Speed Bird:Tokyoボンド&ボンドGirlのCoolなSPYスタイル

グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

Quantum Of Solace

2008-03-01 11:39:19 | SpyなMovie
大ヒットの前作カジノロワイヤルに続く007の22作目は2008年11月7日公開予定で、タイトルは「Quantum Of Solace」(直訳すれば、「なぐさめの分け前」)となるとのこと。


「Quantum Of Solace」は、原作者イアン・フレミングが1960年に出版した短編集「ユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)」(邦題:読後焼却すべし)の中に収録されている短編小説で、邦訳では「ナッソーの夜」という題名がつけられている。

プロデューサーのマイケル・G・ウィルソン氏は、アクションの量が『007/カジノ・ロワイヤル』の2倍になる、と語っている。本作のストーリーは『007/カジノ・ロワイヤル』のエンディングでボンドが恋人べスパーを殺されたところから続くものらしくボンドの復讐的なところがはじまりの様子。

メインのボンド・ガール、オルガ・キュリレンコは、武器トレーニングや、空で戦うシーン向けのトレーニング中で、MI6 部員役のジェマ・アータートンは既にジェームズ・ボンドとのラブ・シーンを撮影しているとのこと。


監督には「君のためなら千回でも」(2月9日公開)のマーク・フォースター。ボンドの敵役は現在公開中の「潜水服は蝶の夢を見る」でも注目のフランス人俳優マチュー・アマルリック演じるドミニク・グリーンで、そのキャラクターは「トニー・ブレアの微笑と、ニコラス・サルコジのクレージーな目をもっている」(マチュー談)とのこと。

公開が今から楽しみ。

BBCの記事はこちら
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7206997.stm


「ONCE ダブリンの街角で」を見てきました

2007-10-27 20:19:17 | SpyなMovie
先日のブログにも書いた「ONCE ダブリンの街角で」。木曜に六本木ヒルズで東京国際映画祭の一つとして上映されたものを見に行ってきました。幸運にも関係者筋からチケット入手できたので。

前評判もよかったし、サンダンスでも観客賞をとっていたし、そこそこ期待して見に行った。で、見た感想はと言うと、、、

そこそこどころではなく完璧に素晴らしい映画でした。 自分の今までみた映画の中ではベストです。 人それぞれ好みはあると思うけど、自分には完全にツボにはまった感じ。

決して派手な演出もなく、シンプルに淡々とつくりあげられた感じ。主演の二人も本職は俳優・女優ではなくミュージシャンだし。でも、じわーーーっと暖かい感動の映画です。 これは是非皆さんにも見てもらいたいです。 特に音楽好きな人にはたまらないかも。どれもいい曲ばかりです。映画を見た後はサントラ買いたくなること間違いなし。

当日は主演のグレンとマルケタの舞台挨拶もあって、映画の中と変わらない二人の素顔を見ることができた。 この映画、初めはサンダンスにも出品しようとしたけど見向きもされなかったそうです。で、なんとかアイルランドのとある映画館でなんとか上映にこぎつけたら、たまたまそこに来ていたサンダンスの関係者が見て、是非サンダンスで上映を!ということになり、それからこの映画のサクセスストーリーが始まったらしい。全米でも2館から140館まで口コミで人気を博していったというのが映画を見てわかるような気がした。

上映後、ヒルズアリーナで行われたプレミアムライブも最高でした。 Falling Slowlyの曲、最高ですね。今ipodでヘビロテ中です。 うまく説明できないけど、とにかく一押しの映画です。 つべこべ言わずにとにかく見に行くべしです。

Once ダブリンの街角で

2007-10-08 13:36:58 | SpyなMovie

先日ドライブ中にJ-WAVEで紹介されていた映画、「ONCE ダブリンの街角で」。

Spyもこれまで海外ミッションで何度も足を運んできたダブリン。そんなダブリンを舞台にした映画というだけでも見に行きたいが、かなり前評判も高い様子。

全米でわずか2館の公開から、観客の口コミで、140館まで上映館を増やし、一館あたりの観客動員数において『パイレーツ・オブ・カリビアン/ ワールド・エンド』などの大作をしのぐ大躍進を見せたらしい。

ストーリーはというと、ケルティク・タイガーと呼ばれる奇跡的な経済成長を遂げるアイルランドの首都ダブリンで、地元のストリート・ミュージシャンと移民の若い女との間に生まれる、音楽を通したラブ・ストーリーという設定。

