とても嬉しいこと

今日、とても嬉しいことがありました。

忘年会から帰宅してみると、一通の小包がありました。
あけてみると、一冊の本が入っておりました。

その本は、中央大学が生んだ不世出の法学者、渥美東洋大先生が
著された刑事訴訟法でした。
裏表紙に渥美先生の直筆で「絶学無憂」と揮毫してありました。

「絶学無憂」とは老子の言葉です。学を絶てば憂いなし。
これは決して「勉強するな」という意味ではありません。
学を絶つほどになるにはとにかく学ぶことが必要である、
しかしこの世界は学という知識の集積だけでできている訳ではないので、
頭の中を空っぽにして、むしろ意識を大きく育てて生きることが大切だ、
知識よりも意識が大切なんだ、という教えなのです。
学を絶つことなく学び続ける通教生には、本当に有難い言葉です。

そして。この渥美先生に揮毫いただいた上でこの本を贈ってくれた方こそは、
今年の行政法ゼミでご一緒した方で、中大通教ＯＧであり現在某法科大学院生
として頑張っている人なのです。

彼女とはゼミ以来、親しくさせていただいているのですが、本当に頑張り屋な
女性なのです。安定した職についていたのに、同僚が不法な扱いの被害者になった
ことをキッカケとして中大法学部通教の門を叩き、弱者を救おうとの志のもと
ついには仕事を辞めて法科大学院に進学したのでした。

中大通教に入学して、夏スク、短スク、ゼミそしてブログ等で様々な方との
出会いを経験しています。この色んな背景を持つ沢山の皆さんとの出会い、
これだけは入学するまで全く想像していませんでした。

今は、通教を通じて色んな方と色んな意味で出会うことが出来たことを
本当に感謝したい気持ちです！！