秦野市にあるサン・ライフしぶさわホールにて講演会を行いました。
こちらでは、「あったか寺子屋」と題して、毎月講師を招き、「人生を輝かせる」為のコツや考え方を講演いただき、参加者に、より楽しい人生を送っていただきたいと開催されています。
久しぶりの1時間講演 ちょっと緊張しております。
約30名ほどの参加の方々は真剣な眼差し。この坊さんどんな話をするんだろう?
と興味津々の顔をされています。
法話といっても堅苦しい話ばかりではみなさん安眠されてしまいます。いかに仏教の話と興味を引く話をくっつけて寝させずに盛り上がらせることが出来るか?これがなかなか大変です。
さてさて、どうしようか・・・最初は、身口意の法話!どうだ!
反応がない(シュン)。それならば得意の寿司ネタ!
うけない。どうしよう。
とまあ出だしはリズムが取れなかったんですが、つちぼとけの話になると
私の力が入ってくる。会場に笑いのウェイブが・・・よし、このまま突っ切るぞ・・・
と調子に乗って話をしていれば10分のタイムオーバーしてしまいました。
眠った人は居ませんでしたが、講演者としてタイムオーバーは失格ですね。
さて、本題にはいりますが、ここで質疑応答の時間をもったのですが、
仏壇の向きや遺影写真の飾り方など、僧侶にとっては、相談するようなことでもない、ごく普通の当然の内容でも、一般の方はどこに相談すればよいのかわからずにおられることに驚きました。
中には、寺とのトラブルで困っておられることなど・・・
檀家離れと言われていますが、同時に僧侶離れでもあり、仏事の事がわからない方が非常に多くなっていると実感しました。僧侶との接点は、葬儀や法事しかなくなっているのかもしれません。いかに一般の方と僧侶との接点を持つことが出来るか?考えて歩む必要があると思いました。
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