できるSpyの鉄則、秒刻みの緻密なミッションを正確にこなすこと。そしてそのために、重要なのは、、、、、そう、
寝坊せずにちゃんと起きること。←あた
りまえじゃん。子供の頃からの教育がこんなところでエリートSpyの養成に繋がってるとは知らなかった。って訳でデキルSpyにとってアラームクロックは
ミッション
の根本を成す非常に大切な特殊兵器なのである。さらに国内各地はともかく海外各地でのミッションも当たり前のSpyにとっては、単に目覚まし機
能だけでなくその携帯性や機能性もまたタイセツなのである。ホテルの時計・Wakeupコールを100%信用しきらない慎重さを持ち合わせるSpyはバックアップ用に信頼できるアラームを必ずスーツケースの片隅にパッキングしていく。そんな愛用のアラームが
BRAUN AB314 RSL。
MOMA(NY近代美術館)のコレクションにも選ばれたBRAUN社の製品を手掛けた巨匠Dieter
Rams(ディーター・ラムズ)。そんな彼の弟子Dietrich Lubs(ディートリッヒ・ルブス)がデザインしたのがこのBRAUN AB314
RSL。バウハウスの流れを汲んだストイックなデザインが光る。そして数々のすぐれた機能がこれでもかというくらい凝縮されている。紹介すると、、、
- アラームオフやスヌーズオンにすると文字盤のバックライトが数秒オンとなる嬉しい機能。さらにこのバックライトは側面のレンズを通して、外部のモノを照ことができミニライトとして使用することも可能。
- 移動中に誤ってアラームが鳴ってしまわないよう、アラームをロックする機能も装備。テロ対策で警戒厳重な中、スーツケースの中で勝手に鳴り出さない機能は人目を避けたいSpyにはこれまた重要。
- 手のひらサイズでABS製のため非常に軽量ながらディスプレーを保護するカバーを装備、しかもこの裏面には世界各地の時差チャートを掲載。
- アラーム音は段階的に大きくなってゆくステップトーン、スヌーズは8分後にまた再度鳴り出す仕組み。
- 電池の消耗度を知ることができる「バッテリーチェックシステム」。電池を入れたときに、最初の8秒間は秒針が2秒毎に進んでから、正常な動き
に戻るが、バッテリーが少なくなるとずっと2秒毎の動きを繰り返すようになる。いつの間にかバッテリー切れでアラームが鳴らなかったという事態を防げる。
- そしてこいつのスゴイところ、一番の売りの機能は赤外線を使用した動作感知機能。Spy業界ではポピュラーなテクノロジーの赤外線機能、肉眼
では見えない"赤外線"を遮ることで反応する機能だが、こいつはこの技術を応用し、アラームをスヌーズしたい時に本体前面のセンサーに手をかざ
すことでスヌーズがONとなるもの。暗闇の中で意識朦朧の中誤ってスヌーズオンでなくアラーム自体をオフにしていたなんていう大失態を防いでくれるスバラ
シイ機能である。
アラームに関するボタンや針、ダイヤルの機能はすべて緑色で統一(ストップボタンが赤)。認識しやすい長針と短針、すっきりしたフォントの文字盤。徹底し
た機能主義のデザイン。これだけのテンコ盛り高機能と人間工学を考慮したデザイン。未だ右に出るものなしである。もち、MI6の同僚、CIAのできるや
つ、皆の愛用品である。
だが、これを上回る仰天の機能を搭載したアラームクロックを先日発見した。まさに究極のアラームクロック。さてその正体は。。。
(次回に続く)
次回はその究極のアラームクロックの正体に迫る。しばしお待ちいただきたい。
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