2013年3月19日
#、為替、95.22円。95.64円。95.55円。ユーロ、123.39円。123.78円。
#、ダウ、14452.06。-62.05ドル。ナスダック、3237.59。-11.48。
#、前場、12467.18円。+247.60円。後場、12468.23円。+247.60円。
スポーツ
WBC準決勝。
オランダ対ドミニカ共和国戦。10:00
4対1でドミニカ共和国勝利。
先発、
【オ】投 マークウェル 左腕36、スタウフベルヘン右腕26、ボイド55、ファンミル右腕51、
【ド】 投 ボルケス 右腕37ヘレラ右腕40、ストロップ右腕46、ロドニー右腕56、
#、ドミニカ共和国 、打順 位置 選手名 背番号
1 番遊 レイエス 7 、2 番三 テハダ 4 、3 番二 カノ 24、
4 番一 エンカーナシオン 10、 5 番指 ラミレス 13、 6番 右 クルーズ 17 、
7 番捕 サンタナ 41 、8 番左 シエラ 14 、9 番中 デアザ 30、
#、オランダ 、打順 位置 選手名 背番号
1番 遊 シモンズ 9 、2 番二 プロファー 10 、3番 中 バーナディナ 2、
4 番右 バレンティン 4 、5番 指 ジョーンズ 25、 6番一 スミス 18 、
7 番三 スコープ 46 、8 番左 サムス 12 、9 番捕 リカルド 21 、
【オ】1回表、1番、1.0.2.0.3.0.四球2番、0.1.1.1.2.1.2.2.3.2.2塁パスボール四球3番、
1.0.1.1.1.2.2.2.1ゴロ2.3塁4番、1.0.1.1.2.1.6ゴロ外角高目のカーブ1点3塁5番、1.0.2.0.2.1.7フライ。好捕、客席に飛び込む! 1対0。
【ド】1回裏、1番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.9フライ2番、0.1.1.1.1.2.、、2.2.7フライ3番、
0.1.0.2.1.2.、2.2.3.2.8ヒット4番、1.0.1.1.5ゴロ真ん中低めのチェンジアップ。
2回表、6番、1.0.1.1.1.2.2.2.6ライナー7番、1.0.2.0.3.0.3.1.3.2.、6ゴロ8番、1.0.1.1.1.2.2.2.5フライ真ん中低めのチェンジアップ。
2回裏、5番、1.0.2.0.2.1.3.1.四球6番、1.0.1.1.2.1.3.1.牽制アウト?6ゴロ7番、0.1.0.2.1.2.2.2.、、7フライ。
3回表、9番、1.0.1.1.1.2.空振り三振1番、1.0.1.1.9フライ2番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.空振り三振。
3回裏、8番、1.0.1.1.1.2.8フライ9番、1.0.1.1.8フライ1番、0.1.1.1.2.1.8ヒット
2番、2フライ。4回の攻防が1回目のポイント!?52球。
4回表、3番、0.1.1.1.2.1.3.1.?1ゴロ4番、1.0.1.1.1.2.3.1.3.2.空振り三振5番、8ヒット6番、0.1.5ゴロ外角のカーブ、ボール。
4回裏、3番、0.1.0.2.1.2.4ゴロ外角低めのスライダー4番、9フライ5番、0.1.0.2.1.2.、5ゴロ。昨日と同じ様な試合運び?62球。被安打2.。
5回表、6番0.1.6ゴロ7番、0.1.1.1.1.2.空振り三振8番、9ヒット9番、0.1.0.2.、空振り三振。
5回裏、6番、3.1.8フライ7番、3.0.3.1.3.2.、左二塁打8番、0.1.左二塁打1点9番、0.2.1.2.、、2.2.、3ゴロ3塁1番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.8ヒット1点2番、1.0.1.2.ランエンドヒット8ヒット1.3塁【スタウフベルヘン】3番、敬遠4番1.1.1.2.、8ヒット1点3塁タッチアウト。 1対4。
6回表、[テヘラ】2番、0.1.1.1.2.1.3.1.3.2.6ゴロ3番、0.2.、、4ゴロ4番、1.0.中二塁打5番、2.0.2.1.2.2.3.2.空振り三振
6回裏、5番、0.2.1.2.1ゴロ内野安打6番、1.1.、、9フライ7番、9フライ8番、0.1.1.1.1.2.、、、、2.2.、3ゴロ。
7回表、6番、0.2.空振り三振153キロ7番、0.1.4ゴロ155キロ8番、1.0.1.1.2.1.3.1.四球9番、0.1.0.2.空振り三振空振り三振。
7回裏、9番、0.2.1.2.、、、2.2.6ゴロ1番、0.1.0.2.空振り三振2番、1.0.1.1.2.1.4ゴロ内野安打悪送球2塁3番、敬遠4番、8フライ。
8回表、【ストロップ】1番、1ゴロ2番、1ゴロ3番、1.0.8ヒット4番、1.0.2.0.2.1.1ゴロ内角高めのストレート153キロ。
8回裏、【ファンミル】5番、1.0.1.1.2.1.2.2.、、3.2.、6ゴロ6番、7番、8番、
9回表、【ロドニ―】5番、0.1.0.2.1.2.4フライ、外角高目のストレート153キロ6番、1.0.1.1.1.2.空振り三振真ん中のチェンジアップ7番、0.1.1.2.2.2.見逃し三振外角低めのチェンジアップ!
1. ドミニカ共和国が初の決勝進出!集中打でオランダ破る/WBC
(サンケイスポーツ)2013/3/19 13:1
WBC準決勝(18日、ドミニカ共和国4-1オランダ、サンフランシスコ)優勝候補のドミニカ共和国が五回の集中打でオランダに逆転勝ちし、初の決勝進出を決めた。19日に米サンフランシスコで、世界一を懸け日本を破ったプエルトリコと対戦する。
ドミニカ共和国先発のボルケス(パドレス)は一回先頭から2者連続で四球、バーナディアの投ゴロは併殺を取れず一死二、三塁とされ、バレンティン(ヤクルト)の遊ゴロの間に1点を失った。打線も序盤はちぐはぐな攻めが相次いだ。二回一死で四球で出塁したラミレス(ドジャース)が、けん制に飛び出しタッチアウト。三回二死でレイエス(ブルージェイズ)が中前打を放ったが、続くテハダ(前ジャイアンツ)はバントを試み捕手へのフライに終わった。
だが、五回にようやく打線が目を覚ました。一死からサンタナ(インディアンス)が二塁打で出塁すると、シエラ(ブルージェイズ)が左翼線への適時二塁打で1-1の同点とした。二死三塁からレイエスが中前に運び勝ち越しに成功。さらに一、三塁としてオランダ2番手のスタウフベルヘンが暴投、エンカーナシオン(ブルージェイズ)も中前適時打を放ち、この回で一気に4点を加えた。
六回からはリリーフ陣が無失点で切り抜け、九回はロドニー(レイズ)が150キロを超える速球を武器にピシャリと抑えた。
2. 阿部、再三のチャンス生かせずに凡退/WBC
特集: 3連覇へ!侍ジャパン .
6回、空振り三振の阿部=AT&Tパーク(撮影・岡田亮二) 【拡大】
WBC準決勝(17日、日本1-3プエルトリコ、サンフランシスコ)日本の4番打者は度重なる好機をものにできなかった。得点圏に走者を置いた四、六回で凡退した阿部は、1-3の八回2死二塁でも左投手の前に二ゴロに倒れた。
米大リーグに所属する選手が次々と参加を辞退した今大会。主将としてチームを引っ張ってきたが、目標に掲げていた3連覇には届かなかった。(共同)
3. 五回の好機も…稲葉と松田が連続三振/WBC
特集: 3連覇へ!侍ジャパン .
5回、2死一、二塁の好機に空振り三振に倒れた松田=AT&Tパーク(共同)【拡大】
WBC準決勝(17日、日本1-3プエルトリコ、サンフランシスコ)日本は五回の好機を生かせなかった。坂本(巨人)の安打で初めて先頭打者を出すなど1死一、二塁としたが、稲葉(日本ハム)と松田(ソフトバンク)が続けて三振に倒れた。
五回途中から登板したプエルトリコの2番手、デラトーレが外角中心に攻め立てる中、ボール球に手を出してしまった。一回に1点を先制されて早く追い付きたい焦りがあるのか、中盤まで思うように打線がつながらなかった。(共同)
4. 越智 完璧1回 1年ぶり難病から復活「“頑張れ、頑張れ”がうれしかった」
スポニチアネックス 3月18日(月)6時59分配信
<巨・ヤ>7回に登板、1回無失点の好投を見せ、ハイタッチで迎えられる越智
◇イースタン・リーグ 巨人3-7ヤクルト(2013年3月17日 ジャイアンツ球場)
2軍調整中の巨人の越智がイースタン・リーグのヤクルト戦(ジャイアンツ球場)に登板。1回を無安打無失点、最速143キロを計測した。
昨年6月に背骨付近のじん帯が硬くなり神経を圧迫する黄色じん帯骨化症で手術を受けて以来、約1年ぶりのマウンド。「本当に久しぶりで多少緊張した。長かったけど、ファンの方が“頑張れ、頑張れ”と声をかけてくれてうれしかった」と復活への一歩を刻んだ。
#、山口の負担を越智、久保、が非常に大きい。
5. 山本監督、8回の走塁「ダブルスチールを行ってもいいというサイン」
(スポーツナビ)2013/3/18 16:09
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝が17日(日本時間18日)、サンフランシスコのAT&Tパークで行われ、日本代表はプエルトリコ代表に1対3で敗れ、3連覇の夢を断たれた。
以下は、山本浩二監督の質疑応答。
――能見篤史投手が2点本塁打を献上したがあそこで他の投手を投入するということは考えなかったのか?
