田休み

お疲れ様です。６月８日（土）９日（日）は田休みです。

農事係さんからこんなメモが届く。特別難儀をしたわけでもないのに、こんな連絡が来るとちょっとホッとする。

昔、機械もなく手で田植えをしていた頃は、雪消えとともに、スジ洗い、スジ蒔き、苗の管理、田打ち、、田掻き、代掻き、苗取り、田植え、とウシや馬の力を借りながら、春の田仕事は本当に大変な労働だったと思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子どもも重要な働き手で、小中学校では「農繁期休業」と称して「田植え休み」と「稲刈り休み」があった。私の家は農家ではなかったけれど、親戚や近所の家に苗取りや田植えの手伝いに行ったものだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな風に難儀をしてようやく田植えが終わると「田休み」というほっと一息入れられる時が来る。チマキを作ったり、魚や山菜の煮物を作ったり、温泉に行ったりして労をねぎらったのだ。　　　　　その後も水の管理や田の草取りなど秋まで気の抜けない作業が続くのだが、米作りの外にもいろいろな野菜作りをしているので、農家の仕事は一年中忙しい。「田休み」はそんな農家のつかの間の休息といったところだろうか。

小さな我が農園も「田休み」の気分を味わわせていただきました。