「この長州は7人の総理大臣を生み、日本のかじ取りを担ってきた」
「私も伝統ある長州出身の政治家として、命がけで頑張っていく決意だ」
国民に拒否権も選択権もまったくないことを良しとして、自民党内だけの好き勝手な権力闘争の結果、次期首相に決まりだとされる安倍官房長官。その人物による発言だ。
薩長連合の一翼を担った長州藩の出、そして維新の忠勤藩の出であることを、誇りにでもしているのか。しかし、公表されている彼の本籍地は現在の長門市だが、生まれは東京。
つまり、何もしてきてない。だからなのか、父離れできなていないことを強調するように、何かと親父のことを言い出すのは。
そもそも廃藩置県が行われたのは1871年。135年も前のこと。断髪脱刀勝手令が出され、ちよんまげを切り落とす男が多くなった時代。 そんな明治の時代感覚のままで、彼は生息しているのか。時代錯誤もはなはだしい。
その一方で、こんなアピールしている。
「私たち戦後世代が責任を担っていく決意を示さないといけない」とも安倍は発言する。
戦後世代が遠い昔となった出身地の藩名など、今の時代、持ち出しはしない。口にしても、せいぜいが酒の席くらいで、それもバカにされるのがおち。
まさか、アナクロニズムを一種のステータス・シンボルだと勘違いしているのでは。それとも二枚舌を、何ら恥じることがない厚顔なのか。
いずれにしろ、こんな人物と、これから数年間ともに付き合わされることになるとは、不幸そのものだ。
「私も伝統ある長州出身の政治家として、命がけで頑張っていく決意だ」
国民に拒否権も選択権もまったくないことを良しとして、自民党内だけの好き勝手な権力闘争の結果、次期首相に決まりだとされる安倍官房長官。その人物による発言だ。
薩長連合の一翼を担った長州藩の出、そして維新の忠勤藩の出であることを、誇りにでもしているのか。しかし、公表されている彼の本籍地は現在の長門市だが、生まれは東京。
つまり、何もしてきてない。だからなのか、父離れできなていないことを強調するように、何かと親父のことを言い出すのは。
そもそも廃藩置県が行われたのは1871年。135年も前のこと。断髪脱刀勝手令が出され、ちよんまげを切り落とす男が多くなった時代。 そんな明治の時代感覚のままで、彼は生息しているのか。時代錯誤もはなはだしい。
その一方で、こんなアピールしている。
「私たち戦後世代が責任を担っていく決意を示さないといけない」とも安倍は発言する。
戦後世代が遠い昔となった出身地の藩名など、今の時代、持ち出しはしない。口にしても、せいぜいが酒の席くらいで、それもバカにされるのがおち。
まさか、アナクロニズムを一種のステータス・シンボルだと勘違いしているのでは。それとも二枚舌を、何ら恥じることがない厚顔なのか。
いずれにしろ、こんな人物と、これから数年間ともに付き合わされることになるとは、不幸そのものだ。