイアンがうまく行けば
ドライバーはダフリ・天ぷら・右への押し出し(スライス?!)
になって当然と言えば当然なほどの違いです。

空中に浮いているボールを打つ 柔らかいシャフトのドライバー
地面に置いてあるボールを打つ 硬いシャフトのアイアン

練習でもアイアンがボールに届かないトップ
届かせようとして届きすぎるダフリ の頻度が多くなり
ドライバーに似たボールの置き位置ではうまく当たりませんから
徐々に徐々にボールは中、右寄りになってきます。
番手によっても違ってきたりします。

ボールを中に置くと
 トップ・ダフリの上下のミスは減るかも ですが
今度は 右左への左右のミスが増えてきます。
練習・・・は圧倒的にアイアンショットが多いですから
そのアイアンよりも かなり左に置いてあるドライバーにも
その左右方向へのミスが増えてきます。



シャフトが硬い ということは
ヘッドの重さが感じにくい・・・ということでもあり、
アイアンはドライバーに比べ ヘッドが小振りですし
スチールシャフトなので ヘッドのそのものも軽い、
しかも 当たり前ですが、ドライバーよりも短いアイアンで
練習を繰り返すと クラブを振り回すスイングは自然に自然に
体に刷り込まれていきます。

有名メーカーのクラブは間違っていない
最新のクラブは間違っていない
間違っているのは自分、自分のスイングだ と
何が何だかわからなく、ただボールを打ち続けることが向上
を信じて 迷路の深みにはまっていくのです。
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L型ブリストルパター

2018年05月28日 11時42分47秒 | ゴルフ







L型ブリストルパターの最大の特徴は
やはり そのヘッド重量にあります。

平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330~350gです。

470gを超えるヘッド重量は
さまざまな恩恵をもたらします。



まず ストロークの始動が簡単になります。
比較すれば 非常にわかりやすいのですが
軽いパターヘッドでは 自分自身がずっとパターヘッドを
動かさなければならなく、なかなか始動するきっかけが
掴めません。
このヘッド重量があれば パターイップスには
ならないと思います。

次に 重量、重心が見た目通りです。
そのおかげでストロークが非常にスムースに出来ます。
どういうことか というと
昨今流行っている 重心の深い、モーメントの高い
パターヘッドは、理屈上は重心が深いとわかっていても
いざ ストロークする段になると、人間は
打面であるフェースに意識が行きます。
その打面よりも重心が何センチもずれたところにあると
動かしたヘッドに対し、遠心力などは
重心のかかるが故に、重心部が膨らもうとする
働きがかかり、結果 ストロークがループすることに
なってしまいます・・・。



パターは特に 空へとボールを飛ばす必要がないので
重心が深い。。。とか 重心が低い というのは要らないもの。
フォローが出るから なんていう謳い文句にのっとって
重心が深いもの、慣性モーメントの高いものを
選ぶ人が少なくないようですが
うまくいっている人を見るのは少ないですねぇ・・・

もしも フォローが出るというのであれば
重心が深いが 重量が軽いものと
重心は浅いが 重量の重いもの
いったい どっちが そうなんでしょうね…。



ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる~飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は抜群です。



ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1~2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
そんな直進性能を持っています。

意外かもしれませんが、下りや速いグリーンにも
非常に強く、万能選手とも言えますし、
ラフがないような冬の芝状態であれば
グリーン周りからのアプローチにも威力を発揮します。
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ウエッヂの溝とスピン

2018年05月28日 01時39分37秒 | ゴルフ






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使い方にも関連するのかもしれない。

ウエッヂの溝
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多くのゴルファーは
この溝が「スピンを増やしている」と
思ってるんじゃないかな・・・。

それ勘違いというか、反対です。

晴天・乾燥時であれば
ウエッヂの溝は 「スピンを減らしている」
「滑りを抑えているのです」

ロフト という斜めの角度が大きいクラブの場合
溝がないと、ボールとの衝突のエネルギーは
斜めの角度に逃げようとします
それがそのままスピンに化けてしまうのです。

溝があることによって それを食い止めているのです。

ボールが止まる、止まらないは別にして
溝のない のっぺらぼうフェースのウエッヂの方が
乾燥時は 圧倒的にスピンが増えます。
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この溝は非常に有能なものでして
今度は雨天時など 濡れた状況や
異物が挟まりやすい状況では
その異物になるものをどかし
ボールとフェースがちゃんと衝突するように
出来ています。

雨天時ののっぺらぼうフェースのウエッヂを打つと
えも言われぬ感触で
ボールがロフト方向に滑り、打撃エネルギーがボールに
伝わらない 空振りに近いような感触になります。

晴天時の場合ではありますが
ウエッヂの溝がスピンを増やす
そして そのスピンがボールを止める
と盲信してしまっている人は
アプローチショットなどを間違えて覚えてしまいます。

基本、スピンでボールを止める
と言う意識を持つ必要は全くありませんが、
もし、そうしたいのであれば
ボール着弾、着地時にスピンが残っていることが重要で
スピンの量(数値)やロフト角度とは
一切関係ないのです。

ウエッヂをよりロフトを寝かして打った方が
「スピンが利く」 → 「スピンで止まる」と言う意
と信じている人は
ウエッヂではなく 7番アイアンとかで
スピンで止まるショットを体験したことないんでしょうかね


ロフトを増やすような方法でショットした場合
確かに スピンは増えます
しかし、スピンが増えた分、ボールの初速は下がりますので
スピンの解けが速くなり
着弾時にスピンが残っている可能性は落ちますし、
同じ距離を打つのには よりエネルギーが必要になります。
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