熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

謙虚さと自負心のバランス 

2006年12月28日 07時20分18秒 | 我思う
今日で仕事納め。

いろいろあったが、トータルとして充実した幸せな一年だった。

(職員たち、支えてくれたすべての人たちに心から感謝!!!)

反省も盛りだくさん。

でも、自負心もいっぱい。

、、、

これって両方、必要だと思う。

「自分」と「周囲の支え」。

この両方をしっかりと考えながら振り返りたい。

出来なかったことや悔やまれるミスなどは、すべて自分の中から原因を考え、自分

の行動を変える。

「過去と他人は変えられない」のだから。

そして、良かったことは、周囲から原因を探す。

どんなにすごい人も一人ではたいしたことは出来ない。

周囲の支えがあってのこと。

だから、感謝の気持ちを込めて。

これが基本だと思う。

、、、

でもこの基本とともに、振り返るときに注意しているのは心のバランス。

自負心。

いいことばかりではなく、時に批判も集中する立場。

(特にトップは逃げ場がない。振れる人がいないから。これはどんなトップでも

覚悟しなければならないこと。小生ももう慣れた(笑)。)

その時、謙虚に耳を傾けながらも、冷静な見極めと自負心だけは持ち続けたいと

思っている。

それは、実践する責任の真ん中にいるのは俺だという気概。

、、、

そして、見極め。

良く職員たちに「誰が言ったかじゃなく、何を言ったかを大切に受け止めよう」

と言っているが、これは人の助言を感情的にならず、謙虚に受け止める。

どんな人の意見であっても、学校にとっていい意見は採用するという想いを込めて

言っている。

でも、これもバランス。

その人がどういう立場で何を意図して、どこまでの気概で言っているかも見極めな

いと、バランスを崩すと思う。

「私は何度も言っている。それなのにあの人たちは出来ない。」

「私は実現するために行動した。でも思うように行かなかった。
でも、ここまではやった。」


この差は、数億光年以上の差がある。

逆に、何か自分が発言するときには、相手もそういう目で見るということ。

うちの学校の信条の中に「仲間 partner」という項目があるが、そこにはこう

書かれている。

「学校はチームワークが命です。私たちは皮肉な言動を慎み、
評論家、傍観者にならず、
ともに働く人たちを心から大切にする集団です。」


胸に刻み、小生自身がそうならないように気をつけたい。

(あ、まずい。いくつか思い当たる節がある。反省。苦笑)

、、、

謙虚さを持ちつつも、全部受け止めすぎて自己嫌悪にまで至ると心のバランスを崩

す。

「助言・批評」と「行動・実現」の差は天と地。

とにかく一所懸命に行動しているなら、そのことは自負していいんじゃないか。

この気概も忘れないで来年も仕事をしたい。

、、、

最近、頭から離れない大好きなトヨタ「マークXのCM」

佐藤浩市さんが、言うセリフがかっこいい。

「俺に出来るか、、、。」 
 
 (間)*この間がいい。

「出来るさ、、、。」

もう一つ。

ハンドルを握りながら、目をしっかり開き、

「俺は俺のやり方で行く」

、、、

小生も、来年はいよいよ「不惑の歳」を迎える。

迷っていいのはあと数日(笑)。

こういったことをしっかりと考えながら、一年を振り返りたい。



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