「敗因は相手のピッチャーの切れが良くて、チャンスをつかめなかったことだと思います。能見のことは結果論であって良い投球はしていました」
――前田健太投手にも四球が多かったが選手全体に硬さがあったのか?
「硬さというか、球場の風の具合とか今日はちょっといつもと違ったという感じです。でも前田は良い投球をしてくれました。負けたのはそういうことではなくて、私は選手は頑張ってくれたと思います」
――8回の走塁失敗について、あれはどのような戦術だったのか?
「8回の走塁はダブルスチールを行ってもいいというサインでした。スタートで井端(弘和)が少し遅れましたが、どちらにしても選手は本当によくやってくれました。この経験がこれからの野球人生にもプラスになるのではないかと思います」
――打席には強打者(阿部慎之助)が入っていたにも関わらずダブルスチールを狙ったのはなぜか?
「あの投手(ロメロ)の動きが大きいというのはビデオで見てわかっていましたし、そういうチャンスがあれば行くということはミーティングで話していました。もちろん打席には阿部が入っていましたが、1つでも前の塁に行くという姿勢でしたから。この作戦は失敗か成功かだけですから、悔いはありません」
――阿部主将の評価は?
「選手は本当によくやってくれた。特に阿部をはじめベテラン陣が彼をサポートし、そして若い連中がそれについていった。2次ラウンドからまとまりが出てきました。素晴らしい選手とできて私は本当に幸せです」
――戦前は苦戦が予想された大会で準決勝まできたものの、優勝まであと2つ足りなかった。3連覇に足りなかったものは?
「今日の相手は素晴らしいチームで打者も積極的に打ってきましたし、特に投手が良かったので、(日本には)なかなかチャンスらしいチャンスもありませんでした。勝負には勝ち負けがありますし、今日は相手が勝ったということだと思います。ただ、チームとして選手全員で戦って、このシーズン前の調整の難しい時期に各選手が本当に短期間で調整してこの戦いに臨み、ひとつのチームができたのではないかと思います」
――日本代表の監督として大きな重圧の中で戦ってきた今の思いは?
「もちろん3連覇を目指してやってきましたし、このチームならいけるのではないかという手応えもありました。監督就任の要請を受け半年くらい経ちますが、久しぶりに監督をやらせてもらう中でさまざまな重圧は感じていました。でも、非常に良い経験というか、あらためて勝負の厳しさを味あわせてもらったし、燃えるものがありました」
取材:永塚和志
#、これは愚策です。好捕手!、モリーナ相手に重盗は都合がよすぎる?遣るならカウント次第でランエンドヒット?曖昧な策でチャンスを逃した。?
6. 王者がアンダードッグに屈する典型的な展開
WBC3連覇を逃した侍ジャパン、自滅に近い形での敗戦となった(写真は8回の走塁でタッチアウトとなった内川(左)) (Getty Images)
「2人のダビデが2人のゴリアテに挑む」
第3回ワールド・ベースボール・クラシック準決勝開始前、「スポーツイラストレイテッド」電子版には、小が大を制す聖書の物語にちなんだそんなタイトルが踊った。
この場合の“巨人兵ゴリアテ”とは決勝ラウンドでも本命視されるドミニカ共和国と日本であり、絶対不利の“少年ダビデ”はオランダとプエルトリコのこと。こんな見出しは、2大会連続王者である日本の野球がアメリカでもどれだけ深い尊敬を受けているかの証しでもある。
しかし、現地時間3月17日にサンフランシスコで行なわれた準決勝は、聖書の物語の結末そのままに、王者がアンダードッグに屈する典型的な展開で進んで行く。
立ち上がりは制球が定まらなかった日本の先発・前田健太が初回に2四球でピンチを招くと、5番のマイク・アービレイスの中前打でプエルトリコがあっさりと先制。「久しぶりにこんなに緊張してマウンドに立った。初回にフォアボールから失点して、悪い流れを作ってしまった」と前田が後に振り返った通り、序盤でリードを許したことは結果的に日本に重いプレッシャーとなってのしかかることになる。
8回の奇策、海外メディアからも疑問の声
「相手は素晴らしいチーム。打者は積極的に打って来たし、特に投手陣が良くて、チャンスらしいチャンスもなかった。相手が勝ったということ」
試合後に山本浩二監督はそう語ったが、実際には日本に追撃のチャンスが訪れなかったわけではない。
5回裏には好投していた相手先発投手の負傷降板後に1死一、二塁の好機を作るも、稲葉篤紀、松田宣浩が連続三振。6回にも相手のまずい守備もあって2死から3塁に走者を置くが、期待された阿部慎之助が空振り三振。日本の打者たちはいずれもボール球の変化球に飛びついてしまい、降って沸いたような得点機を逃し続けた。
この拙攻の後、7回表に2番手の能見篤史がアレックス・リオスに2ランを浴びて、得点差は3点。少なからず終戦ムードが漂い始めた中で、それでも8回に鳥谷敬、井端弘和、内川聖一の長短打で1点を返した日本の粘りは見事ではあった。
しかし、再び掴んだ絶好の追撃機に、この試合最後にして最大のミスが最悪のタイミングで飛び出すことになる。1対3と点差を詰め、なおも1死1、2塁で打席には4番の阿部。ベースボールの醍醐味と言える真っ向勝負の場面で、一塁走者だった内川が1、2塁間で挟まれ、2塁ベース上でタッチアウトになってチャンスをまたも潰してしまった。
「ダブルスチールを行っても良いというサインだった。井端のスタートが遅れたのでああいった結果になった。投手のモーションが大きいというのはビデオを見て分かっていて、チャンスがあれば走るという話だった。打者はスラッガーの阿部だったが、1つでも前の塁に行くという姿勢、作戦に悔いはない」
山本監督はそう説明したが、打席に日本最強の打者を迎え、しかも奇策で挑む相手は強肩で知られるヤディア・モリーナ捕手である。果たして適切な戦術だったのかどうか、試合後には海外メディアからも疑問の声が飛んだのも仕方ないところだった。
浮き足立った上でミスを犯したのは内川だけではない
もちろん、最終的には3対1で逃げ切ったプエルトリコの勝負強さは誉められてしかるべきである。
カルロス・ベルトラン、モリーナといったメジャーを代表するスーパースターを擁するチームだが、特に投手陣の層の薄さゆえ、WBC開幕前の評価は決して高くなかった。しかし、派手さはなくともそれぞれの仕事を確実に遂行するプロ集団は、これで本命視されたベネズエラ、アメリカ、日本をすべて打ち破ったことになる。誰にも文句を言わせない形での堂々の決勝進出であり、日本とプエルトリコとの間にもともと“ゴリアテ”“ダビデ”と呼ばれるほどの実力差はなかったはずだ。
ただ、それでもすべてを冷静に振り返ると、やはり日本は勝てる試合を落とした感も否めない。初回に力んで連続四球を出した前田、好機にボール球につられ続けた打者たち、メジャー最高の守備型捕手相手に不要にも思えるスチールのサインを出したベンチ、そして、盗塁敢行を途中で取りやめた目の前の走者に目をやる余裕すらなかった内川……。
「ぜんぶ言い訳になるけど、僕がぜんぶ壊してしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」
内川は試合後に涙ながらに語ったが、浮き足立った上でミスを犯したのは彼だけではない。プエルトリコの“ジャイアント・キリング”の継続は、日本の3連覇への挑戦の終焉を意味する。そして、有利と目された一戦での敗北は、チーム内の多くが自滅に近い形で崩れた上で導き出された結果でもあった。
この雪辱の機会は、2017年まで待たなければならない。最後の最後で力を出し切れなかったと感じた選手たちにとって、これから先の4年間は長い長い時間となりそうである。
<了>
杉浦大介(すぎうらだいすけ)
東京都生まれ。日本で大学卒業と同時に渡米し、ニューヨークでフリーライターに。現在はボクシング、MLB、NBA、NFLなどを題材に執筆活動中。『スラッガー』『ダンクシュート』『アメリカンフットボール・マガジン』『ボクシングマガジン』『日本経済新聞・電子版』など、雑誌やホームページに寄稿している。Twitterは(http://twitter.com/daisukesugiura)
7. どうして?痛恨の走塁ミス 内川突進、井端止まったまま…好機しぼむ
(スポニチアネックス)2013/3/18 14:04
◇WBC決勝トーナメント 日本1―3プエルトリコ(2013年3月17日 サンフランシスコ)
サインミスなのか…。日本は痛恨の走塁ミスで終盤の絶好機を逃した。
井端の右前適時打で追い上げムードに、3番内川も右前打で続いた。その直後、打者阿部の時に内川がスタートを切った。が、二塁走者の井端は三塁をうかがうもスタートは切らず、突進してきた内川が一、二塁間に挟まれて追いかけてきた捕手にタッチされた。
反撃ムードは一気にしぼみ、阿部の二ゴロで得点は1点止まり。流れをつかめなかった日本代表の象徴的なシーンだった。
#、強肩!、モリーナ相手に、重盗が愚策で間違い!?能見も明らかに、悪かった?制球が悪い!何でチェンジアップ?しかも真ん中高目??打者は、当たりが出て来た?感知替え?
