熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

9.11と3.11の節目の日を迎えて、、、。驚くべき二つの幼児的言動について思うこと。

2011年09月11日 07時54分50秒 | 我思う
9月11日。

2001年9月11日の米国を襲ったテロから10年。

そして東日本大震災が起きて6ヶ月が経った。

多くの人たちが亡くなり、行方不明になり、そしていまだに苦しんでいる。

このことを決して忘れず、悼み、そして微力ながら自分が出来る行動をとりたいと思う。

、、、

そんな節目の日を迎えるにあたって、二つの驚くべきニュースが舞い込んできた。

報道でご存知のとおり、鉢呂吉雄経産相の言動と辞任劇。

このニュースに接した時、しばし(その後立ち直った)、

この国はやっぱりダメかも知れない

と絶望的な気持ちになった。

暗澹たる気分から抜け出すのに、時間がかかった。

それほど、情けない言動だった。

言うまでもなく、いまだ震災の影響で苦しむ人たちのことを少しでも考えれば、こういった

言動はしなかったはずだ。

「馬鹿みたい。大臣になって浮かれていたの?」(妻の言葉)

「いったいいくつなんだよ!」(中二の次女が言った言葉)

、、、

他の国々でも、復旧復興を目指す一国の閣僚の言動としてのあまりにも低レベルさを呆れて

いる。

数多くの支援をしてくれている世界の人たちに対して恥ずかしいだけじゃなく、国益を大きく

損なう言動だったと思う。

、、、

もう一つの信じられないニュース。

羽田空港の管制官がブログに米大統領専用機の飛行計画などを流出させた事件。

あの忌まわしいテロ(そしてそのテロを契機に引き起こされたさらに忌まわしい数々の戦乱)に

対して少しでも思いを馳せ、緊張感を持って仕事をしていれば決してするはずのない行動だった

と思う。

日米関係はもちろん、これも日本に対する信頼を大きく失墜させる大事件だと思う。

各国の首脳たちも、こんな体たらくを見せられると、日本に来たくなくなるんではないだろうか。

ちなみにこの管制官はブログに載せた動機を

「広く知人たちに知ってほしかった」と発言していると報じられている。

本当に言葉を失う。

、、、

うちの次女の言葉じゃないが、

「いったいいくつなんだ」と思って調べてみると

鉢呂氏は63歳、羽田の管制官は50代半ばだとか。

あらためて、言葉を失う。

歳とは関係なく、誰がどうみても、二人の取った言動は、まるで、、、

能天気な幼児

だ。

、、、

なんでこんな言動をするんだろう?

これはまったくの推測だが、お二人ともおそらく「お勉強」はお出来になったのだろう。

でも、周囲の人や状況を慮り、深く考え、情動をコントロールする能力(いわゆるEQ)が著しく

欠落していると思う。

お勉強「だけ」出来た人が権限を持つと本当に怖いことの一つの証左だと思う。

もう一つは能天気。危機感、緊張感のなさだ。

お二人とも自分が置かれた立場、責任感をまったく感じていない(と言われてもしょうがないだろう)。

むしろ、その立場そのもの、もしくはその立場でしか出来ないことを無邪気に喜んでいる

残念なながら二人の言動を見ているとそう思わざるを得ない。

、、、

この二つのニュースに接して、

自分は絶対にこうなりたくない!

と心から思った。

そうならないためには、人の振り見て我が振り直せのとおり、徹底して自分の中からこの二人の言動

に繋がるような要素を厳しく排除したいと思う。

人間、油断、慢心し、深い思考を怠るとこうなる。

徹底的に反面教師にしたい。



最新の画像もっと見る