こんばんは
終日雨模様の長井市でした
きんな・・・
ちょっと、東京まで出てきました
JR赤湯駅、山形新幹線を待ちます
来た来た
来た来た来た
乗ります・・・
雪です・・・
極寒の真冬です・・・
トンネルをくぐって福島に出ます
春かぁ~~~~~い!
ぽかぽか陽気です
この道はぐうじが福島スカイラインに行くときにいつも使う道
その上を新幹線で通ります
栃木を通過・・・
おやつタイム
100激辛ってなんじゃぁWWWW~~~
辛くて食えませんでした
そんなんじゃなくて、あれ出してよ
そんなのしかないのかぁWWWW~~い
埼玉から都内に入ると春です
着るものを完全に間違えています
こんなに天気がいいのに、乗らなくなるライダーさんがいるんですものねぇ
ぐうじは東京にいた5年間、真冬でもフツーに乗ってましたけどね
って事で、5年間過ごしたまち「渋谷」
大学がここにあったので、毎日ここで生活していました
渋谷センター街
渋谷109に道玄坂
知ってました?
109って「いちまるきゅう」って、読むでしょ
実は鉄道会社の東急がやっていますので・・・10(とう)9(きゅう)で「109」なんです
朝まで飲み明かしてそのまま大学に行ったセンター街
そしてハチ公
実際にデートの待ち合わせ場所に使ったことはない、ぐうじです
日本最大のスクランブル交差点
外人さんが歩道が青になると盛んにシャッターを切っていました
そんな街で、5年間暮らせたことはいい思い出です
るぅさんを連れてこれてよかった
そして、るぅさんのリクエストの国立西洋美術館
なんと、世界遺産です
今年は、平泉、日光、国立西洋美術館と3カ所の世界遺産に行くことができましたね
外にはロダンの作品がいっぱい
ピンボケですみません
ロダンの地獄の門
見る者を圧倒します
が、目的は特別展
クラーナハ展
クラーナハとは
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を運営して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
国立西洋美術館HPより
調べれば調べるほどすごい画家です
入口の絵
だらしない顔をしているのは、なんとヘラクレス
神話の中で最強とうたわれたヘラクレスが女性に囲まれてデレデレで情けなく描かれています
そんな風刺も交えた絵も、クラーナハの絵の特徴です
クラーナハは、父の名であるけど、後に大成する息子の名と同じ・・・
2人のクラーナハがいます
今だとJr・とか、になっちゃうんでしょうけどね
なので作品は、クラーナハ(父):クラーナハ(子)であらわされます
間に合ってよかったぁ
この裸婦の描き方もクラーナハの最大の特徴、グラマラスじゃないんです
ここからは撮影不可だったので、Webから画像を引っ張りました
聖カタリナが法王に逆らい、木製の歯車で体を引き裂かれる殉教場面で、突然雷が落ち歯車が粉砕してしまう・・
結局斬首されるのですがその瞬間を描いたもの
この等身大肖像画が圧巻でした
「ザクセン選帝侯アウグスト」と「アンナ・フォン・デーネマルク」
ザクセン選帝侯の宮廷画家であったと同時に、戦略的な工房運営によって新たな美術マーケットを開拓したクラーナハは、実に多種多様なテーマの作品を生んだ。なかでも、この画家がもっとも得意とした形式のひとつが肖像画である。16世紀前半のドイツにあって、肖像画はいまだ新しい絵画ジャンルだった。そうしたなかでクラーナハは、宮廷画家として、また事業家として、ザクセン公家の人々、政治家、学者など、ときの権力者や著名人たちと密に交流しながら、数々の肖像を描いたのである。彼はまぎれもなく、ルネサンス期のドイツにおける最大の肖像画家だった。公式HPより
王女オンファレの美貌に骨抜きにされ、羊毛を紡ぐはめになった豪傑ヘラクレス
ヘラクレスのイメージの片りんもないです
クラーナハは、こうした「女のちから」というテーマを、みずからの芸術の根幹をなすものとして選びとり、くりかえし描いた。もちろん、それらの絵画には教訓的な意味合いが込められていたそうです
「女のちから」には気をつけよという、男性に対する戒め・・・
クラーナハの絵そのものが、それを見つめる者を誘惑しているのでしょう
ここでの「女のちから」とは、そのようなクラーナハの絵画が放つ「イメージのちから」なのでしょう
マルティン・ルターの肖像画
クラーナハはルターとも親密になり、政治にまで関わり、何と市長まで務めています
クラーナハの代表作。西洋絵画では残酷シーンを描いた一場面としては非常にメジャーで、代表的な「怖い絵」的な作品なのですが、どうしてもこちら側に向けられた、リアルな生首の断面に目が行ってしまいます
そして、仕事をやりきった感のあるすまし顔でこっちを見つめるユディトの醒めた視線が、何とも言えず不気味です
なお、本展覧会でこの絵画を長距離輸送するため、繊細でもろい木版を3年以上の時間をかけて慎重に補修作業を行ったとのこと。すごい労力です
ホロフェルネスの首を持つユディト
ホロフェルネス:ユディト記に登場するアッシリアの将軍で、ネブカドネザル王から、その統治への助力をしなかった西の国々への報復のため派遣された。ホロフェルネスはベトリアという町を包囲した。町もほぼ降伏したが、ユディトという美しいヘブライ人寡婦がホロフェルネスの陣にやって来て、ホロフェルネスを誘惑した。そして、ホロフェルネスが酔いつぶれたところで、ユディトはホロフェルネスの首をはねた。ユディトはホロフェルネスの首をベトリアに持ち帰り、ヘブライ人は敵を打ち破った。Wkiより
この絵の構図は今なお多くの画家が描き続けています
いがったっす
もちろんすべて本物
多分、生涯、再び見ることはないでしょう・・・
人生は一度きり
見れるものをいっぱい見て、精一杯過ごす
こんなすばらしい絵を遺すクラーナハでさえ死を迎えます・・・
ぐうじももちろん
今を生きる。
それが人生なのでしょう。
皆様にはステキな夜をお過ごしくださいませ