井畑以外は強振して外角の変化球のボールに手を出す??。ベンチ、チームが基本を忘れた?。当然の結果です。
8. 足りなかった準備と執念=「純国産」の限界も【WBC】
(時事通信)2013/3/18 20:53
カカオトーク
3連覇がついえ、山本浩二監督の表情は疲れ切っていた。「重圧を感じていた。改めて勝負の厳しさを味わった」。就任から5カ月余り。胴上げはかなわず、敗軍の将となった。
振り返れば、大会前からごたごたが続いた。日本代表のスポンサー権の問題で、昨年7月には労組日本プロ野球選手会が不参加を表明。紆余(うよ)曲折を経て、何とか参加にこぎつけたが、次は監督選びが難航。秋山監督らの名前が挙がるなどもし、当初の予定より大幅に遅れて、ようやく山本監督の就任が決定。第3回大会で初めて現役監督ではない人材にタクトが預けられた。
メンバー選考も苦難の連続。出場を見込んで声を掛けた大リーガーが相次いで参加を辞退。結局は、こちらも初めて国内の選手だけで構成された。過去2大会は絶対的な存在のイチローら、現役メジャーリーガーがチームにいた。WBC使用球、米国のグラウンド、マウンドの硬さなど教えられる存在が今回は不在だった。
慣れ親しんだ日本での1、2次ラウンドの戦いは何とか突破した。台湾戦の勝利で勢いに乗って、オランダ戦は猛打が爆発。だが、決戦の舞台となった米国へ渡ってから、チームの勢いは感じられなかった。まとまりはあったが迫力を欠く「純国産」の限界を感じさせた。
山本監督は「ともに米国へ」をスローガンにした。設定目標を通過した時に、選手にある種の達成感はなかったか。過去2度に比べ、一枚岩となって頂点へ向かう執念と、準備が足りなかった。(サンフランシスコ時事)
#、同感です。イチロー、ダルビッシュ、岩熊、藤川、川崎!?が抜けたチーム力は
世界を制するためには、あまりにも大きかった。振り回す選手は多いが、出塁、ファールで粘れる選手は、井畑のみ?本多、角中、起用が出来なかったのか??。
9. 青木 内川にエール「責任を一人で背負う必要ない」
スポニチアネックス 3月19日(火)11時23分配信
2009年3月の第2回WBC決勝で韓国を破り連覇を達成、抱き合って喜ぶ(左から)青木、イチロー、内川
◇オープン戦 ブルワーズ2―4インディアンス(2013年3月18日 アリゾナ州グッドイヤー)
【写真】プエルトリコ戦の9回、ベンチから試合を見つめる内川
ブルワーズの青木は18日、インディアンスとのオープン戦に「1番・右翼」で出場し、1回に先頭打者で左前打を放つなど3打数1安打、1盗塁だった。
オープン戦4試合連続安打となり、「状態はいい」と振り返った青木。プエルトリコに敗れ、WBC3連覇を逃した侍ジャパンに対しては「ゆっくり休んで、またシーズンに向けて調整してほしい」と気遣った。過去2大会では主力として連覇に貢献したが、今回は代表入りを辞退。09年の前回大会でともに戦い、今大会は準決勝プエルトリコ戦の勝負どころで盗塁死した内川が試合後に「全部自分のワンプレーで終わらせてしまった」と涙を流したことを聞くと、青木は「責任を一人で背負う必要はない。これからも野球は続くし、前を向いてやってほしい」とエールを送った。
#、同感です。サインがあいまいで、むしろ監督の責任!?。
10. 足で勝って、足で負けた侍ジャパン。
あの8回裏の重盗シーン、全真相。
鷲田康 = 文
筆者プロフィール RSS 2013/03/19 12:10
その瞬間に三塁側の日本ベンチはもちろん、スタンドの日本応援団、そして記者席も一瞬声を失ったような沈黙が流れた。
準決勝のプエルトリコ戦の土壇場に起こった痛恨のミス。1-3と2点差としてなお1死一、二塁で一塁走者の内川聖一が飛び出してアウトになったプレーは、ある意味、今回の日本代表の強さと脆さを象徴するようなものであったように思う。
苦戦した1次ラウンドのブラジル戦、2次ラウンドの台湾戦と、この8回から試合が動いて、日本に逆転への道は広がっていた。
もう一度、問題の場面を整理してみよう。
3点を追う8回。
当然、ファンだけではなく日本ベンチも再びの逆転劇を意識してこの回を迎えたはずだった。
そして1死から鳥谷敬が右中間に三塁打を放って、いやが上にも逆転ムードは高まった。そのムードが井端のタイムリー、内川聖一の右前安打と続いてさらに膨らんでいく。
そんな場面で起こったのが、あの走塁ミスだったわけだ。
山本監督、緒方一塁コーチャーは……何のサインを出していた?
打席の阿部慎之助の2球目だ。
二塁走者の井端が一瞬、スタートを切りかけたが、すぐに走るのを止めた。しかし、一塁走者の内川は猛然と二塁を目がけて突進し、二塁ベース手前で気づいたときには、2人の走者が塁上で鉢合わせしそうな状況になっていた。
捕手のヤディエル・モリーナが内川を二塁に追い込んでタッチ。膨らみかけた逆転の風船は、これで一気に萎んでしまった。
「重盗にいってもいいというサインがあって、少し井端のスタートが遅れた」
こう振り返ったのは山本浩二監督だった。
果たしてここで何が起こったのか?
首脳陣と選手の証言を改めて整理してみると、こんな“事実”が浮かび上がってくる。
「グリーンライト(盗塁をしても良い許可)ではなく盗塁(必ずしろ)のサインでした」
こう話すのは一塁コーチャーの緒方耕一外野守備走塁コーチだった。このサインを井端はこう説明する。
「この球、じゃなくて行けたら行け、だった」
盗塁をしてもいい」と「次の1球で走れ」の違い。
要は、「盗塁できるチャンスがあったらしてもいい(無ければしなくていい)」というグリーンライトではなく、「必ず盗塁(重盗)をしろ(しかしタイミングは任せる)」というサインが出ていた。
ただ……「次の1球で走れ」という“ジス・ボール”の盗塁ではなかったということである。
走ることは命じた。ただ、「次の1球で走れないなら、その次のボール……と間合いを計って行けるタイミングで必ず行け」という具合に、スタートをどこで切るかは走者に委ねられたわけである。
もちろん打席に阿部がいるので、カウントが不利になる前のできるだけ早いタイミングで走るに越したことはない。だから井端も初球からいくつもりでタイミングを計って、初球ファウルの2球目。ここで走ろうとしたが、スタートが悪かったために断念した。
だが、そこで内川が前の走者を見ずに走ってしまったわけである。
「すべて僕の責任です……」と涙する内川だけの責任なのか?
「僕のワンプレーで全てを終わらせてしまった。飛び出した自分が悪い。すべて僕の責任です」
試合後は涙ながらにこう語った内川だが、いずれにしてもこのミスで、日本の逆転の芽は完全に潰えたのは間違いなかった。
さて、このプレーについては様々な意見、指摘があると思う。
次はそれを考えてみたい。
一つはまずあの場面で、そもそも重盗は正解だったのか、ということだ。
捕手はメジャーでも強肩で鳴るモリーナで、打席には4番の阿部。しかも阿部が左打者のために、三盗の際にはモリーナは打者を避ける必要もなく送球できる。ただ、その一方でマウンドのJ.C.ロメロはクイックが下手なために、いくら肩の強い捕手でもうまくスタートさえ切れれば成功のチャンスはあるという判断だった。
4番のバットに賭けるのか。
それともワンヒットでも同点という二、三塁のシチュエーションを作った上で、阿部の安打を待つのか。
では、なぜ内川は途中で止まれなかったのか?
