6月25日 今日は、サンライフカルチャー相模原教室です。
毎年6月と12月には、土仏師の試験を行っております。
今回相模原教室の申請者は3名。
みなさん、頭をかかえながら試験に取り込んでおられます。
この試験では、仏の基本的なことの筆記試験とともに、土仏師として今後の思いを書いていただいております。
本日、見学に見えた男性の方が、「仏さんだから、1体ならいいんだが、たくさんあっても困るんだよな。」とおっしゃっておられました。
多くの方は、「かわいい」とか「たのしい」として作り始められます。
つちぼとけの場合は、毎月完成させますので、年間で考えると数十体の仏様が出来ます。
しかし、皆さんに聞くと、ほとんど手元に残っていないそうです。
一生懸命作っていると、友人知人から希望されて差し上げているそうです。
つちぼとけでは「救世利人」の精神でもって造仏をお願いしています。自分の幸せを願う仏様ではなく、人のために作らせていただく。その心が広がっていくことを願っています。
土仏師に合格されました方々には、「修行」としての仏様を造仏され、ますますのご精進を心より祈念申し上げます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます