熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

「リーダー論一考 『根性と聡明さ』、『重ねる人と比べる人』」

2009年02月02日 07時40分48秒 | 我思う
あっ!という間に2月になった。

日々、充実している証拠か、本当に一日、一日があっという間だ(感謝!)。

振り回されず、やるべきことを、コツコツとしっかりやっていきたい。

先代が良く言ってた「今日一日を精一杯」という言葉をかみしめて。

、、、

さて、久々の更新になったが、今日は永遠のテーマの一つについて。

熱き経営者仲間たちとの議論。

どんな意見でも吸収しようという傾聴の姿勢は持ちつつも、

みんな元気で黙っている人はほとんどいない(笑)。

いろんな話題に花が咲く。

話が進んでいくと、

リーダーになる人が大切にすべきことは?
リーダー必須の資質は?

というテーマになることがとても多い。自然と。

、、、

この永遠のテーマともいえる問題。

議論すると、出るわ、出るわ、いろんな意見が、、、(笑)。

でも、挙げたら、そりゃキリがないくらい、いろいろあるけど、先日の会では、

「究極的に、」
「リーダーが持つべき資質とは?」

という議論になり、

(「愛」や「志や誠実さ」は大前提として)

やっぱり、、、究極のところは、、、

『根性と聡明さ』だろう

という「結論」になった(笑)。

((あくまでも)この会では。)

、、、

資質なんて、理想を挙げればキリがない。
そして、そんな完璧な人間なんていない。

それこそ、容姿から頭の良さ、体の強さから運の良さまで、上には上がいくらでも

いるのだから。

安直な「べき論」は危険で、実はリーダーはいろんなタイプがいていい、と思う。

(これはこの会でも一致した見解)

このことを大前提にしても、こういう議論をたまにするのは、考えさせられるし、

自分のリーダー論を固める上では勉強になる。

、、、

話を戻して。

この会での結論は、

『根性』 =打たれ強さ、七転び八起きの精神。つまり精神力の強さ。
『聡明さ』本質を見極める目、深い思考が出来る力。

という結論になった。

そしてこの二つが今まで以上に相互作用する時代になったと意見が一致した。

昔は根性はただがむしゃらに頑張る、とか元気、声が大きいでも通じた時代

だったと思うが、

今は、根性の発揮のしどころが勉強だったり、熟考だったり、本質を見極め、

新しい智恵を出せるか、どうかが大事な時代になったということだ。

これは小生も常日頃から強く、感じることだ。

、、、

もう一つ、ある友人の発言にみんなで唸った。

その友人はこんな表現をしていた。

「重ねる人と比べる人」

ちょうど、オバマ大統領の登場も話題になっているが、例えば、政治家の中で、

オバマ大統領の演説を聴いて、

「日本にはそういうリーダーが生まれないなぁ?」と嘆く政治家と、

「この部分は見習いたいと思った。」という政治家がいたとしよう。

前者が「比べる人」で、後者は「重ねる人」だそうだ。

もっと身近な例で言うと、ある有名な社長がテレビですごいことを言っていた

としよう。

それを観て、

「うちの社長もああだったらなぁ」と考える人と、

「(自分の立場、出来る範囲で)俺もあの人のリーダーシップを学ぼう。」と

考える人。

つまり、すごい人や事を目の当たりにしたとき、

「他人と比べる人」=評論する人



「自分に重ねる人」=主体的に物事を捉える人

に分かれる、とのこと。

当然、リーダーの資質を持つ人は、後者だろう。

確かに、、、。

納得!

、、、

その友人いわく、これって社内で、リーダー的な資質を持つ社員を見極める時に

とても大切なことだという。

やっぱり大事なのは主体性だと思う。

自分と重ねて物事を考え、行動する人にとっては、極端な話、世の中の

すべての事象が自分を成長させる糧になるだろう。

反面、「比べる人」は、どんなに頭が良くても、自分が主体者じゃない限り、

その事象によって成長する事はなく、あくまでも評論の域を出ない。

、、、

リーダー論の一考。

あくまでも、一考に過ぎないが、自分は、常に「自分に重ねる人」になろう


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