作戦としてはどちらも選択肢としてあるが、この場合、盗塁するなら100%成功する確信がなければ走れない場面であることだけは間違いない。
だから盗塁といっても、次の1球で走れという「ジス・ボール」ではなく、「いけるタイミングを計って行け」と選手の判断に委ねざるを得ない。走者が成功の確信を持てるタイミングで走らなければならないからである。
この場面はそれぐらいに成功確率が高くなければ、ギャンブルは許されないわけだ。そう考えると、それを選手の判断に委ねなければならない重盗そのものが、逆に作戦としては中途半端だという考えも当然、出てくることになるわけである。
そして最後の一つは、なぜ内川は井端が止まった時点で自分も走るのを止められなかったのか、ということだ。
重盗の時の一塁走者の不利とモリーナの強肩を意識していた内川。
本人も認めているように、このプレーで明らかなミスはこの内川の走塁である。
重盗を含めて、すべての走塁は前の走者の動きに合わせて後ろの走者も走らなければならないのが鉄則だ。この場合も内川は井端がスタートを切った瞬間に、合わせてスタートを切らなければならないし、井端が盗塁を止めたら自分も止まらなければならない。
ただ、内川の心理的な重圧は十二分に分かる場面でもあるのだ。
前述したように一、二塁で重盗をする場合には、一塁走者は二塁走者のスタートを見てから自分もスタートを切る。そのため最初の一歩の踏み出しが一瞬だけ遅くなってしまう。その分、捕手が二塁に送球したときには、アウトになる確率も高くなるわけだ。さらにモリーナの強肩も頭にある。
だから「スタートだ」と思った瞬間に、内川は顔を下げて必死に二塁に向かって走ってしまった。
やはり100%成功しなければならないというプレッシャーが、内川にそんな初歩的なミスを犯させてしまったわけである。
「一つ先の塁に行かせる姿勢だった。失敗したが、悔いはない」
試合後の会見。山本監督はこの場面をこう振り返っている。
山本監督はギャンブルと言われようと“足”に賭けた。
打てない打線に関しては、このコラムでも大会期間中に何度も書いてきた。打線は水ものであり、いい投手にぶつかったらそうそう点は取れない。そんなことは分かっていたことなのだ。
その中でどうやって点を取るのか。それが……バントと盗塁などの足をからませた攻撃がいかに出来るか、だったはずである。
今回の日本代表の戦いぶりでは、思ったよりもバントは少なかった。ただ、指揮官が語ったように一つ先の塁を目指す積極的な走塁は随所にみられ、それがピンチを救ってきたのも事実である。
だから最後もギャンブルと言われようとも、足に賭けた。そうして次の塁を奪うことで、大黒柱の阿部のバットをより効果的に活用しようとしたものだったのである。
日本はこうやって勝ち上がり、そこでミスが出たときに敗れ去った。
それが第3回大会の侍ジャパンの戦いであったわけだ。
ニュース
1. 射撃レーダー照射、改めて否定=日本の一部報道で中国国防省
時事通信 3月18日(月)14時43分配信
【北京時事】中国国防省報道事務局は18日、中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射問題で、中国軍幹部が射撃管制用レーダー照射を認めたとする日本の一部メディアの報道について「事実に合致しない」と改めて否定する談話を発表した。
同局は「日本側がマスコミを使って大げさに宣伝し、中国軍の面目をつぶして、国際社会を誤解させるのは、下心があってのことだ」と非難。「日本側は深く反省し、無責任な言論の発表をやめ、実際の行動で両国関係の大局を守るべきだ」と求めた。
2. 東京メトロ、21日正午からほぼ全線で携帯通信OK
産経新聞 3月18日(月)16時13分配信
東京メトロと携帯電話4社は18日、一部区間を除く東京メトロの全線のトンネル内で21日正午からスマートフォン(高機能携帯電話)を含む携帯電話が利用できるようになると発表した。東京メトロでは地下鉄車内や駅構内での情報化を進めているが、今回はひとつの節目となる。
先週までに東西線、日比谷線、半蔵門線、千代田線の4線では全線で利用できるようになっていたが、銀座線は上野・浅草エリアで、丸ノ内線は新宿周辺で、南北線では市ケ谷以南が遅れていた。いずれも21日までに工事を終える。
残るは有楽町線と副都心線の小竹向原-千川駅間のみ。これは連絡線の設置工事を行っているため工事ができないとしており、平成28年度中まで先送りになるという。
携帯4社はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イーアクセス。そろって東京メトロとともに基地局の整備を進めてきた。会社によっては、電波の種類によっては通信できない区間もある。また東京メトロから乗り入れ先の私鉄区間は今回の整備計画には含まれない。
なお、東京メトロではメールやネット接続を想定して今回の整備を行なっており、「車内ではこれまで通り携帯電話での通話はご遠慮いただく」としている。
3. 「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
平成7年8月15日
先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。
敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。
平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。とくに近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この2つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。
いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。
敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。
「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。
村山総理大臣談話 / 平成7年 / 目次
4. がんの「もと」から根絶=薬効少ない「静止期」追い出す―新療法で再発防止期待
時事通信 3月19日(火)1時10分配信
抗がん剤治療で消えたように見えても、がん細胞のもとになる「がん幹細胞」がわずかに残っているとがんは再発、転移することがある。九州大などの研究チームは、抗がん剤が効きにくいがん幹細胞を標的にした治療法を開発、マウスで効果を実証した。論文は18日付の米科学誌キャンサー・セル電子版に掲載される。
増殖が速いがん細胞は、常に細胞分裂を行っているため、抗がん剤や放射線治療はこの分裂中の細胞を標的にしている。一方、がん幹細胞は増殖が遅く、ほとんどが増殖しない「静止期」にとどまっているため、抗がん剤などは効きにくく、再発のもとになっていた。
九大生体防御医学研究所の中山敬一教授らの研究チームは、細胞を静止期にとどまらせる遺伝子「Fbxw7」に着目。血液のがんである白血病を発症させたマウスの同遺伝子が働かないように操作したところ、静止期にとどまるがん幹細胞が急減。このマウスに抗がん剤を投与すると、無治療のマウスや、抗がん剤のみを投与したマウスに比べ、生存率が大幅に向上した。
同様の仕組みは、白血病以外のがんでも予測されているほか、同種の遺伝子はヒトでも確認されている。中山教授は「増えない細胞がなぜ静止期にあるかを突き止め、静止期から追い出して、たたくことができた」と話しており、今後数年をかけて、Fbxw7を一時的に働かなくする薬の実用化のめどを付けたいとしている。
5. <福島第1原発>核燃料プール冷却停止 停電の影響
毎日新聞 3月18日(月)22時33分配信
東日本大震災から2年を迎えた東京電力福島第1原発=2013年3月11日午後、本社ヘリから
東京電力は18日、福島第1原発の1、3、4号機の使用済み核燃料プールの循環冷却装置などが午後7時ごろ停電で停止したと発表した。復旧の見通しは立っていない。事故から2年が過ぎても同原発が不安定な状態であることが浮き彫りになった。
【写真で見る】福島原発事故直後の写真2145枚公開 作業員撮影
東電や原子力規制庁によると、同日午後6時57分ごろ、発電所内の電源設備の一部が停止。免震重要棟は復旧したが、使用済み核燃料プールの循環冷却装置や、1~6号機の核燃料6377本を保管している共用プールの冷却装置、汚染水を処理するセシウム吸着装置などに供給される電気が止まった。高圧の配電盤につながるケーブル付近でトラブルがあったとみられ、原因を調べている。
使用済み核燃料プールや共用プールの水温は18日現在で約13~25度。電源が復旧しなくても、保安規定の65度を超えるまでに、最も水温の高い4号機で4日以上かかる。水温が100度を超えると蒸発し、冷却できなくなる。電源設備が回復しない場合でも、発電所内の別の場所から電源を供給できるという。
◇原子炉注水正常
一方、1~3号機の原子炉を冷却する注水設備に異常はなく、モニタリングポストの大気中の放射線量に目立った変化はなかった。複数の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止するなど大規模停電は、東日本大震災直後を除いては発生していなかった。【奥山智己】
6. 南海トラフ地震>被害想定220兆円 避難者950万人
毎日新聞 3月18日(月)18時53分配信
都道府県別被害額
国の中央防災会議の作業部会「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」(WG)は18日、南海トラフ巨大地震に伴う経済やライフライン、交通など第2次の被害想定を公表した。被害額は計220兆円で従来想定の約3倍、国家予算の2倍超。ピーク時の断水被害人口3440万人▽停電2710万件(契約数)▽避難者950万人--と推計された。被災する可能性のある人口は国民の過半数の6800万人に上り、中・西日本の太平洋側の住民が深刻な被害を受ける。
【昨夏発表の被害想定を図解特集で】南海トラフ巨大地震
報告は、耐震化率を現在の79%から100%にするなど対策を進めると被害額は半減するとして、防災対策の重要さを強調している。
被害額はフィリピン海プレートと陸側プレートの境界のより陸側で地震が起き、東海地方が津波の大きな被害を受けるケースで推計。揺れや津波、火災による直接的な被害は東日本大震災の約10倍の169.5兆円となる。生産の低下やサプライチェーンの断絶などによる間接的被害の50.8兆円と合わせて220.3兆円に上る。
都道府県別の直接的被害では愛知県が30.7兆円で最大。大阪府24兆円、静岡県19.9兆円が続く。多くが住宅や企業、工場の損壊によるもので、公共施設では港湾や下水道の被害が目立つ。間接的な被害では、対GDP(国内総生産)比で自動車産業や鉱業の影響が大きくなった。
