なぜかシリーズものとなってしまった、どんど晴れと会社法ですけど、、
いよいよ来週の最終回に向けて、すごい展開になりつつありますねえ。
いくら老舗とはいえ、盛岡の旅館の経営状況の記事が英語でネットに配信され、それを韓流スターがスタジオで見ているってシチュエーションはありうるのか??
でも、そんなの関係ない!
あの経済評論家の女性。加賀美屋ピンチの記事をTIMEマガジンのぱっちもんみたいな英字誌で読んで、ピンチに気づく。ありえないけど、なぜ、せめて日経ぢゃないのか??
でも、そんなの関係ない!
いくら乗っ取りの危機だからって、飛び出していった板長や彩華まで戻ってくるなんて、どうやって知ったんだよ??
でも、そんなの関係ない!
問題は、会社法との関係ですね。経営案の丸呑みを迫る秋山たち乗っ取り屋は、株主総会を開いて女将たち執行部の総退陣を迫るぞと脅します。
正樹は、株主総会の開催を求めるには、6ヶ月以上株主であることが必要だと反論しますが、
なんと秋山は、「ふふん、よく知っているな。だから私は、6ヶ月前に加賀美屋の株の3%を取得しているのだよ、、だから私は株主総会の開催を請求できるのだ。」と言うではありませんか!
確かに、総株主の議決権の100分の3以上の議決権を6ヶ月前から引き続き有する株主は、取締役に対し、株主総会の招集を請求できます(会社法297条)。
さらに、特定の株主総会で何を議題とするかは、取締役会設置会社では原則として取締役会が決定します(298条)が、総株主の100分の1以上の議決権を引き続き6ヶ月以上有する株主は議題追加権を有します(303条)。
そうか!秋山が伸一にわなを仕掛けるずいぶんと前にすでに株を買っているということは、やっぱり加賀美屋の定款には株式の譲渡制限はない、みたいです。
それにしても。
加賀美屋が公開会社であるとしても、半年も前に、総会開催請求権まで認める3%もの株式を購入したものがいたこと、それは株主名簿の更新を見ればわかることであって、秋山が伸一に内緒で加賀美屋の株を買ってることに、経営陣は気づいていなくちゃいけませんよねえ、、。
ま、そういうことで。
加賀美屋は、たぶん、ゆかりの人たちが助けてくれるんだと思いますが、
自分でも意外なほど、このドラマを通じて会社法の勉強ができました。
いわく、公開会社と非公開会社(全部株式譲渡制限会社)の違い、
譲渡制限株式の譲渡とその効力、
株主総会の開催を主張できる株主の条件(3%以上を6ヶ月)、
株主総会における議案追加権のこと、など
なんとなく、ドラマのストーリーや秋山のせりふと重ねることで覚えちゃいました。やっぱり、法律学って、面白い!
社会のいろんなルールを決めているのが法律であることを改めて実感。
それにしても。板長と彩華。同時に現れるなんて、、、
実は、付き合ってたの??(違うって!)
いよいよ来週の最終回に向けて、すごい展開になりつつありますねえ。
いくら老舗とはいえ、盛岡の旅館の経営状況の記事が英語でネットに配信され、それを韓流スターがスタジオで見ているってシチュエーションはありうるのか??
でも、そんなの関係ない!
あの経済評論家の女性。加賀美屋ピンチの記事をTIMEマガジンのぱっちもんみたいな英字誌で読んで、ピンチに気づく。ありえないけど、なぜ、せめて日経ぢゃないのか??
でも、そんなの関係ない!
いくら乗っ取りの危機だからって、飛び出していった板長や彩華まで戻ってくるなんて、どうやって知ったんだよ??
でも、そんなの関係ない!
問題は、会社法との関係ですね。経営案の丸呑みを迫る秋山たち乗っ取り屋は、株主総会を開いて女将たち執行部の総退陣を迫るぞと脅します。
正樹は、株主総会の開催を求めるには、6ヶ月以上株主であることが必要だと反論しますが、
なんと秋山は、「ふふん、よく知っているな。だから私は、6ヶ月前に加賀美屋の株の3%を取得しているのだよ、、だから私は株主総会の開催を請求できるのだ。」と言うではありませんか!
