ビルマ(ミャンマー)では、ついに僧侶が軍事政権打倒に向けて立ち上がり、市民も参加しています。
上座部仏教圏で僧侶が政治活動に動き始めたという事実は、非常に大きな意味を持っています。限界の域を超えたといってもいいでしょう。
しかし過去、ビルマ政府は、常に政府への抗議行動に対して、軍を動員し徹底的な強硬手段をとってきました。
「我々はいつも実弾を撃ち込まれる危険から逃れられない」
デモに参加したビルマ人がこう語ったことがあります。事実、1988年、民主化を求めたデモに対しても、ビルマ政府は軍に対して発砲を許可し、多数の死傷者が出ています。
軍事政権は都合の悪いことどころか、極力、現実を知られたくないようで、外国人に対するビルマ入国ビザの発給制限を強めています。私も数年前にビザの発給を拒否されて以来、入国できない状態が続いています。
今後も、軍事政権は自分たちの強権を万能だと信じ切り、僧侶や市民の声に耳を傾けようとはしないでしょう。安倍と違って、遁走することはせず、強権をふるう危険性がじゅうぶんに考えられます。
上座部仏教圏で僧侶が政治活動に動き始めたという事実は、非常に大きな意味を持っています。限界の域を超えたといってもいいでしょう。
しかし過去、ビルマ政府は、常に政府への抗議行動に対して、軍を動員し徹底的な強硬手段をとってきました。
「我々はいつも実弾を撃ち込まれる危険から逃れられない」
デモに参加したビルマ人がこう語ったことがあります。事実、1988年、民主化を求めたデモに対しても、ビルマ政府は軍に対して発砲を許可し、多数の死傷者が出ています。
軍事政権は都合の悪いことどころか、極力、現実を知られたくないようで、外国人に対するビルマ入国ビザの発給制限を強めています。私も数年前にビザの発給を拒否されて以来、入国できない状態が続いています。
今後も、軍事政権は自分たちの強権を万能だと信じ切り、僧侶や市民の声に耳を傾けようとはしないでしょう。安倍と違って、遁走することはせず、強権をふるう危険性がじゅうぶんに考えられます。