ライフラインについては、太平洋側沿岸の県で全世帯の約9割が停電、断水する他、被災直後には全国180万戸で都市ガスの供給がストップ。930万回線の固定電話が不通になり、携帯電話も固定電話とほぼ同じ区域で不通となる。都市ガスを除いたライフライン被害は東日本大震災の3~15倍に上る。
避難者が最大になるのは発生約1週間後で約500万人が避難所に殺到。発生直後にはターミナルなどに京阪神と中京圏で計1060万人が一時滞留し、それぞれ270万人と110万人が帰宅困難者となる。飲料水は1週間で1億リットル以上が不足。インフラも大打撃を受け、道路は約4万カ所、鉄道は約2万カ所、港湾の防波堤は135キロが損傷する。
原発については、発生直後に自動停止するとして被害は想定しなかった。また、高層ビルなどを大きく揺らす長周期地震動を考慮した被害は推計していない。
WGは東日本大震災を受け、想定外をなくす観点から最大クラスの地震を設定。発生頻度については「1000年に1度、あるいはそれよりもっと低い頻度で発生する」と初めて明言した。【池田知広、鳥井真平】
◇南海トラフ巨大地震
#、東北沿岸に巨大な防波堤!?計画が有る様には、疑問を感じます。膨大な費用をかけても、津波の高さは?想定できない。高台移転と命を守る避難場所を作ることだと思います。失礼な言い方かと思いますが、物は流出しても?命が救われれば,物は国の援助
が有れば、復興出来る?様に思います。美しい海の景観をコンクリートで囲って、安全の確保の補償は得られない!日本一周を巨大なコンクリートで囲むつもり??より命の確保を考慮するべきです。
#、為替、95.22円。95.64円。95.55円。ユーロ、123.39円。123.78円。
#、ダウ、14452.06。-62.05ドル。ナスダック、3237.59。-11.48。
#、前場、12467.18円。+247.60円。後場、12468.23円。+247.60円。
スポーツ
WBC準決勝。
オランダ対ドミニカ共和国戦。10:00
4対1でドミニカ共和国勝利。
先発、
【オ】投 マークウェル 左腕36、スタウフベルヘン右腕26、ボイド55、ファンミル右腕51、
【ド】 投 ボルケス 右腕37ヘレラ右腕40、ストロップ右腕46、ロドニー右腕56、
#、ドミニカ共和国 、打順 位置 選手名 背番号
1 番遊 レイエス 7 、2 番三 テハダ 4 、3 番二 カノ 24、
4 番一 エンカーナシオン 10、 5 番指 ラミレス 13、 6番 右 クルーズ 17 、
7 番捕 サンタナ 41 、8 番左 シエラ 14 、9 番中 デアザ 30、
#、オランダ 、打順 位置 選手名 背番号
1番 遊 シモンズ 9 、2 番二 プロファー 10 、3番 中 バーナディナ 2、
4 番右 バレンティン 4 、5番 指 ジョーンズ 25、 6番一 スミス 18 、
7 番三 スコープ 46 、8 番左 サムス 12 、9 番捕 リカルド 21 、
【オ】1回表、1番、1.0.2.0.3.0.四球2番、0.1.1.1.2.1.2.2.3.2.2塁パスボール四球3番、
1.0.1.1.1.2.2.2.1ゴロ2.3塁4番、1.0.1.1.2.1.6ゴロ外角高目のカーブ1点3塁5番、1.0.2.0.2.1.7フライ。好捕、客席に飛び込む! 1対0。
【ド】1回裏、1番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.9フライ2番、0.1.1.1.1.2.、、2.2.7フライ3番、
0.1.0.2.1.2.、2.2.3.2.8ヒット4番、1.0.1.1.5ゴロ真ん中低めのチェンジアップ。
2回表、6番、1.0.1.1.1.2.2.2.6ライナー7番、1.0.2.0.3.0.3.1.3.2.、6ゴロ8番、1.0.1.1.1.2.2.2.5フライ真ん中低めのチェンジアップ。
2回裏、5番、1.0.2.0.2.1.3.1.四球6番、1.0.1.1.2.1.3.1.牽制アウト?6ゴロ7番、0.1.0.2.1.2.2.2.、、7フライ。
3回表、9番、1.0.1.1.1.2.空振り三振1番、1.0.1.1.9フライ2番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.空振り三振。
3回裏、8番、1.0.1.1.1.2.8フライ9番、1.0.1.1.8フライ1番、0.1.1.1.2.1.8ヒット
2番、2フライ。4回の攻防が1回目のポイント!?52球。
4回表、3番、0.1.1.1.2.1.3.1.?1ゴロ4番、1.0.1.1.1.2.3.1.3.2.空振り三振5番、8ヒット6番、0.1.5ゴロ外角のカーブ、ボール。
4回裏、3番、0.1.0.2.1.2.4ゴロ外角低めのスライダー4番、9フライ5番、0.1.0.2.1.2.、5ゴロ。昨日と同じ様な試合運び?62球。被安打2.。
5回表、6番0.1.6ゴロ7番、0.1.1.1.1.2.空振り三振8番、9ヒット9番、0.1.0.2.、空振り三振。
5回裏、6番、3.1.8フライ7番、3.0.3.1.3.2.、左二塁打8番、0.1.左二塁打1点9番、0.2.1.2.、、2.2.、3ゴロ3塁1番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.8ヒット1点2番、1.0.1.2.ランエンドヒット8ヒット1.3塁【スタウフベルヘン】3番、敬遠4番1.1.1.2.、8ヒット1点3塁タッチアウト。 1対4。
6回表、[テヘラ】2番、0.1.1.1.2.1.3.1.3.2.6ゴロ3番、0.2.、、4ゴロ4番、1.0.中二塁打5番、2.0.2.1.2.2.3.2.空振り三振
6回裏、5番、0.2.1.2.1ゴロ内野安打6番、1.1.、、9フライ7番、9フライ8番、0.1.1.1.1.2.、、、、2.2.、3ゴロ。
7回表、6番、0.2.空振り三振153キロ7番、0.1.4ゴロ155キロ8番、1.0.1.1.2.1.3.1.四球9番、0.1.0.2.空振り三振空振り三振。
7回裏、9番、0.2.1.2.、、、2.2.6ゴロ1番、0.1.0.2.空振り三振2番、1.0.1.1.2.1.4ゴロ内野安打悪送球2塁3番、敬遠4番、8フライ。
8回表、【ストロップ】1番、1ゴロ2番、1ゴロ3番、1.0.8ヒット4番、1.0.2.0.2.1.1ゴロ内角高めのストレート153キロ。
8回裏、【ファンミル】5番、1.0.1.1.2.1.2.2.、、3.2.、6ゴロ6番、7番、8番、
9回表、【ロドニ―】5番、0.1.0.2.1.2.4フライ、外角高目のストレート153キロ6番、1.0.1.1.1.2.空振り三振真ん中のチェンジアップ7番、0.1.1.2.2.2.見逃し三振外角低めのチェンジアップ!
1. ドミニカ共和国が初の決勝進出!集中打でオランダ破る/WBC
(サンケイスポーツ)2013/3/19 13:1
WBC準決勝(18日、ドミニカ共和国4-1オランダ、サンフランシスコ)優勝候補のドミニカ共和国が五回の集中打でオランダに逆転勝ちし、初の決勝進出を決めた。19日に米サンフランシスコで、世界一を懸け日本を破ったプエルトリコと対戦する。
ドミニカ共和国先発のボルケス(パドレス)は一回先頭から2者連続で四球、バーナディアの投ゴロは併殺を取れず一死二、三塁とされ、バレンティン(ヤクルト)の遊ゴロの間に1点を失った。打線も序盤はちぐはぐな攻めが相次いだ。二回一死で四球で出塁したラミレス(ドジャース)が、けん制に飛び出しタッチアウト。三回二死でレイエス(ブルージェイズ)が中前打を放ったが、続くテハダ(前ジャイアンツ)はバントを試み捕手へのフライに終わった。
だが、五回にようやく打線が目を覚ました。一死からサンタナ(インディアンス)が二塁打で出塁すると、シエラ(ブルージェイズ)が左翼線への適時二塁打で1-1の同点とした。二死三塁からレイエスが中前に運び勝ち越しに成功。さらに一、三塁としてオランダ2番手のスタウフベルヘンが暴投、エンカーナシオン(ブルージェイズ)も中前適時打を放ち、この回で一気に4点を加えた。
六回からはリリーフ陣が無失点で切り抜け、九回はロドニー(レイズ)が150キロを超える速球を武器にピシャリと抑えた。
2. 阿部、再三のチャンス生かせずに凡退/WBC
特集: 3連覇へ!侍ジャパン .
6回、空振り三振の阿部=AT&Tパーク(撮影・岡田亮二) 【拡大】
WBC準決勝(17日、日本1-3プエルトリコ、サンフランシスコ)日本の4番打者は度重なる好機をものにできなかった。得点圏に走者を置いた四、六回で凡退した阿部は、1-3の八回2死二塁でも左投手の前に二ゴロに倒れた。
米大リーグに所属する選手が次々と参加を辞退した今大会。主将としてチームを引っ張ってきたが、目標に掲げていた3連覇には届かなかった。(共同)
3. 五回の好機も…稲葉と松田が連続三振/WBC
特集: 3連覇へ!侍ジャパン .
5回、2死一、二塁の好機に空振り三振に倒れた松田=AT&Tパーク(共同)【拡大】
WBC準決勝(17日、日本1-3プエルトリコ、サンフランシスコ)日本は五回の好機を生かせなかった。坂本(巨人)の安打で初めて先頭打者を出すなど1死一、二塁としたが、稲葉(日本ハム)と松田(ソフトバンク)が続けて三振に倒れた。
五回途中から登板したプエルトリコの2番手、デラトーレが外角中心に攻め立てる中、ボール球に手を出してしまった。一回に1点を先制されて早く追い付きたい焦りがあるのか、中盤まで思うように打線がつながらなかった。(共同)
4. 越智 完璧1回 1年ぶり難病から復活「“頑張れ、頑張れ”がうれしかった」
スポニチアネックス 3月18日(月)6時59分配信
<巨・ヤ>7回に登板、1回無失点の好投を見せ、ハイタッチで迎えられる越智
◇イースタン・リーグ 巨人3-7ヤクルト(2013年3月17日 ジャイアンツ球場)
2軍調整中の巨人の越智がイースタン・リーグのヤクルト戦(ジャイアンツ球場)に登板。1回を無安打無失点、最速143キロを計測した。
昨年6月に背骨付近のじん帯が硬くなり神経を圧迫する黄色じん帯骨化症で手術を受けて以来、約1年ぶりのマウンド。「本当に久しぶりで多少緊張した。長かったけど、ファンの方が“頑張れ、頑張れ”と声をかけてくれてうれしかった」と復活への一歩を刻んだ。
#、山口の負担を越智、久保、が非常に大きい。
5. 山本監督、8回の走塁「ダブルスチールを行ってもいいというサイン」
(スポーツナビ)2013/3/18 16:09
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝が17日(日本時間18日)、サンフランシスコのAT&Tパークで行われ、日本代表はプエルトリコ代表に1対3で敗れ、3連覇の夢を断たれた。
以下は、山本浩二監督の質疑応答。
――能見篤史投手が2点本塁打を献上したがあそこで他の投手を投入するということは考えなかったのか?
