Speed Bird:Tokyoボンド&ボンドGirlのCoolなSPYスタイル

グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

クリエィティブクラスの世紀

2007-04-22 15:28:10 | SpyなBook
米国ではベストセラーになったりと結構評判で有名だったけど、何故かなかなか日本では翻訳されてこなかったリチャード・フロリダ教授(ジョージメイソン大学教授)の本。4月に翻訳・出版されたのが彼の「クリエィテイブクラスの世紀(『The Flight of The Creative Class』)」という本。それを今読んでいるところ。

彼が2002年の著作『The Rise of The Creative Class』の中で考察した新しい階層が「クリエィティブクラス」。フロリダによれば世界経済は「クリエイティブクラス」と呼ばれる新しい価値観を共有する人材がリードする、クリエィテイブ経済の段階に入ったという。

彼の言うクリエイティブクラスはアーティストや建築家だけではなく、科学者や大学教授、シンクタンク研究者なども含めてこれをコアなクリエイティブクラスとし、さらにハイテクや金融など、専門的分野で知識集約型の職業についている人や起業家も含まれる。つまりはその仕事の創造性が重要ということになる。

フロリダによれば、米国では労働市場の3分の1がこのクラス。 これまで社会階層の分類としては、ブルーカラーとホワイトカラーや、知識階級と労働階級、あるいは大卒、高卒といった分け方をしてきたが、それを“クリエイティブ”な業務にかかわる層とそうでない層に分けて経済や社会を眺めてみるというのが彼の視点。特にクリエィテイブクラスの集まる都市の成長は、そうでない他の都市をを引き離しており、彼らの果たす重要な役割を指摘している。

ミクロレベルだとイノベーションが大事議論と何が違うの?という指摘もあるだろうが、マクロ的に考えれば新しい視座を与えるものと思われる。

カーデザインで有名なあの人も注目しています。

リッツカールトン東京に寄り道

2007-04-14 10:53:08 | Spyなグルメ
帰り道、ふらりとリッツカールトンのバーに寄り道。

エレベーターにて45階までダイレクトにアクセス。途中耳を抜くのをお忘れなきよう。
エレベーターを出ると10M位はありそうな高い天井のロビーラウンジ。バーは左手奥にカウンター。45階で確かに眺めはいいがちょっと柱?が太すぎて、せっかくの眺望が遮られているのが惜しいところ。デザインなのか構造上の問題なのか分からないが。

20時まわった位の時間だったがラウンジもバーもほぼ満席。辛うじて空いていたバーのカウンターに滑り込み、モヒートをオーダー。

カ ウンターに座り振り返ってロビーの方を見たが、オープン間もないが故か、かなりの混雑と雑多な客層。どうみてもリッツカールトンらしくないヤンキーのガキ のグループがコーナーのソファ席を占領して横柄にウェイターの人を呼びつけていたり。有名になればそれだけいろんな客層が来る訳でブランドの難しさという ところか。

自分が初めてリッツカールトンに泊まったのは香港。まだ日本には進出していなくて今のように有名ではなかった頃。こじんまりし た、静かで、家に帰ったような不思議な落ち着き感があった。隠れ家の様な感じがとても好きなホテルだった。最近の日本でのRCはなんかゴージャスさが強調 され過ぎている気がする。まぁ余計なお世話か。

それにしても訪れる人の多いこと。バーテンダーの方も余りの客の多さに脇目もふらずにひた すらカクテルつくりにいそしむ。ちょっと手が空いた時に先方も気になっていたのか話しかけてきた。本当はお客様とゆっくり話しながら相手をしたいのです が、、との事。ここは130席近くあるらしい。そこを一人でまわしているのだから気の毒。彼は前は目白のフォーシーズンズにいたらしい。もう少ししたら落 ち着くといいですね、なんて慰めてみたりして。

個人的には、雰囲気や眺め等、総合的に考えるとパークハイアットのNYバーの方が好きかな。ここはロビーに面しているためでもあるがちょっと明るすぎという感じ。

ちなみにデート利用前に値段の相場感を掴みたい諸兄の為にお知らせすると、モヒートは1800円、これにミュージックチャージが2500円とサービスチャージ10%で180円ついて4480円也。健闘を祈る。

ダニエル・クレイグにジェームス・ボンド名の本物パスポート発行される

2007-04-01 21:51:42 | SpyなMovie
英国The People誌によると、イギリス内務省では、俳優ダニエル・クレイグに007シリーズの役名ジェームス・ボンド名義の本物のパスポートを発行していたことが明らかになった。

英国政府は「テロリストの手に渡らないよう、プロデューサには撮影終(了後返却するよう伝えている」と語っており、内務省のジョン・リード氏は、「当局では、こういったパスポートは使用後すぐに返却・破棄することが求められています」と語っている。

(「パスポートは返却しましょう」と語るリード氏)

しかし、映画プロダ クションのEonは「当局から、(返却・破棄といった)要求はされていないので、我々は永久に保存しておくつもりです」とのこと。

最初は、エイプリルフールのネタかと思ったのですが記事日付をみると3/25になっているので違うみたいだ。
こういうジョークっぽい話を格調高くネタにしてしまう英国政府のセンス、結構好きです。







Transporter 2

2007-04-01 03:18:14 | SpyなMovie
久しぶりにDVD借りて映画の夜を過した。
借りてきたのはTransporter2。

あのリュック・ベンソン監督の作品。フランクことジェイソン・スレイターが演じるクールなプロの運び屋。曰くつきの危ないブツを運ぶのが仕事の彼 が今回引き受けたのは6歳の子供の送り迎えという安全な仕事、のはずだった。。

って出だしで始まるこの映画、主役はもちろんジェイソンの切れのよいアク ションだが、もう一つの主役は彼の愛車Audi A8 W12 Quattro。パワフルにこのAudiが走り回るシーンが随所で見所となっている。響き渡るエンジン音が快感。


あとオードリー・ビリングス役のアンバー・バレッタ。結構好みの女性です。どこかで見た事あるな、と思ってたら、何年か前のHitchっていう映画(ウィル・スミス主演。邦題は忘れた)にも出ていた人だった。今回は依頼主の奥様役で母親役だったけど、魅力はかわらず。


ちなみに主役のジイソンはイギリスの飛び込み競技選手で世界選手権にも出場の実力だったらしい。彼は1967年生まれ、007のダニエル・クレイグは1968年生まれと、今はこの世代のイギリス男がクールってことか。