TOKYO珍遊記 ～はとバス編～

築地市場にて美味しい朝食を食べた後は本日のメインイベントである"はとバスツアー"に参加するべく東京駅へ。
そうです。今日1日は"はとバス"で過ごしてみようと事前に予約を入れていたのです。
"はとバス"といってもツアープランは沢山あり迷ってしまうのですが今回、絶対に行きたい場所があり、その場所が含まれていて尚且つ1日フルに使うプランで申し込んでみました。


まずは腹ごしらえと言う事で浅草の"どじょう専門店"にて昼食です。
私、初の"どじょう"鍋です。
その昔、ウナギが高級で食べれなかった江戸っ子がウナギの変わりに食していたのが"どじょう鍋"どじょうはウナギにも負けないぐらいの栄養もあり、江戸っ子には馴染みの深い食べ物だったそうです。

今回はとバスツアーに申し込んだ大きな理由が、土地の由来や様々な"うんちく"を知りたかったからなのです。
ただ単に目的地に行くだけなら電車と徒歩を駆使すれば住む話しなのですが"はとバス"を利用することで様々なガイド（お話し）を聞きたかったのです。
なので、この"どうじょう鍋"の話もガイドさんの受け売りです。
他にも書店が立ち並ぶ神保町などを回った時は書店の並び一つにしても"西日による本の劣化を避けて…"と何故に道路を挟んで片方の通路にしか本屋がないのか？など思わずナルホド～。と感心するお話しを聞けました。


昼食を済ませた後は浅草の演芸場にて落語などの寄席を鑑賞。
特に一枚の紙を切って絵に仕上げる"紙きり"は一つの芸術として感動しましたね。
初めて見る生の落語というのにも感心しました。
ネタの中身もさることながら喋り方そのものが技術なんですね。
咄家と言われる意味を何となく感じれた一時でした。


浅草ときたら定番の雷門、仲見世。
この日は丁度、連休ということもあり凄い人でして・・・。


仲見世内にある花月堂の"ジャンボめろんぱん"
この"めろんぱん"。表面はサクサクで中はふわっと柔らかく。そして焼きたてなのでほのかに温かく・・・。
今まで僕が食べてきたメロンパンの中でダントツに美味しかったです！


お次は船上バスにて隅田川船下り。
ボケボケですが、写真は銀河鉄道９９９原作で有名な松本零士さんデザインの卑弥呼号。う～～んカッコイイ。こっちに乗りたかったなぁ・・・。


さて、今回のツアーで絶対に行きたかった場所・・・。
それは東京タワー！
私、そら。今まで東京タワーには登った事が無く。
そろそろ東京タワーの一つや二つ登っておこうかなぁと思たわけですよ。


全長は３３３ｍ
この意味ありげな数字を紐解いてみると、完成したのは昭和３３年・・・。
この流れでいくと、もしかして３月３日！？と思ったのですが１２月２３日だそうです。


東京タワーの展望室は２つに分かれていて、ツアーでは一つ下のフロアの１５０ｍまででした。
僕は観覧車すら乗れない高いところが駄目な人なのですが、駄目は駄目なりにコダワリがあり高いところの景色は大丈夫なのです。
町並みが何だかミニチュア模型みたいでジ～～と見ていると不思議な感覚にさえなってしまいます。


床が強化ガラスになっていてスケスケな場所もあり・・・。
こ～いう場所は駄目なのです。
駄目なんだけど・・・怖い物見たさの好奇心でチョコっとだけ足を乗せてブルブル～と背中に寒気を感じてみたり…。

さて、そろそろバスへの集合時間なのですが、この日は連休で凄い人だかり。
下りのエレベーターも行列だったのです。
このままでは集合時間に遅れてしまう・・・。

しかし、ちゃんと下調べしていた僕はチョットした裏技？でこの危機を乗り越えるのでした。
その裏技とは・・・。


THE階段！
東京タワーにはちゃんと野外の階段があり、これなら並ばずに下る事ができるのです。
しかし、１５０ｍを歩くのは大したこともないのですが１５０ｍの階段を下るというのは中々、経験することはないので面白い体験でした。

さて、これで今日一日の工程は終了し帰りのバス亭に着いたのは夕方。
実はこの後もちゃんと予定を組んでいたので今宵はまだ終わらないのであります。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく