Speed Bird:Tokyoボンド&ボンドGirlのCoolなSPYスタイル

グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

タワシタ@東麻布

2006-07-30 20:24:06 | Spyなグルメ
7月のとある平日。いってきました、タワシタ。
記事をupしようと思っていましたが、すっかり遅くなってしまった。

2006年3月にオープンしたという「タワシタ」は極秘ミッションの多いSpyにとっては、うってつけの隠れ家。事前に得た情報は東京タワーの足元にあるということ、飯倉の交差点近くとか赤羽橋近くとかいうこと、etc。
正確な地図も電話番号もなし。しかしここで諦めてはMI6の名が泣く。あらゆる情報とハイテクを駆使して、その場所を突き止めた。

その店は看板などまったくない雑居ビルの2階。ここがその店と確信がもてるのは、エレベータ横のメールボックスについている「タワシタ」の名刺があることだけ。これが見つけられないとかなり勇気が要るに違いない。ビ ルのエレベーターから2階に上がると、すぐに店エントランス。マンションの一室につくったような感じのこじんまりしたレストランだ。

プロデュースはあの有名な放送作家の小山薫堂氏。そして支配人はAZABU HAUS出身の 佐藤氏、料理長は佐藤氏がKIHACHIで一緒だった十文字氏。

ここの、売りの一つは東京タワーへの眺望。ただしこれを眺められるのは窓際席のみ。窓から奥に長い形状の店なので、窓際席は事前RSVが必須かと思 われる。ただ、店の作り自体は普通のレストラン。ゴージャスでも、インテリアや建築が凝っている訳でもない、普通の感じ。あまり隠れ家=インテリアがすご い、なんていう先入観を持っていくと肩透かしをくらう。でも、あくまでそれはユーザーの勝手な思い込み。知ってる人だけがくる、こじんまりしたお店という のもいいかもしれない。

渡されたメニューが、美しい。スケッチブックがメニューになっていて、水彩画で手書きのイラストがメニュー。食材の簡単な解説までついていて絵本見 たいに読んでいるだけでも楽しい。こういうサービス、嬉しいね。ワインリストは多くが6,000円~8,000円中心でメニューとの相性もよさそうないい 感じのワインが並ぶ。今回は、蒸し暑い日で喉を刺激したかったのでシャンパンを頼む。テタンジェをオーダー。

料理は、イラストを見てるとどれも美味しそう。内容的にはイタリアンとかフレンチに偏ることない、フュージョン系の料理。頼んだ皿はどれも美味しく楽しめた。

かなり見つけにくい店だが、その日は水曜だというのに満席。相当な賑わい。ネットで他の人のブログ見てると、結構芸能人系も多い様子。その日は見なかったが(気づかなかっただけか?)
まぁ、芸能人がすきそうなお店ではある。が、本当にこじんまりした店なので、入り口横の個室でなく、フロアの方で食事しようものなら、確実に目立つだろう。

そういう意味で、店自体は隠れ家ですが店の中ではまったく身の消しようがありません。真の極秘ミッションには使いづらいか(苦笑)




ABSOLUT ICEBAR TOKYO@西麻布

2006-07-29 16:51:08 | Spyなグルメ
久しぶりに晴れて夏の夜らしくなったある晩のTOKYO。熱った体を夜風で冷やすのもいいけど、この真夏の暑さの中、北極圏並の氷点下の世界がここ東京にはある。 以前紹介したICEBARへやっと行ってきた。

BARのドアをあけると、まずクロークがある。といっても荷物を預ける為ではなく、ここで耐寒用のエスキモーの着るようなフード付きコートをもらうため。手袋も勿論あり。

そしてその横のドアをあけて踏み込むとそこは氷で作られたBAR。そして氷点下の世界。さっきまで熱かった体が一気にクールダウン、どころか芯から冷えてくる。

カウンターでカクテルをオーダー。グラスはもちろん氷でできたグラス。

ここの壁やカウンター、椅子までも全てが氷。しかもこの氷、わざわざSwedenのTORNE川というところから運んできたものらしい。この氷わ ざわざもってくるだけあって、素晴らしい透明度。ガラスのように透き通っている。お店の方の話では氷のグラスも同じようにTORNEから運んできているも の。ただグラスは使用上衛生管理が必要なのでちゃんと検疫を通してきているとのこと。大変な手間がかかっています。


写真にも写っているように壁に鳥のレリーフが飾ってあるのだけど、この鳥の絵の部分は雪で書いてあるらしい。この鳥を描いているのはSwedenの雪なんだと思うとちょっと感動。

始めはあまりの寒さに凍えたけど時間が経ってくると体がだんだん慣れてきます。お店の人の話ではフードはかぶっておいたほうが熱放射が少ないため体が冷えにくいようです。が、氷の椅子は流石に冷たすぎで長時間は座れませんでした。