「敗因は相手のピッチャーの切れが良くて、チャンスをつかめなかったことだと思います。能見のことは結果論であって良い投球はしていました」
――前田健太投手にも四球が多かったが選手全体に硬さがあったのか?
「硬さというか、球場の風の具合とか今日はちょっといつもと違ったという感じです。でも前田は良い投球をしてくれました。負けたのはそういうことではなくて、私は選手は頑張ってくれたと思います」
――8回の走塁失敗について、あれはどのような戦術だったのか?
「8回の走塁はダブルスチールを行ってもいいというサインでした。スタートで井端(弘和)が少し遅れましたが、どちらにしても選手は本当によくやってくれました。この経験がこれからの野球人生にもプラスになるのではないかと思います」
――打席には強打者(阿部慎之助)が入っていたにも関わらずダブルスチールを狙ったのはなぜか?
「あの投手(ロメロ)の動きが大きいというのはビデオで見てわかっていましたし、そういうチャンスがあれば行くということはミーティングで話していました。もちろん打席には阿部が入っていましたが、1つでも前の塁に行くという姿勢でしたから。この作戦は失敗か成功かだけですから、悔いはありません」
――阿部主将の評価は?
「選手は本当によくやってくれた。特に阿部をはじめベテラン陣が彼をサポートし、そして若い連中がそれについていった。2次ラウンドからまとまりが出てきました。素晴らしい選手とできて私は本当に幸せです」
――戦前は苦戦が予想された大会で準決勝まできたものの、優勝まであと2つ足りなかった。3連覇に足りなかったものは?
「今日の相手は素晴らしいチームで打者も積極的に打ってきましたし、特に投手が良かったので、(日本には)なかなかチャンスらしいチャンスもありませんでした。勝負には勝ち負けがありますし、今日は相手が勝ったということだと思います。ただ、チームとして選手全員で戦って、このシーズン前の調整の難しい時期に各選手が本当に短期間で調整してこの戦いに臨み、ひとつのチームができたのではないかと思います」
――日本代表の監督として大きな重圧の中で戦ってきた今の思いは?
「もちろん3連覇を目指してやってきましたし、このチームならいけるのではないかという手応えもありました。監督就任の要請を受け半年くらい経ちますが、久しぶりに監督をやらせてもらう中でさまざまな重圧は感じていました。でも、非常に良い経験というか、あらためて勝負の厳しさを味あわせてもらったし、燃えるものがありました」
取材:永塚和志
#、これは愚策です。好捕手!、モリーナ相手に重盗は都合がよすぎる?遣るならカウント次第でランエンドヒット?曖昧な策でチャンスを逃した。?
6. 王者がアンダードッグに屈する典型的な展開
WBC3連覇を逃した侍ジャパン、自滅に近い形での敗戦となった(写真は8回の走塁でタッチアウトとなった内川(左)) (Getty Images)
「2人のダビデが2人のゴリアテに挑む」
第3回ワールド・ベースボール・クラシック準決勝開始前、「スポーツイラストレイテッド」電子版には、小が大を制す聖書の物語にちなんだそんなタイトルが踊った。
この場合の“巨人兵ゴリアテ”とは決勝ラウンドでも本命視されるドミニカ共和国と日本であり、絶対不利の“少年ダビデ”はオランダとプエルトリコのこと。こんな見出しは、2大会連続王者である日本の野球がアメリカでもどれだけ深い尊敬を受けているかの証しでもある。
しかし、現地時間3月17日にサンフランシスコで行なわれた準決勝は、聖書の物語の結末そのままに、王者がアンダードッグに屈する典型的な展開で進んで行く。
立ち上がりは制球が定まらなかった日本の先発・前田健太が初回に2四球でピンチを招くと、5番のマイク・アービレイスの中前打でプエルトリコがあっさりと先制。「久しぶりにこんなに緊張してマウンドに立った。初回にフォアボールから失点して、悪い流れを作ってしまった」と前田が後に振り返った通り、序盤でリードを許したことは結果的に日本に重いプレッシャーとなってのしかかることになる。
8回の奇策、海外メディアからも疑問の声
「相手は素晴らしいチーム。打者は積極的に打って来たし、特に投手陣が良くて、チャンスらしいチャンスもなかった。相手が勝ったということ」
試合後に山本浩二監督はそう語ったが、実際には日本に追撃のチャンスが訪れなかったわけではない。
5回裏には好投していた相手先発投手の負傷降板後に1死一、二塁の好機を作るも、稲葉篤紀、松田宣浩が連続三振。6回にも相手のまずい守備もあって2死から3塁に走者を置くが、期待された阿部慎之助が空振り三振。日本の打者たちはいずれもボール球の変化球に飛びついてしまい、降って沸いたような得点機を逃し続けた。
この拙攻の後、7回表に2番手の能見篤史がアレックス・リオスに2ランを浴びて、得点差は3点。少なからず終戦ムードが漂い始めた中で、それでも8回に鳥谷敬、井端弘和、内川聖一の長短打で1点を返した日本の粘りは見事ではあった。
しかし、再び掴んだ絶好の追撃機に、この試合最後にして最大のミスが最悪のタイミングで飛び出すことになる。1対3と点差を詰め、なおも1死1、2塁で打席には4番の阿部。ベースボールの醍醐味と言える真っ向勝負の場面で、一塁走者だった内川が1、2塁間で挟まれ、2塁ベース上でタッチアウトになってチャンスをまたも潰してしまった。
「ダブルスチールを行っても良いというサインだった。井端のスタートが遅れたのでああいった結果になった。投手のモーションが大きいというのはビデオを見て分かっていて、チャンスがあれば走るという話だった。打者はスラッガーの阿部だったが、1つでも前の塁に行くという姿勢、作戦に悔いはない」
山本監督はそう説明したが、打席に日本最強の打者を迎え、しかも奇策で挑む相手は強肩で知られるヤディア・モリーナ捕手である。果たして適切な戦術だったのかどうか、試合後には海外メディアからも疑問の声が飛んだのも仕方ないところだった。
浮き足立った上でミスを犯したのは内川だけではない
もちろん、最終的には3対1で逃げ切ったプエルトリコの勝負強さは誉められてしかるべきである。
カルロス・ベルトラン、モリーナといったメジャーを代表するスーパースターを擁するチームだが、特に投手陣の層の薄さゆえ、WBC開幕前の評価は決して高くなかった。しかし、派手さはなくともそれぞれの仕事を確実に遂行するプロ集団は、これで本命視されたベネズエラ、アメリカ、日本をすべて打ち破ったことになる。誰にも文句を言わせない形での堂々の決勝進出であり、日本とプエルトリコとの間にもともと“ゴリアテ”“ダビデ”と呼ばれるほどの実力差はなかったはずだ。
ただ、それでもすべてを冷静に振り返ると、やはり日本は勝てる試合を落とした感も否めない。初回に力んで連続四球を出した前田、好機にボール球につられ続けた打者たち、メジャー最高の守備型捕手相手に不要にも思えるスチールのサインを出したベンチ、そして、盗塁敢行を途中で取りやめた目の前の走者に目をやる余裕すらなかった内川……。
「ぜんぶ言い訳になるけど、僕がぜんぶ壊してしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」
内川は試合後に涙ながらに語ったが、浮き足立った上でミスを犯したのは彼だけではない。プエルトリコの“ジャイアント・キリング”の継続は、日本の3連覇への挑戦の終焉を意味する。そして、有利と目された一戦での敗北は、チーム内の多くが自滅に近い形で崩れた上で導き出された結果でもあった。
この雪辱の機会は、2017年まで待たなければならない。最後の最後で力を出し切れなかったと感じた選手たちにとって、これから先の4年間は長い長い時間となりそうである。
<了>
杉浦大介(すぎうらだいすけ)
東京都生まれ。日本で大学卒業と同時に渡米し、ニューヨークでフリーライターに。現在はボクシング、MLB、NBA、NFLなどを題材に執筆活動中。『スラッガー』『ダンクシュート』『アメリカンフットボール・マガジン』『ボクシングマガジン』『日本経済新聞・電子版』など、雑誌やホームページに寄稿している。Twitterは(http://twitter.com/daisukesugiura)
7. どうして?痛恨の走塁ミス 内川突進、井端止まったまま…好機しぼむ
(スポニチアネックス)2013/3/18 14:04
◇WBC決勝トーナメント 日本1―3プエルトリコ(2013年3月17日 サンフランシスコ)
サインミスなのか…。日本は痛恨の走塁ミスで終盤の絶好機を逃した。
井端の右前適時打で追い上げムードに、3番内川も右前打で続いた。その直後、打者阿部の時に内川がスタートを切った。が、二塁走者の井端は三塁をうかがうもスタートは切らず、突進してきた内川が一、二塁間に挟まれて追いかけてきた捕手にタッチされた。
反撃ムードは一気にしぼみ、阿部の二ゴロで得点は1点止まり。流れをつかめなかった日本代表の象徴的なシーンだった。
#、強肩!、モリーナ相手に、重盗が愚策で間違い!?能見も明らかに、悪かった?制球が悪い!何でチェンジアップ?しかも真ん中高目??打者は、当たりが出て来た?感知替え?
