つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

後半通し

2007-02-17 | Weblog
今日は「後半通し」の日でした。
というわけで、稽古のはじめにもう一度江戸さんから、それぞれのキャラクターの「作品の中での位置づけと仕事」について説明がありました。
それを胸に、もう一度最後へ向けてのバトンリレーの部分を稽古。
それぞれがテンポと感覚を大事にしながらまわして行きます。
ただ、今のところは役者が盛り込めるだけ盛り込んでいて、ものすごい情報量。
とっても楽しけれど、お腹いっぱいになっちゃいますよ!!
と言うわけで、このあたりは通し稽古を繰り返して行く中でシェイプされてもっと良くなる予感です。

舞台上に大人数がいることも多いし(詳細には書けないですが)空間のいろんな場所から飛んでくるボールを全員のコンビネーションでまわして行かなければならないのです。
なので、そのパスの部分を丁寧に丁寧に稽古していきます。
なんだか、抽象的な表現でごめんなさいね。
でも、一言で書いちゃうとわかっちゃうんですもの。

さて。後半通しの方はと言えば、
多少つなぎの荒さはあるものの、なんとかキャッチボールは成立しているのではないかしら?
あちこちで小さな事故があったり、個人的な反省は沢山あると思われますが、それぞれのキャラクターの仕事の影響がどれだけの範囲に及んでいるか分かったのではないかしら。

私も自分の仕事の多さと重要さを改めて感じました。
気を引き締めてゆかなければ。
後半を通してみて、私の中に新しい感覚がいくつも芽生えてきたので、それは収穫。
明後日の通しで確かなものになるとよいな。
後半辿り着くために、前半の逆算をもう一回してみなければ。
それから通しがうまく運ぶ様にできることを整理整頓せねば。

駄目だしの後、、次の通しへ向けて前半のシーンの稽古を。
今日の懸案事項は明日の稽古場で試すことにして、明日は1つのチームの集中稽古になるとのこと。
懸案事項も、明日になれば今日の通しを抜けて変化していることでしょう。
このチームは集中稽古が割と多い気がするのですが、毎回、稽古の後にはびっくりするような進化を遂げていて、可能性は未知数です。
明日が楽しみ。