みつちーのevergreen-forest

現在は再びQMAがメイン。An×Anではお世話になりました。クイズに使っていた頭脳は、別のために使い始めています。

名は体をあらわさない?

2008-02-02 22:50:31 | Weblog
最近ニュースで、「社会保障国民会議」なるものが始まるという話が出ています。

僕は、この「国民会議」という、いかにも「国民の皆様からご意見をお聞きして…」という建前をとりつつ、その実、会議に出るメンバーは大学教授やら何やらの、肩書きがある人がほとんどというやり方に対して常々疑問を持っていたのですが。
案の定、今回もそんな感じです。

こういう話をするなら、今リアルタイムで困っている人々もメンバーに入れるべきではないかと思うのです。
そういう、いわゆる一般の人々が含まれていないくせに、「“国民”会議」ってのは、なんだかねぇ。

だったら、これまたよく聞く「有識者会議」という言い回しのほうが、適切なネーミングだとも思うのですが、これはこれで、「じゃあ、有識者って誰のことよ?」という考えが浮かんできます。
確かに、大学の先生やら、お役人やらは、それらの分野のスペシャリストなのですから、知識はあるでしょうが、でも、やっぱり、エリートからの目線でモノを見てしまうのではないか?ひねくれた性格の僕は、どうしてもそういう疑念を持ってしまうのです。

誰かが言ったのか、何かで読んだのか、出どころは定かではありませんが、知識があるのと、智慧があることは別物だということを聞いたことがあります。
もちろん、知識を手に入れるには苦労をしますし、その末に得たそれらは大切なものです。それはそれで価値あることなのですが、それを正しい結論を導き出すために用いることができるか、それはまたその人の資質にかかわってくるということでしょうか?

国みたいな大きなシステムを動かすには、エリートは必要です。
ですが、その目線からだけで何かを決めてしまうと、あとで必ず何かが起きそうな気がします。

こんな話をしたのは、思うところがあったもので、そのことはまた別の機会に。

なんだか最近こういう話が多いですが、一応、みつちーはプレイヤーであると同時に、一人の人間なので、こういうことも書かせてください。

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