45分の入れ替え制のようですが、多分45分以上はいるのは辛いかな。それでも真夏にこの氷の世界を楽しめるのは素晴らしい。Swedenの白銀の世界を思い浮かべながら飲むウオッカカクテルは格別。

M&L@中目黒

2006-07-22 18:50:20 | Spyなグルメ
なんかずっと梅雨みたいな天気。

夕方中目黒の駅を降り目黒川沿いを散歩していていい店発見!ハワイアンカフェでインテリアがオールドハワイアンなクラッシックな作りでとっても落ち着きます。

ウッディなインテリアとゆるりと流れる静かなハワイアンミュージックが☆☆☆。お気に入りのハワイのローカルビール、コナビールもあるしね。2階の目黒川を見下ろすテラス席でコナビール飲んでます。川沿いの桜の木の緑が癒してくれます。

梅雨空を忘れて少しだけハワイな気分。夜になるとテーブルにはオイルランプ置いてくれます。脱日常な時間。2階のテラス席がおすすめです。


DUBLINERS@虎ノ門

2006-07-21 21:14:34 | Spyなグルメ
今仕事の合間。ボスに説明することあるんだけど多分時間がとれるのは1時間後位か。なので職場抜け出して近くのアイリッシュパブへ。フィシュ&チップスにギネスをオーダー。コレが今日のディナー。偶然かCOLDPLAYがかかっている。プチハッピー。やっぱりいいねー。今週仕事ハードな日々が続いているけどcoldplayで少し元気回復。もう少しがんばるかな。


COLDPLAY LIVE@インテックス大阪

2006-07-16 08:26:47 | SpyなMusic
待ちに待ったライブ。日帰りで行ってきました!

もう最高。スタンディングだけど、A1ブロックっていうステージ正面最前列のブロック。なんとステージの5m位前。

最高のステージに鳥肌たちました。
芸術的なライティング、静と動の巧みな組み合わせ。
ライブのよさが本当に実感できるバンドです。

yellowの時は客席後ろから大きな黄色いバルーンが何個も転がってきて皆でたま転がしみたいに頭の上で転がしたり。
in my placeやyellowは皆で合唱の盛り上がり。ステージとの一体感ある素晴らしいライブでした。

来週は水曜あたりに武道館でライブあるようです。もう一度見に行きたい。DVDで見たライブも良かったけどやはり体で感じるこの雰囲気には変えられない。本当に素晴らしいバンドです。

アンコールの最後はfix you。心に染みるいい曲です。
うしろの外人さんがi love this song!って叫んでました。

YOUTUBEでthe scientistのライブ版がみれます。
http://www.youtube.com/watch?v=_7OQSl4FdJE&search=Coldplay

アンコールで使われた曲もご紹介。
in my place
http://www.youtube.com/watch?v=vcrM-LcEIFM&search=Coldplay

fix you
http://www.youtube.com/watch?v=BgRQ2G-CogI&search=Coldplay

見てるだけで昨晩の興奮が思い出されます。。

Un Homme et Une Femme

2006-07-09 12:36:14 | SpyなMovie
土曜の夜、久しぶりに映画を見る。選んだのはHDDに録画したままになっていた「男と女」。

妻に自殺されたレーサーの男(ジャン・ルイ・トランティニヤン)と、スタントマンの夫と死別した女(アヌーク・エーメ)が、お互いの過去に引きずられながらも惹かれあっていく姿を描いたクロード・ルルーシュ監督の代表作。アカデミー賞外国語映画賞、オリジナル脚本賞、そしてカンヌ国際映画祭パルムドール(グランプリ)を受賞。

映画はモノクロとカラーの映像が場面により使い分けられる斬新な手法。そこに誰もが聞いたことはあるフランシス・レイのボサノヴァ風の名主題曲が重なる。

なんと言ってもアヌーク・エメが美し過ぎる。冒頭で、海風に吹かれる髪をかきあげながら子供に童話を話すシーンに最初から引き込まれる。仕草や振る舞い、目の表情で語る大人な女性の美しさ。

好きなのは海辺のシーンの美しさ。光の優しい感じが素晴らしい。そしてジャン・ルイがレース後、彼女の愛の告白のメッセージを受け取り、彼女のいる海岸へ車を走らせたシーン。海岸に着いて彼女に向けてパッシングライトで合図。砂浜を彼に向かって駆け出し、走り寄って抱擁する彼女の後ろ姿。台詞は何もなくその時の彼女の表情も写らない。でもその感情は彼女の走り寄る姿で十分伝わってくる。

死んだ夫の回想シーンででてくる彼女の輝くような楽しげな表情が現在の落ち着いた表情と対象的。そんな所で今の男との間で揺れる彼女の心理を観ている者に感じとらせる巧妙さ。後から知ったのだけど彼女はこの映画の後その夫役と結婚したんだとか。だからあの表情は演技ではなく本心だったかななんて考えもできるが、それはそれでまた素敵な話。

全てに美しく、心動かされる映画。


カンヌ国際広告祭2006

2006-07-04 12:54:29 | Spyなetc.

