ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

授業料納入のドラマ

2007-02-09 21:59:57 | その他
景気回復に取り残された我が家では、財源不足が著しいのですが、
結婚以来、全てのお金の収支は妻に一元化されています。

従って、私の自由になるお金が無く、基本的にお小遣いもありません。
お金が無くなったら要求して、もらうシステムです。

なので。

中央大学の授業料の納入などという大金が動く予算要求は大変です。
基本的に我が家において通教は、私が”趣味と道楽でしているもの”という評価
なので、優先度が低い支出として位置づけられています。

特に今年は息子が小学校に入学するため、ランドセルやら、学習机やら、
果ては入学式に着る服(何故か妻の服を含む)やら、とにかく出費が多くて
大変!という空気が醸成されております。

そのような緊迫した状況の中、”5年次に突入するから、学費ちょーだい♪”
とは、なかなか言い出せず、ひとり苦悩しておりました。

しかし!オンデマ受講申し込みの締切りが来週に迫り、来年度の授業料を納入
していないとオンデマ受講が拒否されるらしいので、危機感を持ちました。

よし。行動だ。ちょっと、勇気が必要。

私:「あのお、お金がちょと要るんだけど、、」
妻:「何故?」
私:「いや、あの、中大の授業料なんだけど、ははは、今年卒業できなかったので
来年また、ちょっと要るかな~、みたいな。」
妻:「.....」
私:「いや、まあ、ねえ。やっぱり、もう一年、っていうか(汗)」
妻:「いくら?(極冷)」
私:「いや、まあ、去年と同じ格安の8万円、ていうか、まあそうなんだけど」
妻:「.....」
私:「いや、その沈黙がちょっと、きついんだけど、、。」
妻:「色々と物入りの時に(怒)、、もっと早く言ってよね(怒)!」
私:...(だから、言えないっつうーに!)

まあざっとこのような氷のプロセスを経て、何とか本日授業料の振込みに
持ち込みました。♪♪♪♪Happy (ノ^^)乂(^^ )ノHappy♪♪♪♪
今年は、子供の入学費用確保の観点から、厳しい財政折衝でございました_(^^;)ゞ

この後、さらにオンデマ授業料の要求をしたものだから、東西冷戦もかくやという
状況に突入。結果的には、1科目分のみ予算が認められました。厳しい~!
オンデマは民事訴訟法だけに絞ることになりそうです、(T▽T)。

でも考えてみれば。

通っているスポーツジムだって、根性で学生会員やっているので、これだけで
月に3000円ほど節約できており、年に換算すれば3万6千円ほどお得。
さらに美術館や映画、スケート場、ボーリング場なども全て学生価格で
通しているので、ざっと年に4万円以上は元を取っているんだけどなあ、ブツブツ

ま、何はともあれ。無事に学費の納入も済みました!
これで憂いなく来年も学習を続けることができます。嬉しいな。

さあて、これから民訴の第3課題に取り組みます!頑張ろう。

放送大学勝手に聴講生

2007-02-07 22:18:59 | その他
中大通教男子ブログ部仲間であるじゅんいくさんから教えられて、
放送大学がCSで無料視聴できると知って、CSチューナーを格安でゲット。
設置が完了しました。

東京に住んでる頃は16チャンネル?とかで普通に番組が映ってたのですが、
当時は全く興味が無くて見ませんでした。

通教をはじめてから、一流の先生による興味深い講座が放送されていることを
知りましたが、時すでに遅し。田舎暮らしで視聴ができません。
ところがCSチューナーをセットすれば、スカパーに加入しなくとも視聴できる
ことを知り、最近番組を見始めました。

とても興味深い講座が沢山あります。今は、2月に集中的に再放送がされる
経済法を見ようかなと思っています。それから、4月以降は、中大の福原先生も
教鞭をとる「企業の組織・取引と法」が始まりますし、訴訟法の入門講座とも
言える「裁判の法と手続」も興味深い。

それから、民法5と労働法1,2は既に履修済みですけど、来年度2学期から開講の
「雇用・福祉・家族と法」も家族法の大村先生も参加され、おもしろそうです。
この他、国際関係法や著作権法も見てみたいな~♪
大学院修士課程の法律関係授業も興味深いですね。

それから、それから!