確かに、総株主の議決権の100分の3以上の議決権を6ヶ月前から引き続き有する株主は、取締役に対し、株主総会の招集を請求できます(会社法297条)。
さらに、特定の株主総会で何を議題とするかは、取締役会設置会社では原則として取締役会が決定します(298条)が、総株主の100分の1以上の議決権を引き続き6ヶ月以上有する株主は議題追加権を有します(303条)。
そうか!秋山が伸一にわなを仕掛けるずいぶんと前にすでに株を買っているということは、やっぱり加賀美屋の定款には株式の譲渡制限はない、みたいです。
それにしても。
加賀美屋が公開会社であるとしても、半年も前に、総会開催請求権まで認める3%もの株式を購入したものがいたこと、それは株主名簿の更新を見ればわかることであって、秋山が伸一に内緒で加賀美屋の株を買ってることに、経営陣は気づいていなくちゃいけませんよねえ、、。
ま、そういうことで。
加賀美屋は、たぶん、ゆかりの人たちが助けてくれるんだと思いますが、
自分でも意外なほど、このドラマを通じて会社法の勉強ができました。
いわく、公開会社と非公開会社(全部株式譲渡制限会社)の違い、
譲渡制限株式の譲渡とその効力、
株主総会の開催を主張できる株主の条件(3%以上を6ヶ月)、
株主総会における議案追加権のこと、など
なんとなく、ドラマのストーリーや秋山のせりふと重ねることで覚えちゃいました。やっぱり、法律学って、面白い!
社会のいろんなルールを決めているのが法律であることを改めて実感。
それにしても。板長と彩華。同時に現れるなんて、、、
実は、付き合ってたの??(違うって!)
それにしても、板長と彩華。
そんなこと言って…。
浩司がやきもきしますよ(笑)
わたしは、いま、
南部鉄器の弟子、聡と、
外資スタッフの関係が気になってます。
でも、そんなの関係ねぇ、ね、オッパッピ~(笑)
っていうか、ほんと凄いドラマですね。
ますます最初から見たいと思いました。あー悔やまれる。
だけど、ソムタムさんの記事で会社法にかなり興味を惹かれています。
最後の結末、ぜひともよろしくお願いします!
たぶん、聡は外資の元締めの御曹司なのではないか、と。
キャンディキャンディで、アルバート大おじさまの正体を知ったときから、ドラマにおいては何でもありだということを知りました。
きづきさん
会社法、少しずつ興味がわいてきました。
せっかく勉強するのなら、楽しくしたいですからね!
3%のところのやりとり、おおーと聞いてました。
読んでいるほうも、とても勉強になります☆
おおっ、ついにどんどフリークに仲間入りですか、って
もう今週で終わりですけど、、。
でも、最近は法律がいろいろと関係していくるドラマが
増えたような感じがしますね。
法学部で勉強しはじめてから気づくようになっただけかな?
世の中の出来事、ドラマの出来事。
こういう気づきを感じれることは「法律っておもろい!」って嬉しくなりますよね。
私は2時間ドラマでたまに刑法各論のシケタイを開きます・・・(w
わかる、わかります!その気持ち。
ええっ、この犯罪の構成要件は確か、、、なんてね。
今まではボーっとテレビを見ているだけでしたが、これからは法について敏感に反応して、調べて行きたいと思います!
>盛岡の旅館の経営状況の記事が英語でネットに配信され、それを韓流スターがスタジオで見ているって
会社法がからんでなくとも、強烈なドラマですねぇ。韓流ドラマもビックリするような話の展開で!!(笑)
しかし、半年も気付かないとは...。家族経営のようだし、株主名簿も作ってなかったのかな??
茶の間に六法!すごい心意気です。
法学部生である私も見習わなくちゃ~!
えりざさん
確かに最近の展開は、驚きの連続です(汗)
それから。株主名簿は会社法の規定により作成される帳簿ですよね。株式の取得者は、原則として、その取得した株式の株主として名簿に記載されている者と共同して名義書き換えの請求を行うこととされてます(会社法133条)
知らないってことないはずなんですけどね。