この作品のキーとなる二人は、国内チャートで1位を獲得するアイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムス(THE FRAMES)のフロントマン、グレン・ハンサードと、彼が実際にプラハのツアー中に出会い、自身のソロ・アルバムでも共作・共演したチェコのマルケタ・イルグロヴァ。
監督は、ザ・フレイムスの元ベーシストという音楽家として実績のあるジョン・カーニー。

いわゆるインディーズ系の低予算映画。主演のグレンも初めは出演予定ではなかったが当初予定の俳優が予算の都合で使えなくなり代打で出ることになったらしい。相手役のマルケタも、グレンが監督に誰かいい女優がいないか?と尋ねられて紹介したことがきっかけらしい。

映画サイトでTrailerが見れるが、そこに映る映像は懐かしい風景ばかり。ダブリンの銀座並木通り(あるいは表参道?)ともいえるショッピングストリートのグラフトン通り。

そしてダブリン郊外の美しい海岸線、キライニーヒルの風景(ここは有数の高級住宅地でU2のボノやエンヤも住んでいると聞いた記憶)。

サントラも相当な売れ行きらしく、アイリッシュな響きに溢れるアルバム。ろうそくの炎のゆらめきのような温かみのあるサウンド。こちらはitunesで早速ダウンロード。当面はこちらで楽しんでおこうかな。

公開は11/3から。東京国際映画祭でも上演予定らしい。
映画鑑賞後はアイリッシュパブで余韻に浸ることを計画中。

映画のURLはこちら
http://www.oncethemovie.jp/

 


The Bourne Ultimatum

2007-05-26 13:19:24 | SpyなMovie
スパイ業界人の間では評判の高い、Bourneシリーズの最新作、"The Bourne Ultimatum"がいよいよ8/3に海の向こうでは公開される。日本でもこの夏に公開か?Trailerも上記サイトで公開中。


マット・デイモン が、ジェイソン・ボーン役でアクションスターとしての地位を確立した『ボーン・アイデンティティー』(過去記事参照)と『ボーン・スプレマシー』(過去記事参照)に続く第三作目。このシリーズが予想を上回る?大ヒットをしたのを受け、プロデューサーのフランク・マーシャル は、第5弾までシリーズ化する意欲を覗かせているらしい。ロバート・ラドラム の原作本を映画化した同作は、今回のThe Bourne Ultimatumで終了するが、既にライターが4、5弾までのシナリオ作成が可能だと発言。デイモンが続投を決めれば、第5弾で物語を完結させとのこと。


Trailerを見ても今回も期待できそうな作品。新ボンドシリーズもこのボーンシリーズの影響を受けたということもあるし(過去記事参照)、その意味でも興味深いこのシリーズ。まだ見ていない人は是非。


ストーリー的には1作、2作と見ておいたほうがより背景への理解ができると思うので、1、2作目がまだの人は今のうちにDVD見ておくことをお勧め。

早く見たい!!


ダニエル・クレイグにジェームス・ボンド名の本物パスポート発行される

2007-04-01 21:51:42 | SpyなMovie
英国The People誌によると、イギリス内務省では、俳優ダニエル・クレイグに007シリーズの役名ジェームス・ボンド名義の本物のパスポートを発行していたことが明らかになった。

英国政府は「テロリストの手に渡らないよう、プロデューサには撮影終(了後返却するよう伝えている」と語っており、内務省のジョン・リード氏は、「当局では、こういったパスポートは使用後すぐに返却・破棄することが求められています」と語っている。

(「パスポートは返却しましょう」と語るリード氏)

しかし、映画プロダ クションのEonは「当局から、(返却・破棄といった)要求はされていないので、我々は永久に保存しておくつもりです」とのこと。

最初は、エイプリルフールのネタかと思ったのですが記事日付をみると3/25になっているので違うみたいだ。
こういうジョークっぽい話を格調高くネタにしてしまう英国政府のセンス、結構好きです。







Transporter 2

2007-04-01 03:18:14 | SpyなMovie
久しぶりにDVD借りて映画の夜を過した。
借りてきたのはTransporter2。

あのリュック・ベンソン監督の作品。フランクことジェイソン・スレイターが演じるクールなプロの運び屋。曰くつきの危ないブツを運ぶのが仕事の彼 が今回引き受けたのは6歳の子供の送り迎えという安全な仕事、のはずだった。。

って出だしで始まるこの映画、主役はもちろんジェイソンの切れのよいアク ションだが、もう一つの主役は彼の愛車Audi A8 W12 Quattro。パワフルにこのAudiが走り回るシーンが随所で見所となっている。響き渡るエンジン音が快感。


あとオードリー・ビリングス役のアンバー・バレッタ。結構好みの女性です。どこかで見た事あるな、と思ってたら、何年か前のHitchっていう映画(ウィル・スミス主演。邦題は忘れた)にも出ていた人だった。今回は依頼主の奥様役で母親役だったけど、魅力はかわらず。


ちなみに主役のジイソンはイギリスの飛び込み競技選手で世界選手権にも出場の実力だったらしい。彼は1967年生まれ、007のダニエル・クレイグは1968年生まれと、今はこの世代のイギリス男がクールってことか。

007 CASINO ROYAL

2007-01-27 02:31:58 | SpyなMovie
遅ればせながら、先週末に最新作007のCASINO ROYAL見てきました。

ダニエル・クレイグのボンド、クールでいいね。
アクションの切れもよく、全体的に原点のボンドシリーズに戻った印象。台詞もニヤリとさせられるカッコよさ。キャラクター設定もなかなかいい感じだね。今までとは違ったカッコよさで、イメージチェンジにも成功している。


お約束のボンドカーのアストン・マーチン、まさに走る芸術品。別に特殊装備がなくっても充分魅力的な車です。


映画全体が今後の新しいボンドシリーズのプロモーションビデオのような感じ。次回作に大いに期待。

それからボンド ガールのエバ・グリーンも美しい。さすがアルマーニのモデルって感じ。知的な美しさの中に潜む陰の雰囲気が今回のヴェスパー役にぴったりはまってる。彼女の黒髪、きれいだよね。




そして今回特筆?すべきは、映画の中で、ボンドが敵を追ってマイアミ空港で追跡しているシーン。X-RAYのところのシーンでなんと英バージングループの会長のリチャード・ブランソンが映ってた!!

ちょうどX-RAYのところで彼が両手を水平に広げてボディチェックか何かされているところがチラリと映る。ほんの一瞬しか映らなかったけど、あの髭顔でニヤリ としていたのですぐにピーンときた。


見たときは、まさか、、とは思っていたが、帰宅してからネットでぐぐったらやっぱりそのよう。なんでも 彼は大のボンドファンらしく、プラハのロケで航空機材を貸してあげたとかで、その見返りにではないですが、チョイ役で出演となった模様。

うーーん、流石。俺も出てみたい。

マッチポイント

2006-08-18 10:43:44 | SpyなMovie
見たい映画なので、ちょっとブックマーク。
8/19から公開の「マッチポイント」。

「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソンン主演、ウッディ・アレン監督の映画。この組み合わせを聞いただけでも興味津々。

映画情報サイトからひろってきた話をまとめると以下の様な感じ。ますます見に行きたくなります。

まず、内容はというと、、

「アニー・ホール」「マンハッタ ン」のウッディ・アレンがニューヨークを離れ、イギリスで作り上げたラブ・サスペンス。ロンドンの上流社会を舞台に、元プロテニス・プレイヤーの野心家ク リスが、成り上がり、そして転落していく様を、結婚や仕事の成功など人生における様々な決断を通して辛辣に描く。主演クリスには「M:i:III」のジョ ナサン・リース・マイヤーズ。クリスの運命を狂わせるノラにはスカーレット・ヨハンソン。

というストーリー。

なんといっても、気になるのは、近年、実力と美貌を兼ね備えた若手女優として引く手あまたのスカーレット・ヨハンソン。

まぁ、“魔性”のとか"小悪魔"なんて形容詞がついてしまったりする彼女だが、まだ21歳。

けれども、その年齢に不釣合いなほどグラマラスなルックス&「男は30歳以上に限る」といった発言で、なにかと話題度の高い彼女。

そんな彼女の今回の作品も、その小悪魔っぷりがいかなく発揮されているらしい。

ヨハンソン演じるノラは、ジョナサン・リース・マイヤーズ演じる主人公クリスの前に現れたかと思うと、クリスは結婚も間近な恋人のある身ながら、ノラの魅力に抗えずに不倫の世界に足を踏み入れてしまうという役どころ。

しかも、監督のウッディ・アレンは彼女をいたく気に入った模様で、早速次回作「Scoop」でも彼女を起用しているし、今秋公開の「ブラック・ダリア」 (ブライアン・デ・パルマ監督)でもヨハンソン演じるケイは、恋人の親友を惹きつけてしまうという役どころ。男を狂わせ、悩ませる役ではハリウッドNo1 といったところか。

