上記リンク先の鈴木氏によれば、ミルグラムの概念は
「社会において人間同士がどのように結ばれているのかを明らかにする概念で、6人の共通の知人の連鎖を介せば、世界中のすべての人間と間接的な知人関係を 結べる、という考え方である。例えば、自分に10人の知人がいるとして、その知人にも10人の知人がいるとする。これを6回繰り返すと、自分には1000 万人の間接的な知人がいることになる。ここで知人関係をそれぞれ20人だとすると、間接的に20の7乗つまり12億8000万人の知人が存在することにな る。こうしたことから、昔から、少ない知り合い関係の連鎖で(つまり少ないホップで)世界中の人間すべてと間接的な友人関係を結べるのではないかといわれ てきた。」
とのことです。ミルグラムはちゃんとこれを実験で検証したようで(偉い!)、それは、ネブラスカ州の160人の住人をランダムに選択し、それぞ れの知人へ手紙を転送しながら、ボストン在住のある人へその手紙を届けるよう依頼したというもの。その結果、ほとんどの手紙が5段階か6段階の知人を経るこ とでゴールのあて先に届いていることが分かったらしい。同じような発想で映画マニアの間では「ベーコン数」なるものがあるらしくこれもまた非常に興 味深いです。
ホント世の中狭いよね、最近それを実感してます。このブログも何人かを介してきっと知っている人に繋がっているんでしょうね。
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