芸術の秋ということで(食欲の秋はすでに実践中)、
美術館に行ってきました。
20世紀初頭のパリに世界各国から集まってきた芸術家たち。
彼らがモンパルナスのカフェに集いながら、刺激しあいつつ、
独自の世界を展開していったのですが、
そのうちの一人がモディリアニですね。
イタリアからやってきたモディリアニは、金銭的にはまったく恵まれず、
病気がちでありながら、酒やドラッグ、派手な女性関係の中で、
伝説に彩られた短い人生を送ります。
彼の描く女性は独特で、アーモンド形に塗りつぶされた瞳など、
ひとめでモディリアニの作品だとわかるほどの個性を放っています。
その彼が32歳のとき恋に落ちたのが当時18歳だったジャンヌです。
ジャンヌは、これまで、モディリアニが36歳で早すぎる死を迎えた2日後に、
彼の後を追った悲劇の妻として知られていました。
今回の展覧会は、そんなジャンヌの画家としての横顔にスポットを当てたもので、
とても興味深かったです。ジャンヌの描く絵は、全体的に暗い絵が多いのですが、悲劇的な小説を題材としたイラストには非凡な才能を感じさせるものがたくさんありました。
それから、もうひとつの発見は、モディリアニが妊娠しておなかの大きなジャンヌを描いたデッサンでした。この作品からは、モディリアニの優しい愛情が感じれられ、破滅的な人生を駆け抜けた風雲児として知られる彼ですが、とても人間味あふれる横顔を垣間見た気がします。
モディリアニの絵は、人物の瞳を描きこまずにアーモンド形に塗りつぶされた独特のものが多いですが、ジャンヌを描いた数点には魅力的な瞳が描き込まれており、とても興味深かったです。
画家の絵は、単にモノを写実した作品ではなく、見えないものまで描写されます。
フランス象徴主義の画家ルドンが言った言葉を実感します。
「目に見えるものは、目に見えないものを描くためにあるんだよ。」
美術館に行ってきました。
20世紀初頭のパリに世界各国から集まってきた芸術家たち。
彼らがモンパルナスのカフェに集いながら、刺激しあいつつ、
独自の世界を展開していったのですが、
そのうちの一人がモディリアニですね。
イタリアからやってきたモディリアニは、金銭的にはまったく恵まれず、
病気がちでありながら、酒やドラッグ、派手な女性関係の中で、
伝説に彩られた短い人生を送ります。
彼の描く女性は独特で、アーモンド形に塗りつぶされた瞳など、
ひとめでモディリアニの作品だとわかるほどの個性を放っています。
その彼が32歳のとき恋に落ちたのが当時18歳だったジャンヌです。
ジャンヌは、これまで、モディリアニが36歳で早すぎる死を迎えた2日後に、
彼の後を追った悲劇の妻として知られていました。
今回の展覧会は、そんなジャンヌの画家としての横顔にスポットを当てたもので、
とても興味深かったです。ジャンヌの描く絵は、全体的に暗い絵が多いのですが、悲劇的な小説を題材としたイラストには非凡な才能を感じさせるものがたくさんありました。
それから、もうひとつの発見は、モディリアニが妊娠しておなかの大きなジャンヌを描いたデッサンでした。この作品からは、モディリアニの優しい愛情が感じれられ、破滅的な人生を駆け抜けた風雲児として知られる彼ですが、とても人間味あふれる横顔を垣間見た気がします。
モディリアニの絵は、人物の瞳を描きこまずにアーモンド形に塗りつぶされた独特のものが多いですが、ジャンヌを描いた数点には魅力的な瞳が描き込まれており、とても興味深かったです。
画家の絵は、単にモノを写実した作品ではなく、見えないものまで描写されます。
フランス象徴主義の画家ルドンが言った言葉を実感します。
「目に見えるものは、目に見えないものを描くためにあるんだよ。」
わたしも、絵画を見に行きたい。
ものを感じて、
自分の中に入れて、出していく。
絵画という表現方法はおもしろいなぁと思います。
そうそう、フェルメールがきてますね。
関西にもきたらいいのにと思います。
でもその中に「食欲の秋はすでに実践中」を入れるあたり、私の脳髄にずばっときました(笑)
美術館にはなかなか行かないのですが、時代を駆け抜けた作品を拝見するのは、自分の心を洗ってくれるような感じがします。
まだ行ったことがないので行ってみたいです。
モディリアニは、「モディリアニの絵ってヘンだし、映画を見たけど暗かったし」という感じですっかり私の興味の外にいっていたのですが、ソムタムさんのおかげで、目に見えないものをもう一度見ようとしてみようかな、なんて思いました。
通信で法律の勉強をしていると、どうしても言葉に縛られてしまいがちになっていたように思います。
現実に起こったこと、起こっていることを扱うものなのだから、感性を磨く、ということが重要だななんて思いました。
何の知識も無く絵をみる→画家の人となりを知る→改めて絵をみる、というのが好きなパターンなのですが、絵を通して考えさせられることってたくさんありますね。
モディリアーニの絵、とてもみたくなりました。
そうそう!いま、東京の国立新美術館で、
フェルメールの牛乳を注ぐ女が見られるんです☆
これ、アムスの国立美術館で見たことあるんですが、
割と小さい絵なのに存在感がすごかった。
見たいな~!東京、遠す、、。
bibaianさん
美術館に行った日のお昼は、当然のバイキング。
妊婦並みのおなかをかかえ、秋ぢゃのう♪と。
私もモディリアニ、あまり好きぢゃなかったんですが、今回、ジャンヌの絵と一緒に展示されており、人としての彼の一面もかいま見えたような気がして。
彼の瞳が何を見ていたのか、創造しながら絵を見るのも楽しいですよ☆
外国法概論の勉強の約に立つかどうかは、わかりませんが!
きづきさん
画家の人となりを知ると、興味が深まりますね☆
関連情報は、愛読書「鑑賞のための西洋美術史入門」でチェックしますが、面白いですね。
ああ、国立新美術館のフェルメール、見に行きたいです!
奥さんの絵だけは描かれている・・
どんな風に描かれているんだろう??
美術館自体、行ったことないですが、
比べて見てみたくなりました。
美術館に行って、本物の絵を見ると、何かしら
癒されるものがありますよ。
鑑賞のしかたや楽しみ方は、人それぞれ。
日ごろの勉強で疲れたときは、ぜひどうぞ!
写真だと平面にしか見えない絵も、実物を見ると絵の具の重ね具合だとか、厚みだとかが、その画家が存在した証のように感じられて、感慨深いものがありますよねぇ。と、なんだかこの文章は、「てにおは」がおかしいですね。ごめんなさい。
せっかくだから、芸術にふれてみようかしら。でも上野は混んでるみたいですねぇ。