井畑以外は強振して外角の変化球のボールに手を出す??。ベンチ、チームが基本を忘れた?。当然の結果です。
8. 足りなかった準備と執念=「純国産」の限界も【WBC】
(時事通信)2013/3/18 20:53
カカオトーク
3連覇がついえ、山本浩二監督の表情は疲れ切っていた。「重圧を感じていた。改めて勝負の厳しさを味わった」。就任から5カ月余り。胴上げはかなわず、敗軍の将となった。
振り返れば、大会前からごたごたが続いた。日本代表のスポンサー権の問題で、昨年7月には労組日本プロ野球選手会が不参加を表明。紆余(うよ)曲折を経て、何とか参加にこぎつけたが、次は監督選びが難航。秋山監督らの名前が挙がるなどもし、当初の予定より大幅に遅れて、ようやく山本監督の就任が決定。第3回大会で初めて現役監督ではない人材にタクトが預けられた。
メンバー選考も苦難の連続。出場を見込んで声を掛けた大リーガーが相次いで参加を辞退。結局は、こちらも初めて国内の選手だけで構成された。過去2大会は絶対的な存在のイチローら、現役メジャーリーガーがチームにいた。WBC使用球、米国のグラウンド、マウンドの硬さなど教えられる存在が今回は不在だった。
慣れ親しんだ日本での1、2次ラウンドの戦いは何とか突破した。台湾戦の勝利で勢いに乗って、オランダ戦は猛打が爆発。だが、決戦の舞台となった米国へ渡ってから、チームの勢いは感じられなかった。まとまりはあったが迫力を欠く「純国産」の限界を感じさせた。
山本監督は「ともに米国へ」をスローガンにした。設定目標を通過した時に、選手にある種の達成感はなかったか。過去2度に比べ、一枚岩となって頂点へ向かう執念と、準備が足りなかった。(サンフランシスコ時事)
#、同感です。イチロー、ダルビッシュ、岩熊、藤川、川崎!?が抜けたチーム力は
世界を制するためには、あまりにも大きかった。振り回す選手は多いが、出塁、ファールで粘れる選手は、井畑のみ?本多、角中、起用が出来なかったのか??。
9. 青木 内川にエール「責任を一人で背負う必要ない」
スポニチアネックス 3月19日(火)11時23分配信
2009年3月の第2回WBC決勝で韓国を破り連覇を達成、抱き合って喜ぶ(左から)青木、イチロー、内川
◇オープン戦 ブルワーズ2―4インディアンス(2013年3月18日 アリゾナ州グッドイヤー)
【写真】プエルトリコ戦の9回、ベンチから試合を見つめる内川
ブルワーズの青木は18日、インディアンスとのオープン戦に「1番・右翼」で出場し、1回に先頭打者で左前打を放つなど3打数1安打、1盗塁だった。
オープン戦4試合連続安打となり、「状態はいい」と振り返った青木。プエルトリコに敗れ、WBC3連覇を逃した侍ジャパンに対しては「ゆっくり休んで、またシーズンに向けて調整してほしい」と気遣った。過去2大会では主力として連覇に貢献したが、今回は代表入りを辞退。09年の前回大会でともに戦い、今大会は準決勝プエルトリコ戦の勝負どころで盗塁死した内川が試合後に「全部自分のワンプレーで終わらせてしまった」と涙を流したことを聞くと、青木は「責任を一人で背負う必要はない。これからも野球は続くし、前を向いてやってほしい」とエールを送った。
#、同感です。サインがあいまいで、むしろ監督の責任!?。
10. 足で勝って、足で負けた侍ジャパン。
あの8回裏の重盗シーン、全真相。
鷲田康 = 文
筆者プロフィール RSS 2013/03/19 12:10
その瞬間に三塁側の日本ベンチはもちろん、スタンドの日本応援団、そして記者席も一瞬声を失ったような沈黙が流れた。
準決勝のプエルトリコ戦の土壇場に起こった痛恨のミス。1-3と2点差としてなお1死一、二塁で一塁走者の内川聖一が飛び出してアウトになったプレーは、ある意味、今回の日本代表の強さと脆さを象徴するようなものであったように思う。
苦戦した1次ラウンドのブラジル戦、2次ラウンドの台湾戦と、この8回から試合が動いて、日本に逆転への道は広がっていた。
もう一度、問題の場面を整理してみよう。
3点を追う8回。
当然、ファンだけではなく日本ベンチも再びの逆転劇を意識してこの回を迎えたはずだった。
そして1死から鳥谷敬が右中間に三塁打を放って、いやが上にも逆転ムードは高まった。そのムードが井端のタイムリー、内川聖一の右前安打と続いてさらに膨らんでいく。
そんな場面で起こったのが、あの走塁ミスだったわけだ。
山本監督、緒方一塁コーチャーは……何のサインを出していた?
打席の阿部慎之助の2球目だ。
二塁走者の井端が一瞬、スタートを切りかけたが、すぐに走るのを止めた。しかし、一塁走者の内川は猛然と二塁を目がけて突進し、二塁ベース手前で気づいたときには、2人の走者が塁上で鉢合わせしそうな状況になっていた。
捕手のヤディエル・モリーナが内川を二塁に追い込んでタッチ。膨らみかけた逆転の風船は、これで一気に萎んでしまった。
「重盗にいってもいいというサインがあって、少し井端のスタートが遅れた」
こう振り返ったのは山本浩二監督だった。
果たしてここで何が起こったのか?
首脳陣と選手の証言を改めて整理してみると、こんな“事実”が浮かび上がってくる。
「グリーンライト(盗塁をしても良い許可)ではなく盗塁(必ずしろ)のサインでした」
こう話すのは一塁コーチャーの緒方耕一外野守備走塁コーチだった。このサインを井端はこう説明する。
「この球、じゃなくて行けたら行け、だった」
盗塁をしてもいい」と「次の1球で走れ」の違い。
要は、「盗塁できるチャンスがあったらしてもいい(無ければしなくていい)」というグリーンライトではなく、「必ず盗塁(重盗)をしろ(しかしタイミングは任せる)」というサインが出ていた。
ただ……「次の1球で走れ」という“ジス・ボール”の盗塁ではなかったということである。
走ることは命じた。ただ、「次の1球で走れないなら、その次のボール……と間合いを計って行けるタイミングで必ず行け」という具合に、スタートをどこで切るかは走者に委ねられたわけである。
もちろん打席に阿部がいるので、カウントが不利になる前のできるだけ早いタイミングで走るに越したことはない。だから井端も初球からいくつもりでタイミングを計って、初球ファウルの2球目。ここで走ろうとしたが、スタートが悪かったために断念した。
だが、そこで内川が前の走者を見ずに走ってしまったわけである。
「すべて僕の責任です……」と涙する内川だけの責任なのか?
「僕のワンプレーで全てを終わらせてしまった。飛び出した自分が悪い。すべて僕の責任です」
試合後は涙ながらにこう語った内川だが、いずれにしてもこのミスで、日本の逆転の芽は完全に潰えたのは間違いなかった。
さて、このプレーについては様々な意見、指摘があると思う。
次はそれを考えてみたい。
一つはまずあの場面で、そもそも重盗は正解だったのか、ということだ。
捕手はメジャーでも強肩で鳴るモリーナで、打席には4番の阿部。しかも阿部が左打者のために、三盗の際にはモリーナは打者を避ける必要もなく送球できる。ただ、その一方でマウンドのJ.C.ロメロはクイックが下手なために、いくら肩の強い捕手でもうまくスタートさえ切れれば成功のチャンスはあるという判断だった。
4番のバットに賭けるのか。
それともワンヒットでも同点という二、三塁のシチュエーションを作った上で、阿部の安打を待つのか。
では、なぜ内川は途中で止まれなかったのか?
