つちぼとけの展示会に見えた方より手紙を頂戴しました。
「孫が突然死。今まであんなに楽しく明るく希望に満ちた家庭が一変して暗闇の中に。
つらくて、苦しくて、悲しくて・・・そんな時にデパートでつちぼとけに出会うことが出来ました。
自宅につちぼとけ様をお迎えし、まるで孫が帰ってきたみたいです。少しづつではありますが明るい家庭に戻ってきています。いただいたつちぼとけ本を1ページ1ページかみしめながら仏さんと向き合っています。ありがとうございました」
この様なお便りをいただくと、悲しいことですが、仏さんの慈悲が少しでも伝わったことに、うれしく感じます。
つちぼとけの教室や展示会では、様々な悲しみを抱えた方とお話しします。その中でも一番悲しくつらいのは、子供との別れです。
小さな子供が、ちゃんと極楽にいけたでしょうか?と聞かれ手をつかまれることもしばしばです。ふさわしい言葉は私にはかけられません。そんなときは、だまって小さな握り地蔵を握ります。そう、仏さんに任すしかない。そんなご縁の仏さまを作らせていただいています。
あの世この世と分けなくとも、いつもそばにいてくださる。目には見えないが、姿かたちを変えて声なき声で見守っていてくださる。
いつも いつも おかげさん。
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