若い頃、5年間だけ小学校の教員を
したことがある。
その最後の年に山村留学制度のある
愛媛の山の学校に勤めた時の教え子、ミサキちゃん。
小学4年生だった彼女は、
口数の少ない、おとなしい女の子だった。
東京の小学校に通っていた時に、
学校に行けなかったので、
3、4年の時に2歳上のお兄さんと一緒に
山村留学に来ていた。

おとなしいけど、しんは強い子だった。
どちらかというと、
人前で話すのは苦手なのだが、
研究授業でたくさんの先生がいる中で、
見事に学級会の司会をつとめたときは、
正直言って私の方が驚いた。
中学、高校は地元に帰り、
私も長崎に引っ越したので、
年賀状のやり取りと
年に一度ぐらい
悩みを相談する電話がかかってくるぐらいだった。
それが、急に年賀状も返事がなくなり、
気にはなりながらも、
そういう年ごろなのかも……と
連絡しないまま終わっていた。
そして、去年、ガボンに行くことが決まり、
家を引っ越ししようとした時、
彼女から手紙が届いた。

その手紙には、学校に行けなくなり、
うつ病になったこと、
家に引きこもり辛い日々を送ったことが
綴られていた。
そして、今、やっと新しい仕事につき、
自分の人生を歩みだしたことなど、
彼女らしい言葉で綴られていた。
K9 赤い月・赤い龍・音9
赤の紋章は、社会に認められたい思いが強い。
その彼女が社会に適応できなかった時は、
どれほど辛い気持ちだったことだろう。
使命感が大切な「赤い月」
介護職について、
「あなたがいてくれてよかった」
と言われた時、すごく嬉しかったという。
音9は拡張のエネルギーなので、
マイナスに入るとマイナスを拡張してしまう。
自分で、どんどん負のスパイラルに入ってしまう気持ちは、
同じ音9だからよくわかる。
「赤い龍」は、命に関わると慈愛の心が育まれる。
社会の中で居場所を見つけて、
生き生きとしたミサキちゃんに会うことができたのは、
去年の6月、ガボンに行く前だった。

そして、あれから一年ちょっとたった今日、
久しぶりに会った彼女はますます輝いていた。
前からしたかった演劇に挑戦して、
この夏はオーディションに受かって舞台に立ったという。

1ヶ月間、毎日練習があり、
仕事も休んで収入がなく、
チケットをさばくのも大変だったけど、
それ以上に楽しかったという。
3月にある公演にも誘われ、
自信もついたようだ。
目をキラキラさせて語る彼女には、
昔のうつむきがちな少女の面影はなく、
別人のように見えた。
辛かった子供時代も、
悩みの淵に沈んでいた20代も、
全てが今の彼女になるために必要だったのだろう。

私たちは生まれる前に
自分の人生のシナリオを書いてきたという。
「ずいぶんハードなシナリオを書いてきたね。」
と言うと、笑っていた。
でも、自分で書いたシナリオなら、
必ず乗り越えられるはず。
そして、誰でもきっと最後は、
ハッピーエンドにするはず。
そう思うと、もう少し、
このシナリオのクライマックスを期待してみようかな
そう思えた、再会の時間だった。
ミサキちゃん、ありがとう。

☘️10月18日(木)☘️
K 253 赤い空歩く人・黄色い星・音6
無償の精神で人に奉仕する「赤い空歩く人」
1つのことを完璧にこなそうとする「黄色い星」
自分のペースを保持する「音6」
背水の陣で望むと運が開ける日。
いつもはちょっとためらい感じることを、あえてやってみよう。
日常生活の中で、冒険を志し、
心をいつも新鮮に保つようにしよう。
K253〜256
自身が揺らぐ時こそ、
変化への胎動を感じる。
理想などが崩れてそこから再出発。
エゴを超えたところに、道は開ける。
したことがある。
その最後の年に山村留学制度のある
愛媛の山の学校に勤めた時の教え子、ミサキちゃん。
小学4年生だった彼女は、
口数の少ない、おとなしい女の子だった。
東京の小学校に通っていた時に、
学校に行けなかったので、
3、4年の時に2歳上のお兄さんと一緒に
山村留学に来ていた。

おとなしいけど、しんは強い子だった。
どちらかというと、
人前で話すのは苦手なのだが、
研究授業でたくさんの先生がいる中で、
見事に学級会の司会をつとめたときは、
正直言って私の方が驚いた。
中学、高校は地元に帰り、
私も長崎に引っ越したので、
年賀状のやり取りと
年に一度ぐらい
悩みを相談する電話がかかってくるぐらいだった。
それが、急に年賀状も返事がなくなり、
気にはなりながらも、
そういう年ごろなのかも……と
連絡しないまま終わっていた。
そして、去年、ガボンに行くことが決まり、
家を引っ越ししようとした時、
彼女から手紙が届いた。

その手紙には、学校に行けなくなり、
うつ病になったこと、
家に引きこもり辛い日々を送ったことが
綴られていた。
そして、今、やっと新しい仕事につき、
自分の人生を歩みだしたことなど、
彼女らしい言葉で綴られていた。
K9 赤い月・赤い龍・音9
赤の紋章は、社会に認められたい思いが強い。
その彼女が社会に適応できなかった時は、
どれほど辛い気持ちだったことだろう。
使命感が大切な「赤い月」
介護職について、
「あなたがいてくれてよかった」
と言われた時、すごく嬉しかったという。
音9は拡張のエネルギーなので、
マイナスに入るとマイナスを拡張してしまう。
自分で、どんどん負のスパイラルに入ってしまう気持ちは、
同じ音9だからよくわかる。
「赤い龍」は、命に関わると慈愛の心が育まれる。
社会の中で居場所を見つけて、
生き生きとしたミサキちゃんに会うことができたのは、
去年の6月、ガボンに行く前だった。

そして、あれから一年ちょっとたった今日、
久しぶりに会った彼女はますます輝いていた。
前からしたかった演劇に挑戦して、
この夏はオーディションに受かって舞台に立ったという。

1ヶ月間、毎日練習があり、
仕事も休んで収入がなく、
チケットをさばくのも大変だったけど、
それ以上に楽しかったという。
3月にある公演にも誘われ、
自信もついたようだ。
目をキラキラさせて語る彼女には、
昔のうつむきがちな少女の面影はなく、
別人のように見えた。
辛かった子供時代も、
悩みの淵に沈んでいた20代も、
全てが今の彼女になるために必要だったのだろう。

私たちは生まれる前に
自分の人生のシナリオを書いてきたという。
「ずいぶんハードなシナリオを書いてきたね。」
と言うと、笑っていた。
でも、自分で書いたシナリオなら、
必ず乗り越えられるはず。
そして、誰でもきっと最後は、
ハッピーエンドにするはず。
そう思うと、もう少し、
このシナリオのクライマックスを期待してみようかな
そう思えた、再会の時間だった。
ミサキちゃん、ありがとう。

☘️10月18日(木)☘️
K 253 赤い空歩く人・黄色い星・音6
無償の精神で人に奉仕する「赤い空歩く人」
1つのことを完璧にこなそうとする「黄色い星」
自分のペースを保持する「音6」
背水の陣で望むと運が開ける日。
いつもはちょっとためらい感じることを、あえてやってみよう。
日常生活の中で、冒険を志し、
心をいつも新鮮に保つようにしよう。
K253〜256
自身が揺らぐ時こそ、
変化への胎動を感じる。
理想などが崩れてそこから再出発。
エゴを超えたところに、道は開ける。
