気まま日誌α

「気まま日誌」は2011年6月をもって「気まま日誌α」になりました(笑)

ありがとうを「君」へ

2008-10-26 23:11:50 | 

本日、新しい車の契約をしてきました。

それに伴い、いままでの愛車を手放すことになりました。

2000年に購入し今まで8年間、一緒に行動を共にしてきました。
今回、購入した車の嬉しさもありますが、正直凄く微妙な気持ちです。
出来ることならば今の愛車も残しつつ新しい車を所有したい気持ちが本音です。

でも、それは無理なこと。
自分は車馬鹿なので、今の愛車に文字通り愛着を持っています。
今日は、そんな「君」のことを書いてみようと思います。

「君」とは通勤はもちろん、北は北海道、南は神戸。
「君」とはいつも一緒に行ったね。

初めて「君」が僕の家に来た時のことを僕は今でも覚えているよ。
仕事が終わって家に帰ると「君」は既に車庫の中に居たね。
あまりに興奮して、そのまま漠然と南に向けて走ったね。

物凄く嬉しく、「君」のカッコイイスタイリングを何度も眺めたよ。
会社の駐車場に止めた後も、後ろを振り返り「君」の姿を何度も眺めた。

それは8年経った今でも同じだったね。

初めて屋根を開いて走ったのは何処だったけ?

多分、そんな何処でもないような近所だったんだろうね。

「君」と一緒になってから僕は毎週のように遠出したね。
運転してるだけで嬉しく、楽しく。
いつまでも乗って居たい気持ちになったよ。


「君」と一緒になった時から、僕は北海道の広大な大地を「君」と一緒に走りたいと思ってたんだ。

2007年・5月 思い切って北海道に行ったね。
オープンにして走った富良野の大地は気持ちよかったよ。
この瞬間にオープンカーを買ってよかったって思ったんだ。


でも、そんな楽しい時間だけじゃなかったね。
雪道を走っていて走行不能になって雪山に一日、放置してしまったこともあった。
ついイライラして、そのハケ口に「君」を乱暴に扱ったり、時には爆発して窓やステアリングを思いっきり殴ってしまったこともあったね。

でもけっして「君」が悪いわけじゃないんだ。
俺が単にイライラしてただけなんだ。

冬に雪の塊を踏んでバンパーを割ってしまい結局、直さないままになってしまったね。

「君」との想い出を書こうとすると僕は何故か涙がでてくるよ。

でも、それは「ごめんね」じゃなくて「ありがとう」なんだ。

「君」と一緒に居られる時間も後少しだね。

今日は「君」の事を思いながら呑む事にしたよ。

最初は新しい車を契約した興奮だったけど、後少しの時間だけ「君」を思う事にした。

「君」と行った色んな情景を考えると僕は正直、ちょっと辛いよ。

決して手放さなければならない理由があったわけじゃないけど。

時には感情だけで判断しちゃいけないこともあるんだ。




今までありがとう。
「君」と一緒に居た8年間は僕にとって最高に楽しい時間でした。

新しい車を所有し、時間と共に僕の気持ちは「君」から離れていくかもしれない。

でも今、この時は「君」のことだけで一杯なんだ。

8年間ありがとう


アル・ケッチァーノを求めて。

2008-10-14 23:20:47 | お店

先日、前々から気になっていたお店があり、思い立ったが吉日ってな事でお出かけしてきました。
その、気になるお店というのが山形県は鶴岡という場所にあるアル・ケッチァーノさん
実は僕がこのお店に行った日の夜に某テレビ番組でも紹介されていたそうです。

ここの料理は厳選された地元素材を使い、様々な塩を使い分けることで素材の味を引き出した料理に定評があり全国からも多くの人が訪れる人気のお店なのです。

しかし、それだけの人気のお店。
連休中に予約もなしで果たして食べてこれるのか?

と、いう裏テーマを勝手に掲げて出かけた訳です。


結果から言いますと、やはり予約のお客様だけで一杯でして・・・と丁重にお断りを受けたわけなのですが隣に姉妹店であるイル・ケッチァーノであればパスタランチをやっているとの情報を貰ったので向かうことに

こちらのお店はアル・ケッチァーノと同じく厳選された食材を使い、パスタやピザなどオーソドックスな料理を気軽に食べれるようにと、昨年オープンしたお店だそうです。

しかし、こちらでも一筋縄ではいかなかったのです。

時は既に13時(ラストオーダー14時)

お店の中ではやはり数組が席待ちをしていました。

まぁ、その・・・嫌な予感はしてたんだよね

僕: 「あの~、食事したいのですが・・・」
店員:「すみません、本日は既に受付は終了してまして・・・
僕: 「ぇぇ、そうなんですか・・・
店員:「はい・・・申し訳ありませんが・・・
僕: 「実は、料理を楽しみに朝、岩手から出て来たんですよ・・・
店員:「え!?岩手からですか??・・・わざわざ遠い所から・・・
店員:「・・・判りました。じゃぁ~お客さんが最後ってことで
僕: 「あ、ありがとう御座います!」 

と、言うわけで店員さんのご好意により待たせて貰うことが出来ました。

そして待つこと約1時間・・・。


やった~~。

ついに食事にありつける事ができました。

手前から小松菜とベーコンのぺペロンチーノ、シーザーサラダ、手作りのパン

決して派手さは無いけれども一つ一つの素材の味がしっかりでていて噛み締める度に美味しさがにじみでるといった感じでしょうか。
自然の味わいでとても美味しかったです

特にシーザーサラダはチーズや、クルトンといった食材も相当に美味しく食べ終わるのが勿体無いくらいでした(笑)


そして食後にはコーヒーとケーキも

このティラミスがまた・・・
酒飲みのクセにケーキも好きなので色々と食べてきましたが、こちらのケーキはかなり美味しいです。
お土産にも出来るのでお立ち寄りの際には是非

お会計の時に丁度、入店をOkしてくれた店員さんだったのでお礼をいうと笑顔で
「いえ、いえ、せっかく遠くから来たんですものねぇ~」と。
「今から帰るんですか?」と聞かれたので
「(お腹がいっぱいになったので)、帰るのが面倒になりました」
と答えたら大笑いしてくれました

食べるのが好きで色んなお店に足を運んでいますが、やはりお店というのは料理だけでなく店員さんの対応によって印象が大きく変ってしまいます。

いくら美味しい料理でも無愛想だったりすると気分的には印象はよくないですよね?

無理言って融通を利かせてもらった事もありますが、店員さんの印象もよく終始、気持ちよく食事を楽しむことが出来ました。


今度はちゃんと予約をとってアル・ケッチァーノの方でディナーコースでも楽しみたいものです。