別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

悲しき大根ボクサー

2007-10-12 05:49:28 | Weblog
リング上で、亀田大毅の頭から突っ込み、そして首投げ、放り投げ。
王者・内藤大助選手の両肩をマットに押し付け、「早よう、3カウント、数えんかい、このアホ」と、レフリーにピンフォール勝ちを求める。
そして、「あれ、今日、プロレスの試合とちゃうの?」と大ボケをかますこともできない。
これが10月11日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦、やっぱり亀田は小ずるい奴だった。

「負けたら切腹する」、チャンピオン内藤を「ゴキブリ」と言い放ち、いつものように試合前の大ほら吹きで勝手に盛り上げておいて、試合で見せたのはどうしようもない実力不足。
それどころか、相手の足を止めるために太ももを叩いたり、プロレスでさえ禁止する目への攻撃といった反則の繰り返し。

反則を次々にしなければ戦えないということを見せつけたし、それ以上に露呈させたのは、亀田はいつまでたっても「ボクシング=喧嘩」、勝ちさえすればよいという大勘違。

負けが決まれば、家族が引き留めるのもきかず、幻覚から覚めたボクサーとして勝者を称えることもできず、「亀田家」という哀れな幻想を振りまく御一行としてさっさと逃亡するだけ。
親に反抗して俺は俺というもがきさえなく、いつまでたっても独り立ちできないでいる。

そして哀れなTBS。王者にいいようにあしらわれた大根ボクサーを何とかヒーローにしようと、空虚な言葉で飾り立てる、前代未聞の失態状態。
ボクシングを放送する気もないテレビ局、ボクシングをする気のない人間が手を組んで、今後も何かを画策してくるのだろうか。
そんな時間があるのなら、他の選手の真摯な試合を放送しろ。
亀田がいなくなって困るのはほんの一握りだけ。試合中の、内藤コールの大きさが何よりもそれを証明している。