今年53回目を迎えた世界最大の広告祭、カンヌ国際広告祭2006

毎年この広告で賞をとるCMを見るのが楽しみなのだが、今年はギネスがグランプリとのこと。うーん、またギネス飲みたくなりそうです。広告をとった作品はこちらから↓

Guiness
(トップの写真はこのCMの一場面)

*表示されるページでハイレゾかローレゾか選ぶ黄色のアイコンがあるのでそこをクリックすると Quicktimeが起動してCMが見れます(以下のCMも同様です)

ギネスなら、ここまで待つ甲斐がある、っていうことなんですね。。納得、です。

アワード受賞作品のページにいくとグランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズの各作品が見れます。が、全部見るのは膨大な作品数なので結構大変でした。かなりの体力要ります。

で、時間を節約したいという方のために独断と偏見でSpy好みの作品をいくつかピックアップしてみました。

まずはGoldの受賞作品から。

SONY BRAVIA LCD TV

これCGじゃなくって、本当にボールを転がしたらしいです。撮影現場見てみたかったですね。


次はSilverの作品から。

UNILEVER BESTFOODS KNORR SOUPS

うーん、なかなかロマンチックですね。あったかい感じがつたわってきます。

AMORA HOT KETCHUP

ちょっとのホット ケチャップが一大事に。それほど効くので気をつけようっていうことですね。昔風の映像がいいです。

そしてBronzeからは、

BUENOS AIRES ZOO

うーん、このやさしい感じのCMの雰囲気好きです。今回の一連の受賞作品の中で一番好きな作品かな。

LAND TRANSPORT NEW ZEALAND

こちらは、公共CM。非常に痛いくらいわかりやすいCMですね。 

そして今年特筆されるのは、この広告祭のチタニウム部門において、設立間もない日本のクリエイティブ・エージェンシーであるデザインバーコード社が出品した「デザインバーコード」が選ばれたこと。

広告祭のカテゴリーには9カテゴリー(メディア、プロモ[新]、サイバー、ダイレクト、フィルム、アウトドア、ラジオ、プレス、チタニウム)があり、エントリーは、世界81カ国、合計24,863作品に及ぶ。そのうちチタニウム部門への応募は203作品。上記のCM群はFilm部門の作品。

カンヌ国際広告祭のチタニウム部門とは、目まぐるしく変化する広告環境をいち早く捉え直し、3年前に新設されたカテゴリーで、「革新的なクリエイティブのみ」に与えられる賞。その特性上、毎回ファイナリストに名を連ねる数が極端に少なく最難関といわれているとのこと。

デザインバーコードとは、読取機能をそのままにバーコードにデザイン性を加えたもので現在カルビー、ワコールなど18社がデザインバーコードを実際の商品に搭載。無機質だったバーコードを消費者コミュニケーションの道具に変身させ、企業横断的に定着させたこと、また購買活動を楽しくした点を高く評価され受賞となった。デザインバーコード株式会社は、2004年7月に設立したばかりのクリエイティブ会社で、社員数はなんとわずかに4名。大健闘に拍手!!


三州屋

2006-07-02 14:31:11 | Spyなグルメ

大学の同期とひさしぶりに集まることに。某商社勤務のMに、銀座で安くて旨いトコ!とリクエストしておいたら、彼が連れて行ってくれたのは、銀座2丁目にある居酒屋「三州屋」。

場所は銀座の並木通り。

ん?並木通りに居酒屋なんてあったっけ?と思うかもしれないが、それがあるのだ。並木通りをアフタヌーンティーを左に見ながら通りを進んで数十メートル越えたあたりで左側に入る小さな路地がある。その突き当たりにあるのが白い暖簾のかかったレトロな一軒家の居酒屋、三州屋である(1968年創業らしい)。なんだかここの路地だけ時間が止まった感じの雰囲気。

暖簾をくぐって入れば、そこはおじさん中心に既に満員のお客様。居酒屋スタイルで6人がけテーブルに相席となる。店内にはお品書きの短冊がずらりとぶら下がる。どれも安い。隣のおじさんが食べていたフライが美味しそうだったのでさんまのフライや空豆の唐揚、刺身、等々いろいろ注文。フライはどれもさっくり揚がっていて旨し。他も安くてうまいものばかり。飲んで食べて一人4000円しないのは流石。

銀座でDazzleみたいな店で過す時間ももいいが、こういう対極的店でワイワイ飲むのも楽しいところ。店を切り盛りする、たくましいおばさん達のぶっきらぼうな接客もこの店の特色。これまたDazzleのホスピタリティと対極的。いまどきこういう店もかえって貴重な存在か。大人のSpyなら、そんなサービスも舞台の一つ、と楽しんで見れる余裕をもちたいところ。

ps
当然、そんなお店なので、webサイトなんて面倒なものは運営しておりません。興味のある方は上記記事をヒントに探してみてください。