
ああ、疲れちゃったなぁ…と、患者さんのケアでは珍しく自分が感じること。
ある患者さんのケアで、病棟全体が疲れ切っています。
本当に、すごいんです。
自分ももれなく…。



どんなに一生懸命にお手伝いをしても、「もっと、もっと」と要求も増えていき、それを当然と思われているかのような…。
あの看護師はいい、あの看護師は嫌い、あの看護師さんを呼んできて…。
言葉の一言を使い間違うと、えらいことになる。
お気に召さないと、烈火のごとく、スタッフに怒りをぶつけてくる。
一度、お部屋にいくと、この患者さんの用事は延々と続き、30分以上かかることもあります。
できるだけ、先手を取れるように、患者さんがいつも頼む用事は、言われる前にちゃんとこなせるようにはしていますが…。
さすがに、今日は疲れました。
病棟内で、愚痴が増えています。
私も、今日、愚痴ってしまった。
受け持ち看護師も疲れ果てていて、今日は担当をはずれてもらいました。
ええ、ええ。
わかっています。
病気の患者さんが現状を受け入れられずに、うまくいかないことはスタッフが悪い、と思ってしまうことも。
怒りは心の痛みの表れであることも。
わがままになることだってあることも。
しかし、なぁ。
病気だからって、何でも許されるわけじゃない…。
個室代は払えないけれど、有料の部屋から出たくない…とか…、
みんな、いいお部屋で過ごしたいに決まっている。
お金がないから、いろんなところを切り詰めて、我慢している人だってたくさんいるのに。
本当に、正直に言うと、「ごね得」やなぁ、と思います。
ほかにも、ほかにも、理不尽なことだっていっぱい、おっしゃっている…。
ええ、ええ、わかっています。
お相手は病気の方なんですから…。
しかし、なぁ。
・・・ってな感じで、愚痴は止まりません。
患者さんは私たちのエネルギーを吸収しながら生きておられるな、と思います。
だから、自分たちが、どうやってエネルギーを盛り返すかが大切になってきています。
まさに、こんな時にチーム力が問われますなぁ。
患者さんが楽になれますように…、私たちのケアが何とかうまくいきますように…とか、
祈らんばかりです。
もう、祈るしかありません。




そうそう。
明日は七夕。
短冊に、平和の祈りをささげてきました。




愚痴でした…。

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