この春の番組改編について

春や秋のテレビの番組編成変更は、この時期の恒例行事と言っても過言ではないと思いますが、今回は特に変化が激しいように感じますし、僕個人にとっては、マイナスの変更が多いです。

まず、ＮＨＫの深夜の再放送枠の削減と更なる深夜化。
「探検ロマン世界遺産」や「その時歴史が動いた」は、僕の貴重な知識の仕入れ元なのに、両番組とも深夜の再放送は３時３０分からという早朝放送。
普通の夜や、夕方の再放送を見るのが困難なので、可能な限り深夜枠を利用していたのにこれは非常にキツいです。
１２時少しすぎから、バラエティ枠というか、そういうのが新しく入ったようですが、そういう番組は民放に任せて、ＮＨＫはそういうことしないでもいいだろうと思うのですが。

あと、ＴＢＳの世界遺産も、日曜夜１１時半から日曜夕方６時に移動してしまいましたね。
これによって、子どもたちも見られるようになったのはいいことだと思いますが、夜のあの落ち着いた雰囲気もやはり捨てがたいものがあります。
ナレーターも市村正親さんに代わって、今までの静かなトーンのナレーターから、やや情熱的な感じになりました。これについては、いろいろ意見があるような気もしますが、僕はアリじゃないかなと。

ある意味、一番の心配は、くりぃむナントカのゴールデン進出です。
確かに、面白い番組なので、ゴールデン行きは順当な出世ということかも知れませんが、今までの時間だったからこそ、あの内容が受けたという可能性もあるでしょうし。
今までも、深夜で人気→ゴールデン（場合によってはプライムの場合も）進出→ゴールデンの中としては伸び悩む→リニューアルする→リニューアルし過ぎて原形を失う→フェードアウト、なんてのは結構ありましたからね。
まだ初回が始まっていないので何とも言えないところではありますが。

余談ですが、テレビ番組は、リニューアルすると、大概つまらなくなるような気がします。その意味では、ヘキサゴンⅡなんかは、数少ない成功例ですね。羞恥心もオリコン２位をとったことですし。
そういえば、ヘキサゴンもＩＱサプリも、もとは深夜だったんだ。フジテレビは、そういう移動が上手なのかしらん？

アニメもいろいろ始まっています。とりあえず継続して見ると思うのは「図書館戦争」ですね。もともと、小説版を読もう読もうと思っていたのですが、先にアニメが始まってしまったので、オリジナルとの相違点があるのかどうかもまったく分かりませんが、そちらで話を追っていこうかと思います。

最後に、どうでもいい独り言を。
大家族ものは、ゴールデンで２時間やらなくていいよ…。