作戦としてはどちらも選択肢としてあるが、この場合、盗塁するなら100%成功する確信がなければ走れない場面であることだけは間違いない。
だから盗塁といっても、次の1球で走れという「ジス・ボール」ではなく、「いけるタイミングを計って行け」と選手の判断に委ねざるを得ない。走者が成功の確信を持てるタイミングで走らなければならないからである。
この場面はそれぐらいに成功確率が高くなければ、ギャンブルは許されないわけだ。そう考えると、それを選手の判断に委ねなければならない重盗そのものが、逆に作戦としては中途半端だという考えも当然、出てくることになるわけである。
そして最後の一つは、なぜ内川は井端が止まった時点で自分も走るのを止められなかったのか、ということだ。
重盗の時の一塁走者の不利とモリーナの強肩を意識していた内川。
本人も認めているように、このプレーで明らかなミスはこの内川の走塁である。
重盗を含めて、すべての走塁は前の走者の動きに合わせて後ろの走者も走らなければならないのが鉄則だ。この場合も内川は井端がスタートを切った瞬間に、合わせてスタートを切らなければならないし、井端が盗塁を止めたら自分も止まらなければならない。
ただ、内川の心理的な重圧は十二分に分かる場面でもあるのだ。
前述したように一、二塁で重盗をする場合には、一塁走者は二塁走者のスタートを見てから自分もスタートを切る。そのため最初の一歩の踏み出しが一瞬だけ遅くなってしまう。その分、捕手が二塁に送球したときには、アウトになる確率も高くなるわけだ。さらにモリーナの強肩も頭にある。
だから「スタートだ」と思った瞬間に、内川は顔を下げて必死に二塁に向かって走ってしまった。
やはり100%成功しなければならないというプレッシャーが、内川にそんな初歩的なミスを犯させてしまったわけである。
「一つ先の塁に行かせる姿勢だった。失敗したが、悔いはない」
試合後の会見。山本監督はこの場面をこう振り返っている。
山本監督はギャンブルと言われようと“足”に賭けた。
打てない打線に関しては、このコラムでも大会期間中に何度も書いてきた。打線は水ものであり、いい投手にぶつかったらそうそう点は取れない。そんなことは分かっていたことなのだ。
その中でどうやって点を取るのか。それが……バントと盗塁などの足をからませた攻撃がいかに出来るか、だったはずである。
今回の日本代表の戦いぶりでは、思ったよりもバントは少なかった。ただ、指揮官が語ったように一つ先の塁を目指す積極的な走塁は随所にみられ、それがピンチを救ってきたのも事実である。
だから最後もギャンブルと言われようとも、足に賭けた。そうして次の塁を奪うことで、大黒柱の阿部のバットをより効果的に活用しようとしたものだったのである。
日本はこうやって勝ち上がり、そこでミスが出たときに敗れ去った。
それが第3回大会の侍ジャパンの戦いであったわけだ。
ニュース
1. 射撃レーダー照射、改めて否定=日本の一部報道で中国国防省
時事通信 3月18日(月)14時43分配信
【北京時事】中国国防省報道事務局は18日、中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射問題で、中国軍幹部が射撃管制用レーダー照射を認めたとする日本の一部メディアの報道について「事実に合致しない」と改めて否定する談話を発表した。
同局は「日本側がマスコミを使って大げさに宣伝し、中国軍の面目をつぶして、国際社会を誤解させるのは、下心があってのことだ」と非難。「日本側は深く反省し、無責任な言論の発表をやめ、実際の行動で両国関係の大局を守るべきだ」と求めた。
2. 東京メトロ、21日正午からほぼ全線で携帯通信OK
産経新聞 3月18日(月)16時13分配信
東京メトロと携帯電話4社は18日、一部区間を除く東京メトロの全線のトンネル内で21日正午からスマートフォン(高機能携帯電話)を含む携帯電話が利用できるようになると発表した。東京メトロでは地下鉄車内や駅構内での情報化を進めているが、今回はひとつの節目となる。
先週までに東西線、日比谷線、半蔵門線、千代田線の4線では全線で利用できるようになっていたが、銀座線は上野・浅草エリアで、丸ノ内線は新宿周辺で、南北線では市ケ谷以南が遅れていた。いずれも21日までに工事を終える。
残るは有楽町線と副都心線の小竹向原-千川駅間のみ。これは連絡線の設置工事を行っているため工事ができないとしており、平成28年度中まで先送りになるという。
携帯4社はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イーアクセス。そろって東京メトロとともに基地局の整備を進めてきた。会社によっては、電波の種類によっては通信できない区間もある。また東京メトロから乗り入れ先の私鉄区間は今回の整備計画には含まれない。
なお、東京メトロではメールやネット接続を想定して今回の整備を行なっており、「車内ではこれまで通り携帯電話での通話はご遠慮いただく」としている。
3. 「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
平成7年8月15日
先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。
敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。
平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。とくに近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この2つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。
いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。
敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。
「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。
村山総理大臣談話 / 平成7年 / 目次
4. がんの「もと」から根絶=薬効少ない「静止期」追い出す―新療法で再発防止期待
時事通信 3月19日(火)1時10分配信
抗がん剤治療で消えたように見えても、がん細胞のもとになる「がん幹細胞」がわずかに残っているとがんは再発、転移することがある。九州大などの研究チームは、抗がん剤が効きにくいがん幹細胞を標的にした治療法を開発、マウスで効果を実証した。論文は18日付の米科学誌キャンサー・セル電子版に掲載される。
増殖が速いがん細胞は、常に細胞分裂を行っているため、抗がん剤や放射線治療はこの分裂中の細胞を標的にしている。一方、がん幹細胞は増殖が遅く、ほとんどが増殖しない「静止期」にとどまっているため、抗がん剤などは効きにくく、再発のもとになっていた。
九大生体防御医学研究所の中山敬一教授らの研究チームは、細胞を静止期にとどまらせる遺伝子「Fbxw7」に着目。血液のがんである白血病を発症させたマウスの同遺伝子が働かないように操作したところ、静止期にとどまるがん幹細胞が急減。このマウスに抗がん剤を投与すると、無治療のマウスや、抗がん剤のみを投与したマウスに比べ、生存率が大幅に向上した。
同様の仕組みは、白血病以外のがんでも予測されているほか、同種の遺伝子はヒトでも確認されている。中山教授は「増えない細胞がなぜ静止期にあるかを突き止め、静止期から追い出して、たたくことができた」と話しており、今後数年をかけて、Fbxw7を一時的に働かなくする薬の実用化のめどを付けたいとしている。
5. <福島第1原発>核燃料プール冷却停止 停電の影響
毎日新聞 3月18日(月)22時33分配信
東日本大震災から2年を迎えた東京電力福島第1原発=2013年3月11日午後、本社ヘリから
東京電力は18日、福島第1原発の1、3、4号機の使用済み核燃料プールの循環冷却装置などが午後7時ごろ停電で停止したと発表した。復旧の見通しは立っていない。事故から2年が過ぎても同原発が不安定な状態であることが浮き彫りになった。
【写真で見る】福島原発事故直後の写真2145枚公開 作業員撮影
東電や原子力規制庁によると、同日午後6時57分ごろ、発電所内の電源設備の一部が停止。免震重要棟は復旧したが、使用済み核燃料プールの循環冷却装置や、1~6号機の核燃料6377本を保管している共用プールの冷却装置、汚染水を処理するセシウム吸着装置などに供給される電気が止まった。高圧の配電盤につながるケーブル付近でトラブルがあったとみられ、原因を調べている。
使用済み核燃料プールや共用プールの水温は18日現在で約13~25度。電源が復旧しなくても、保安規定の65度を超えるまでに、最も水温の高い4号機で4日以上かかる。水温が100度を超えると蒸発し、冷却できなくなる。電源設備が回復しない場合でも、発電所内の別の場所から電源を供給できるという。
◇原子炉注水正常
一方、1~3号機の原子炉を冷却する注水設備に異常はなく、モニタリングポストの大気中の放射線量に目立った変化はなかった。複数の使用済み核燃料プールの冷却装置が停止するなど大規模停電は、東日本大震災直後を除いては発生していなかった。【奥山智己】
6. 南海トラフ地震>被害想定220兆円 避難者950万人
毎日新聞 3月18日(月)18時53分配信
都道府県別被害額
国の中央防災会議の作業部会「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」(WG)は18日、南海トラフ巨大地震に伴う経済やライフライン、交通など第2次の被害想定を公表した。被害額は計220兆円で従来想定の約3倍、国家予算の2倍超。ピーク時の断水被害人口3440万人▽停電2710万件(契約数)▽避難者950万人--と推計された。被災する可能性のある人口は国民の過半数の6800万人に上り、中・西日本の太平洋側の住民が深刻な被害を受ける。
【昨夏発表の被害想定を図解特集で】南海トラフ巨大地震
報告は、耐震化率を現在の79%から100%にするなど対策を進めると被害額は半減するとして、防災対策の重要さを強調している。
被害額はフィリピン海プレートと陸側プレートの境界のより陸側で地震が起き、東海地方が津波の大きな被害を受けるケースで推計。揺れや津波、火災による直接的な被害は東日本大震災の約10倍の169.5兆円となる。生産の低下やサプライチェーンの断絶などによる間接的被害の50.8兆円と合わせて220.3兆円に上る。
都道府県別の直接的被害では愛知県が30.7兆円で最大。大阪府24兆円、静岡県19.9兆円が続く。多くが住宅や企業、工場の損壊によるもので、公共施設では港湾や下水道の被害が目立つ。間接的な被害では、対GDP(国内総生産)比で自動車産業や鉱業の影響が大きくなった。
ライフラインについては、太平洋側沿岸の県で全世帯の約9割が停電、断水する他、被災直後には全国180万戸で都市ガスの供給がストップ。930万回線の固定電話が不通になり、携帯電話も固定電話とほぼ同じ区域で不通となる。都市ガスを除いたライフライン被害は東日本大震災の3~15倍に上る。
避難者が最大になるのは発生約1週間後で約500万人が避難所に殺到。発生直後にはターミナルなどに京阪神と中京圏で計1060万人が一時滞留し、それぞれ270万人と110万人が帰宅困難者となる。飲料水は1週間で1億リットル以上が不足。インフラも大打撃を受け、道路は約4万カ所、鉄道は約2万カ所、港湾の防波堤は135キロが損傷する。
原発については、発生直後に自動停止するとして被害は想定しなかった。また、高層ビルなどを大きく揺らす長周期地震動を考慮した被害は推計していない。
WGは東日本大震災を受け、想定外をなくす観点から最大クラスの地震を設定。発生頻度については「1000年に1度、あるいはそれよりもっと低い頻度で発生する」と初めて明言した。【池田知広、鳥井真平】
◇南海トラフ巨大地震
#、東北沿岸に巨大な防波堤!?計画が有る様には、疑問を感じます。膨大な費用をかけても、津波の高さは?想定できない。高台移転と命を守る避難場所を作ることだと思います。失礼な言い方かと思いますが、物は流出しても?命が救われれば,物は国の援助
が有れば、復興出来る?様に思います。美しい海の景観をコンクリートで囲って、安全の確保の補償は得られない!日本一周を巨大なコンクリートで囲むつもり??より命の確保を考慮するべきです。