つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

リフレッシュ。

2007-02-06 | Weblog
今日は折り込みに行ってきました。
友人の出演する、さるしげろっく「キャッツ&スター」の現場へ。
アドリブ小劇場、なんだか久々です。
蔵前の街は古くからの問屋さんがいくつも並んでいて、道中心を奪われて仕方がなかったのですが、ここは我慢。
シェイクスピアの方の稽古場は、メンバーを限定して集中稽古を…と言うことで、今日は私の出番はなしです。こういう日には自分の作業に没頭しようと意気込んでみたのですが。

戻ってから部屋を掃除して空気を綺麗に入れ替えてから、「チャーリーとチョコレート工場」を観ました。(今頃になってようやく)
シェイクスピアと関係ないじゃないかという声が聞こえてきそうですね…。

ばかばかしく、楽しゅうございました。いや、もう一回観たいなぁ。
隅々まで満喫したい、少しも見逃したくないという感じです。
情報盛り沢山。
部屋の中までチョコレートの香りがしてくるような錯覚に陥るほど、夢中になってみてました。
頭のリフレッシュになった気がします。

明日からまた頑張ろう。おう。

気を引き締めて…。

2007-02-05 | Weblog
今日はいろんなところで事故がありましたね。
稽古へ向かう途中に2度も人身事故の影響を受けました。
こういう空気の流れが起きている時には気をつけなければと気を引き締めました。

昨日ぎっくり腰になってしまった役者さんも復活!
鍼治療して戻ってきてくださいました。よかったー。
やっぱり全員そろっていると稽古場の集中力が増します。

ちょっと空いた時間に、昨日稽古したシーンをもう一度観てもらいました。
動きすぎ、とのこと。
いや、動きをもっと整理したほうがいいということなのですが、見せ所と聞かせどころを整理して、もっとコンビネーションを考えてとの事。
私と相手の女優さんは男らしいというかなんというか、2人で考えて動いているとどうも動きすぎてアクティブになる傾向がありまして…。
制御してゆくとシーンの面白さをきちんと表現できるようになるだろうと思う。
お互いに理解も深まってきているし、やりたいイメージを掴んできているし。
このシーンは絶対に楽しくなるはず。

後半は楽隊の方や小道具を作ってくださる方もいらっしゃって、華やかなシーンを稽古しました。
シェイクスピアならでは(?)の華やかなシーンです。
これは楽しくて素敵なシーンですよー。どうぞお楽しみに!!!

今日は家に戻ってから遅い夕食に。
ほうれん草をたっぷり食べました。
灰汁が強いので生では駄目だという人も居るけれど、綺麗でふわふわとやわらかいほうれん草はやめられませんとまりません。
血になるものを身体が求めているのかも知れませんね。
今日は白ワインもビールも飲んで、ゆっくりお風呂で本を読んで充電です。
しかし、お風呂で「夢十夜」というのは少し怖いかもしれない。
これを稽古で読んでいた頃のこととか思い出しました。
九夜を読んでいた役者さん。
あの人は今どこで何をしているのかなぁ。

この先のこともいろいろと

2007-02-04 | Weblog
今日は朝方まで「ロミオとジュリエット」&「ハムレット」(これは途中から記憶がありません)を観て、やるべきことを片付けて稽古へ。
今日は夜の稽古でした。
今日はある役者さんがなんと「ぎっくり腰」とのことで、私たちの稽古が繰上げであったのですが…。
心と身体と台詞とが一緒に余裕を持って展開してゆけるようになるにはもっともっと繰り返し稽古が必要です。
本読みで生まれていた呼吸というか、キャッチボールの気持ちよさをもっと発展させてゆきたいのだけれど。うむ。頑張ろう。
今日あわせてみてシーンの意味をもうひとつ深く理解できたような気がします。
動きなどをもうちょっと整理して次回に望もう。

他のシーンでも、イメージとリズムを明確にと言われました。
今回は空気を変えて渡す仕事が多い。
テンポが必要なところにおかれているので、仕事は難しいけど、これはチャンスだと思って頑張ろう。

帰りの電車の中では未来のこととかいろいろと考えたり。
昨日旧友に久々に会っていろんな部分が起きたんだと思う。
この先何をしてどうやって生きて生きたいかとかいろいろ。
でも、わかっているのはちょこっと日本を離れるつもりで居ること。
いつになるやらわからないけど。

私のやりたいことを同じく求めて人が集まる場所に、やはり行くべきだよな。

横浜、新宿。

2007-02-03 | Weblog
夕方からは東京シェイクスピア・カンパニーの朗読会@山手ベーリックホールへ。

今日は「言葉によってつくられる恋」 ということで、使用テキストは「から騒ぎ」「十ニ夜」です 。
両方ともとても楽しいお話ですね。

私個人的にも、今まで見たシェイクスピア作品の中で1番を争う作品です。
今回も作品の意味や時代の中での価値などなどを聞きながら、楽しいシーンの朗読を聴きました。
十二夜は、使用人たちが執事にいたずらな手紙を出して恋の罠にかけるところ。
から騒ぎは、ある聡明で頑固な2人を噂話をしてそれぞれに罠にかけるところ。
それから佐藤さんのリュートの音色。今日も上質で贅沢な時間を楽しみました。