もう、皆さんご存知なのかも知れませんが_(^^;)ゞ、放送大学の科目履修生として
単位を取れば中大通教の卒業単位に算入されること、知ってました??
残念なことに法律科目はダメなんですけど、教養科目は一定の手続きをすれば
単位が算入されます。事務局に確認したのですけど、放送大学の単位は算入OK
だそうです。でも、1~4群では算入できませんとのこと。残念!

ですから、5~10群の科目に相当するような科目の場合には、放送大学で
選科履修生として単位を取得して、中大の単位として認定することが可能とか。

放送大学では、いろいろと興味深い講座が展開されているようですし、そして、
以前、放送大学で教えている大学教授の方から聞いた話では、試験も放送大学では
出来るだけ落とさないように事務局から要請があるそうですから、単位が取りやすいかもしれません☆

ただし、色々と条件もあるようなので、いいかげんなことは言えません。
興味がある方は調べて見られてはいかがでしょうか(白門にも載ってます)。

民訴第1課題レポ(のようなもの)

2007-02-06 22:12:04 | 民事訴訟法・執行保全法
ふうう。先ほど、やっと民訴第1課題のレポートの清書が完成しました~♪

今年の初レポートです(遅)。
中大通教ブログ仲間の皆さん、特に男子ブログ部の愛すべき仲間である
bibaianさんが会社法のレポで快調に飛ばしている様子を横目で見つつ、
密かに焦っておりましたが、ナカナカ民訴が頭に入らず、
むしろ、なんでこんなにややこしい法律なんだ~、と民事訴訟法を訴えたい
くらいの気持ちでございました_(^^;)ゞ

それでも、とにかくレポを書かないことには始まらないと思い、また、
本年度限りでお役御免となる黄色いレポ用紙達が、
「使ってくれよお」、
と訴えかけているような気がしておりましたので、消化不良ながら、
民訴の第1課題について取り組んでみました。

結局、民事訴訟法115条を書き直しただけのようなレポになってしまいました
が、まあ、いいのです。出すことに意義があるんだ、通信教育なんだから、
通信しなきゃ意味無いだろう、と自分を励ましつつ、明朝投函することと
いたします。

民訴第1課題レポ、不十分ですまないが、頑張ってきてくれ~!
いいインストの先生に当たるんですよ~♪

結果通知、届く!(白門も)

2007-02-05 22:14:38 | 科目試験
今日、郵便受けを見ると、何やら怪しく白い長方形が、、、。

こ、これは!!

そそくさと取り出すと、待ちに待った1月科目試験結果通知でありました。
ついでに白門2月号も配達されていましたが、とりあえず白門には用は無い!!

うううむ。ドキドキ。ついつい、透かして見てしまうが、何も見えぬ。
緊張しつつ家に入り、何故かこそっと、ハガキをピロリ。結果は、、、

刑法各論 評価A ヤッタ ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ
債権各論 評価X 。。。。(( T_T)

刑法各論は、とにかく只木先生が好きで、自分なりにも良く勉強したと
思えるので、素直に嬉しかったです。

債権各論は、4通目のレポを提出できなかったので、無資格扱い。
まあ、仕方なし。再チャレンジしましょ!

これで、今年度の取得単位数は36単位となりました。1年目は20単位だった
ので、ずいぶん前進したなと感慨深いものがあります。

1年目:民法1(夏スク)、民法2(夏スク)、民法3(短スク)、法学(11月試験)、
   憲法(オンデマ1月試験)
2年目:日本法制史(5月試験)、西洋法制史(5月試験)、刑法総論(短スク)、
   労働法1(オンデマ7月試験)、行政法1(オンデマ7月試験)、
   民法5(夏スク)、労働法2(夏スク)、行政法演習(演習)、
   刑法各論(オンデマ1月試験)

という感じです。この中では、只木先生の短スクと演習が最も印象が深いですね。

少しずつでも努力をしていれば、だんだんと単位が積み重なって
いくのが通教の面白いところです。もし、卒業を目指して通教という仕組みを
使ってなかったら、絶対にこれだけの科目を自習なんてしなかったと思います。

