夕空ノート

管理人、天野空流の日々を書き綴る場所です。出かけた際の写真などを中心に書いていこうと思います。

感動するハナシ。

2007-01-26 23:58:48 | 日記

昨日のことですが、放課後の学校の講習でのこと。
この日は英語でした。
授業ではなかなか取り組めない、長文読解に挑戦!みたいです。
「今日のはなかなかいい話だから」先生はそういいながらプリントを配るので、
やってやろう!みたいな気持ちで早速開始。

わからなかった単語は辞書を使わずに、その場ではラインマーカーを引いておくだけにしようと、
片手に黄色のマーカーを手にしていたのですが、次々とライン引き。
語彙力ありません・・・。
つくずく思いしらされてしまいます。・・・というかまとまな理解ができません。

2ページに文章はわたっていたのですが、ラインが増える中、
最後の3行は完璧に読み取れたところ、なぜか、単語がわからないのにもかかわらず、
文章が頭に!
その最後の文で勝手に話を作り上げただけだったりもしますが・・・(え

たまたま参加者が少なく、席がはじだったこともあって、その文章に感動してしまい危うく、
泣きがはいるところでした~(アブナイ)


話の大筋は・・・

あるところにペットショップ。
その店主のおじさんは「子犬を売ります」という看板を店の前に出しました。
すると、程なくして、一人の少年がやってきました。
「おじさん、子犬はいくらで売るの?」と言います。
「30$~50$の間で売るよ」と店主は答えます。
少年はポケットから2$ちょっとを出して、おじさんに言います。
「僕はこれしかもってないけれど、子犬みせてくれる?」
すると、店主はにっこり笑って、子犬のケージから、5匹の子犬を出しました。
それはまるで、毛皮のようにもこもことかわいらしいものです。
ただ、その一匹の中で、他の犬と違って、妙な歩きからで頼りない感じの犬がいます。
それに少年は気づき、いいます。
「どうしたの、この犬?」
「この犬は、獣医によって、股関節のくぼみがないことがわかったんだ。
だから、足が不自由なんだ。」
おじさんはそういいます。

すると、少年は興奮しながら、「おじさん、この子犬を僕にください」
というじゃないですか。
おじさんはその言葉をきいて、「もし君がこの仔をほしいのなら、只であげるよ。」と。
少年はそれを聞いて、激しく講義。
「この仔も他の子犬も同じだけの価値がある。だから、僕は今は2ドルしかないけれど、
毎月毎月、この仔の代金をすべて支払うから、買うんだ!」
と言います。
でも、店主は「本当は君はその子犬を飼いたくはないだろう?」と言います。
(たしかに、そんな売り物とはいえないような犬ですから、おじさんがそういうのも無理はありません)

すると、突然少年は自分の左足に手をやると、ズボンを捲り上げました。
なんと、そこにあったのは、金属の支えをつけた少年の足があるのです。
少年はおじさんの顔を見て、
「僕は走れない。この仔も僕と同じで走れないんだ。
だから、僕はこの子犬が足が不自由で誰かの助けを必要としていることを一番よくわかるんだよ。」
って。


最後で本当にグッときてしまいました。
そういう感動する話に弱いんです。私。
前にも「ブレイブストーリー」なんかでも泣いてしまったりしたので。

誰にも気づかれなくてよかったと思っています。ホント。
ただ、日本語に訳してしまうと、その感動が若干薄れてしまうのは気のせいでしょうかねぇ・・・?