東京 江戸33観音霊場
人形町の交差点から水天宮の方向へ。
道の右側に上り階段があり、その上にお堂を見ることができす。ここは「大観音寺」。高さ170センチもある菩薩頭部(鎌倉時代・都指定文化財)をお祀りしてあります。
この仏頭はもともと鎌倉のお寺にあったものでしたが、鎌倉時代の火災で被害を受け、行方不明になりました。その後、江戸時代になって仏頭のみが発見され、明治九年にここに安置されたそうです。通称を「大観音 (おおかんのん) 」といい本尊のご開帳は毎月17日です。 ここは、後に生家跡を紹介する谷崎潤一郎が幼いとき、乳母に連れられてよく来たところです。
片隅にお地蔵様が。水子供養を願ってご供養に訪れる姿もみられました。
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