『斬(ざん)』

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なんでみんなはてブのためにそんなに気を使うの?だろうかね?

2005年08月28日 | Weblog
はてなブックマーク利用心得十箇条』にTB頂いた てとー。さんの『ko-ko-sei nikki なんでみんなはてブのためにそんなに気を使うの?』を読んでみて。

naoyaのはてなダイアリー - はてなブックマークとTagging』の中で naoya さんは
はてなブックマークの一番良い所っていうのは何でしょう。その中の一つ(僕は一番だと思っているのですが)は、"○○users"をクリックした先、エントリーページでブックマーカーのコメントをまとめて閲覧できることだと感じています。

自分がブックマークしたページに、他の人はどんな感想を抱いているのか。賛同しているのか、疑問をもっているのか。コメントが付けられていれば、エントリーページでそれを俯瞰することができます。
とあります。オレもコレには同意であり、それが はてなブックマークが盛り上がってて人気がでてる理由の1つだと思います。

しかし、てとー。さんが記事内で引用したように
いまそのとき見ているページをブックマークするという行為は、極力シンプルでなければいけません。ページを読んで何を感じたかをおもむろに記していくという行為の流れをなるべく阻害しないよう単純な作業であるよう、とどめておく必要があると思っています。
とあるのですが、実はこれがブックマークとそこに付けるコメントの使い方を悩ます原因になってるんだと思います。それは

ブックマーク=自分のため
コメント=人にも見せられるようにするため


の両者間の食い違い。
プライベートならば、もちろん個人専用でコメントも自分が使いやすいように書けばいい。だけど、パブリックの場合、観られるコメント、しかもコメント一覧を観ることができるがゆえに、そこにはコメンテーターのコメント能力を比較されてしまう。そしてそこに格差が生まれる。
結局そうなると観られるコメントをどう書こうかと気の利いたコメントをしようと思い、ページを読んで何を感じたかをおもむろに記していくという行為の流れをなるべく阻害しないよう単純な作業 ではなくなるため、ブックマーク本来の使い道から少し外れてしまうのです。
[参考]
ホントにそれブックマークしたいのかなぁ~

もちろん、はてなブックマーク( 以下はてブ )をどのように使うかは自由です。でもオレの上記参照記事がちょっとした話題になったのも、多くのユーザーが同じようにコメントに対する疑問、というか使い方への戸惑いみたいなものがあったのでは無いでしょうか。

今回の 十箇条 の記事もこのコメント欄に関する内容が多いです。
そして、コメント欄やタグの使い方、その応用や新たな利用方法がまだあるんじゃないか。もっと面白いまたは使いやすい方法は無いだろうかと多くのユーザーが、手探りで探しているようにも感じます。


さらに てとー。さんの記事より
「コメントのためにブックマークしないこと」と、「記事にコメントすることを考えること」というのはちょっと違うと思われますね。機械的な作業にならずに、ブックマークした記事について、コメンテーターになったつもりで思ったり考えたり…何かを感じるってことがブックマークをする、という行為の意義ではないでしょうか。

コメント欄で会話に入るってことは、流れを尊重するコメントをつけるってことだから、面倒くさいことですよ。本来はしなくていいことです。
フォローありがとうございます。十箇条の1.と4.の違いは はてブ のコメントによりブックマーク先の記事にコメントすることが減ったということに対して、記事コメントをなるべくすることを考えてから、それが無理なら はてブ のほうにコメントするって事です。この件、詳しくは別記事を考えてます(上げるかどうかは保証できないけど)。


このコメンテーターになったつもりは、まさに個人ニュースサイトのコモディティ化ともいえます。コメントを自分向けだけではなく観てる人を含めて、さらに観せるコメントにする。ブックマーク記事を自分なりに紹介するコメント重視型なはてブの使い方も面白いと思います。

コメンテーターとしての はてブ の利用方法と
ブックマークとしての はてブ の利用方法

そのどちらもが共存してる はてブ。

さらに、イイ記事を早くクリップする目的で使う はてブ。
確かに文化とまでは大げさにしても、どのように使うかはああだこうだする必要もない のかもね。

ただ、今の はてブ には、 情報リテラシー が高く、質の高いであろうネット暦の長いユーザーが多くいます。だからコメンテーターとしての はてブ の利用方法が上手い方も多くて、それが観ていてたいへん面白いのです。しかし、これから一般化が進み全体の質が薄まってしまうと、コメント欄の使い方やマナーガイドみたいものを作る必要が出てくるかもしれないです。


むだづかいにっき♂:はてブに関するエトセトラ3』 の
僕は「コメントのためのブックマーク」でも良いと思うんですよね。ブログにはコメント欄があるのだから、そっちでやれよ、という方もいらっしゃるでしょうが、馴れ合いコミュニティにおける意見文の場合、批評性のあるコメントは、そのブログ主だけでなく、そのブログの常連からも嫌われ、時に荒し扱いをされることも珍しくありません。そうした場合には、むしろはてブのようなソーシャルブックマークにおけるコメントの方が、第三者の中立的な意見も聞ける可能性を持っているのです。
には、実は同意でして、オレは「コメントのためのブックマーク」はしないで、ブックマークとしてのはてブを利用しようって事です。ブックマークする記事を主とし、コメントを従というのを基本にしたうえで、コメント重視とブックマーク重視と分けたのが心得の3なのです。だから「コメントのためのブックマーク」でも良いと思います。ただ「コメントのためだけのブックマーク」即ち該当記事を読みもしないでコメント欄のコメントだけに反応する場合は、頂けないと感じます。

あ、だからと言ってやるな!なんてとても言えませんけどね。


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