から騒ぎのテキストは今回の公演のものを使っていて、私の役をなんと井出さんがやっていて、とても参考になりました。
それから多分、江戸さんも手応えを感じたのではないかしら。

その頃の歴史的背景をもっと詳しく知っていたら、それぞれの作品の斬新さや含まれている風刺的な意味ももっと強く感じることができるのでしょうね。
今回もお客様とお話したのですが、世界史も繋げて勉強していますとの事でした。
学生の頃は覚えられなかったけれど、シェイクスピアの作品を通して理解を深めているとのこと。
とても素敵なことだなと思いつつ、私もその作品に参加するのですから、負けないくらいに勉強してゆきたいと思いました。押忍。

この会場で、久々に大学時代の旧友に会いまして。
彼女は私の結婚式のときの友人代表をやってくれた人であり、
私と今回相手役の男優さんとの共通の友人でもあるのです。
それから久々に神奈川新聞のライター山田ちよさんにもお会いしました。
こんな場所でまた会えたことがとても嬉しかったりして。
人との繋がりが生まれていくことが幸せだなぁと感じた夜でございました。

終了時刻は20時半過ぎ。
その後は、旧友に「信じられない」と言われつつ、新宿へ。
大学時代によくつるんでいた(?)各大学の建築学科の有志グループのメンバーが集まっているというので会いに行ってきました。
彼らとはよく、フィールドサーベイ(といえば聞こえがいいけど、本当にやりたい放題、呑み放題の日々でしたね…)や東北工業大学でのワークショップや、都内(今は無き、TNプローブ。しかも無料で貸してくれと恐れ多くもお願いした…)での卒業制作展を一緒にやったメンバーです。
今回は、メンバーのなかの2人が結婚したというので集まったんだけれど、まぁ、みんな相変わらず。

近況報告を聞いたり。懐かしい話をしたり。
あの時みたいに、何故か熱く語ったり、泣いたり、飲みすぎたり、騒いだりはもうしないけれど、集まれば家族のような、時間が巻き戻ったような気持ちになれるのは素敵だなぁと思う。

私は身体だけではなく、いろんなものが大きくなったといわれたのだけど…。
勝手に褒められたと思っておくことにしよう。
終電までの1時間ちょっとだったけれど、会いに行ってよかったなと思う。

また近いうちに会おうね。
彼らに刺激を受けてまた更にやる気満々になってきました。
仕事も芝居も胸を張っていけるように、頑張るぞー。

品よく美しくありたし。

2007-02-02 | Weblog
本日は府中での稽古です。
湘南の劇団を離れて一人になってから、稽古で都内のあちこちへ行くけれど、やはり府中は遠いなぁ。
いろんな土地を散歩したりできるのは楽しいけれど。

今日は地下のリハーサル室での稽古です。
ほぼ奥行きが実寸で取れたのですが、ううむ。
なかなか立ち回るにはセンスが必要かもしれませんね。
仮縫いの衣装や小道具なども一部運ばれてきて、活気が出てきました。
今日は全員のシーンもおさらいしながら、空気を拾って繋げて次のシーンの稽古へと流れてゆきます。
ぽつぽつとシーンを抜いて稽古するというのではなくて、流れを汲んで次のシーンに入るということを確認できるのはとてもいいなと思う。
全員が舞台に集合するシーンはとても華やか。
しかし…。社交ダンスのボールルームのように大混雑。
センスよく美しく立ち回れるようになるといいでですね。

私は結構自由にできる時間があったので、端っこに座って鏡を見ながら台詞をぶつぶつ言っていたのですが、口の形が綺麗じゃなくて衝撃…。
なんとか美しくしたいと思います。
アナウンサーさんとか口の形とか綺麗ですものね。
そういうことにずっと気を使わずにきた自分にかなり反省…。
品よく美しく。頑張ります。

あと1月!

2007-02-01 | Weblog
あと1月で本番です。

組み立てよりもまだエチュードが中心のチームもあったりして、それぞれのチームで進み方は違いますが、今日も昨日のおさらいをしたり、大きな流れを掴みながら稽古は進んでいきます。


今日は「真夏の夜の夢」を観ました。
この作品が多くの人に愛されている理由がわかります。
とても美しくて幻想的に撮っているというのもあるけれど。
美しくばかばかしく楽しいです…。

シェイクスピアの作品に出てくる女性は皆優雅で美しく、強いですね。
そしてその欲望に忠実な(?)ところがとても可愛らしく愛せます。
作品や台詞やキャラクターにこめられている皮肉と知恵と…そういうものを理解していないと駄目だなと思いました。改めて。

いろいろなものがこめられている美しい台詞を私も放つことが出来るようになりたいなと思う。技術的にも。
更に、この世界の中で生きるためには、役者として品があることが大前提だなあと…。(私の役は一見そうでもなさそうですけど…。)
立ち姿も表情も言葉の音色も美しく。目標です。
空気を醸し出せる様にならないとね…。
その先に楽しむことがある気がします。