そういう意味で、通教という学びを動機付ける仕組みって、スゴイなと思いますし、
一緒に通教を頑張っている仲間の皆さんと何か通じるものがあるとすれば、
その思いかもしれませんね。

とにかく今日は安心しました。きっといい夢見られるぞ~♪

結果通知、未だ届かず

2007-02-04 09:53:13 | 科目試験
”1月科目試験の試験結果通知を発送しました。”

中大通教のHPに何気なく書き込まれております!
関東地方の通教生の方は、もうお手元に届いたのでしょうか?

うちに届くのは3日後くらいかな。
まだ、白門だって届いてない状況だからなあ。

1月試験では、刑法各論がまさかの一行問題で、解答の仕組み方に
とても悩んだので、結果がどうでるか??? 
何だか、楽しみのような、不安のような、ドキドキする感じです。

さて、郵便受けに白いハガキを見つけたとき、どうしましょ。

ハガキは、スキマから覗く作戦、太陽光で透視する作戦、両方とも使えないので
一気にピロっとめくって勝負~!、って、結果は既に印刷された時点で、
っていうか採点された時点で、勝負ついているんですけど_(^^;)ゞ

通教をはじめてから、レポや試験結果など、ドキドキしつつ郵便受けを
見る、あるいはブロロロ、ていう郵便屋さんのバイクの音に敏感になりました。

さてさて結果はどうなることやら。来週かな。

民訴の神様発見!

2007-02-01 19:54:12 | 民事訴訟法・執行保全法
民事訴訟法ですけど、やっと良い本を見つけました。
もう、皆さんご存知かも?なんですけど、中野貞一郎先生の「民事裁判入門」!
この本、超オススメです♪ もう、読んでて中野先生に大感謝!みたいな。

これまでに民訴は、イトマコの民事訴訟法入門から始め、柴田の入門訴訟法を
経て、通教教科書へと進んだのですが、ドイツ語直訳的な用語や手続法の
独特な世界に親しむことができず苦労しておりました。

急がば回れ!ということで、本格的な基本書を読もうかと、
伊藤眞先生(イトマコとは別の学者先生)の民事訴訟法を図書館から借りて
読み始めたものの、30ページで眠くなって挫折(さすが眠素、、、、)。

いろいろ検索してみたら、中野先生のこの本が評判が良いようなので、
アマゾンで購入。早速、読み始めました。

いや、本当に目からウロコ。これまで頭に入らなかった概念もスッキリ解ります。
説明も出来るだけ平易な言葉が使われていて、しかも具体的なケースをもとにした
解説なので、難解な訴訟手続も実に判り易い!

しかも。先生のお人柄なのか、茶目っ気も感じられます。例えば、
訴状見本が掲載されているのですけど、普通の法律書なんかだと
名前のところは、甲野太郎とか乙山花子とかになってますよね。

でも、中野先生の本では良くみると、原告訴訟代理人弁護士としてその名が

”大船のり子”、、、、、、。

なんだか弁護士が、「ま、大船に乗ったつもりでお任せください!」
なんて言ってるのが目に見えるようですよね_(^^;)ゞ

そんなお茶目な先生ですけど、決してエセ学者ではありません。
元司法試験委員にして、法制審議会委員も歴任された一流の学者先生です。
やっぱり、本当に解った人による解説というのは、実に判り易いものなんですね。

本には中野先生のメッセージが掲載されています。
”I moley in law (moley=work hard)
50年前に英法の抗議で黒板に書かれたこの1行を今でも忘れることはできません。
17世紀の中ごろに精確な判例集を作り上げたWilliam Noyが、
若いころ学者から頭がわるいと散々罵倒されたときに、つぶやいた言葉だとか。
まったく、「汗水たらして法律をやる」以外には、方法はないのです。”

著者近影でも、法律書には珍しく、自宅?のソファでわんこと一緒にくつろぐ
先生の姿が。

民事訴訟法に苦戦している方のみならず、まだ民訴を履修していない方にも、
この中野先生の本はオススメできます。