彼女がマッチポイントでどんな魔性ぶりを演じてくれるか、非常に楽しみな作品。

そんな彼女の歴史を以下でちょっと概観。
その小悪魔っぷりを堪能してください。

私生活で噂になった主な相手(その関係)と年齢差
ジャレット・レト(恋人→破局) +13歳
ベニチオ・デル・トロ(噂のみ) +17歳
ジョシュ・ハートネット(恋人・現在進行形) +6歳
スカーレット・ヨハンソン

2001年 「ゴーストワールド」「バーバー」出演
個性的な2作品に出演。特に後者では、ビリー・ボブ・ソーントン演じる中年男を魅惑し、翻弄する少女役。コーエン兄弟は彼女の魔性の素質にいち早く目をつけた?
2003年 「真珠の耳飾の少女」「ロスト・イン・トランスレーション」出演
両作でゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にそれぞれダブルノミネートの快挙(「ロスト~」で英国アカデミー賞を受賞)、一気に人気と名声が高まる。以降、プライベートも注目される存在に
2004年 5月 この年の2月、アカデミー賞授賞式出席のために滞在していたホテルにて、「ベニチオ・デル・トロとエレベーターの中で淫らな行為をした」と告白。「年上の男性にしか興味がない。男は30歳を過ぎないとダメ」と発言
2005年 1月 キャメロン・ディアスの元彼、ジャレッド・レトと交際
6月 プレイボーイ誌で「夢はカーセックス」と語る。また、この時期に「ブラック・ダリア」で共演したジョシュ・ハートネットと恋仲
7月 「アイランド」撮影中、ベッドで目覚めるシーンで自ら「下着をはずすこと」を要求。「下着をつけたまま寝る女性なんていない」とリアリティを追求した彼女だが、年齢制限を設けられたくない製作者側に説得され、渋々下着を着用
8月 「アイランド」で共演したユアン・マクレガーのキスにダメだし。「まるで16歳の学生みたい」
前年のベニチオ・デル・トロのエレベーターセックスはウソだったと否定。あまりの反応の大きさに、その話がずっと自分にまとわりつきそうだったからだとか
12月 「マッチポイント」ロンドンプレミアでドレスがセクシーすぎるとウッディ・アレンに注意を受ける
2006年 1月 人気バンド「ハード・ファイ」のボーカル、リチャード・アーチャーとの不倫疑惑
2月 ヴァニティ・フェア誌でキーラ・ナイトレイとともにヌード
3月 米男性誌FHMが選ぶ毎年恒例「世界でもっともセクシーな女性100人」で1位に


以上、出典:eiga.com

Un Homme et Une Femme

2006-07-09 12:36:14 | SpyなMovie
土曜の夜、久しぶりに映画を見る。選んだのはHDDに録画したままになっていた「男と女」。

妻に自殺されたレーサーの男(ジャン・ルイ・トランティニヤン)と、スタントマンの夫と死別した女(アヌーク・エーメ)が、お互いの過去に引きずられながらも惹かれあっていく姿を描いたクロード・ルルーシュ監督の代表作。アカデミー賞外国語映画賞、オリジナル脚本賞、そしてカンヌ国際映画祭パルムドール(グランプリ)を受賞。

映画はモノクロとカラーの映像が場面により使い分けられる斬新な手法。そこに誰もが聞いたことはあるフランシス・レイのボサノヴァ風の名主題曲が重なる。

なんと言ってもアヌーク・エメが美し過ぎる。冒頭で、海風に吹かれる髪をかきあげながら子供に童話を話すシーンに最初から引き込まれる。仕草や振る舞い、目の表情で語る大人な女性の美しさ。

好きなのは海辺のシーンの美しさ。光の優しい感じが素晴らしい。そしてジャン・ルイがレース後、彼女の愛の告白のメッセージを受け取り、彼女のいる海岸へ車を走らせたシーン。海岸に着いて彼女に向けてパッシングライトで合図。砂浜を彼に向かって駆け出し、走り寄って抱擁する彼女の後ろ姿。台詞は何もなくその時の彼女の表情も写らない。でもその感情は彼女の走り寄る姿で十分伝わってくる。

死んだ夫の回想シーンででてくる彼女の輝くような楽しげな表情が現在の落ち着いた表情と対象的。そんな所で今の男との間で揺れる彼女の心理を観ている者に感じとらせる巧妙さ。後から知ったのだけど彼女はこの映画の後その夫役と結婚したんだとか。だからあの表情は演技ではなく本心だったかななんて考えもできるが、それはそれでまた素敵な話。

全てに美しく、心動かされる映画。