8/8 ”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンに蝉がやって来た
今朝は、台風10号が北上接近中の朝で、”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンの様子を見る為に玄関に出ると蝉の鳴き声がしていましたので、気になって蝉の居場所を探しましたら、玄関前花壇のスズランの葉っぱの上にいて鳴いていました。
この蝉は、台風10号の暴風から逃れてきたのでしょうか?蝉は、ヨーロッパではラッキーシンボルです。私達に幸運がやって来た思いになりました。
この蝉は、”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンで保護してあげる事にしました。
★ 蝉は、ヨーロッパではラッキーシンボルです
1.日本では、「もののあわれ」と感じさせます。
蝉は、日本では、俗説として蝉は7年間土の中にいて、羽化して成虫になると7日間しか生きられないと言われて、日本人の美意識として、「もののあわれ」と感じさせます。
しかし、蝉は、幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達し、蝉の成虫の寿命は、1ヶ月ほどとも言われています。
る。
2.中国では甦りと復活のシンボル
中国では、幼虫期の長さと土から這い出てきて飛び立つところに着目し、大昔から蝉は、再生と復活のシンボルとされてきました。
儚いというより、むしろ生命力の強さを感じる生き物であるようです。
また、古代絶世の美女と言われた斎王の后は、生まれ変わって蝉になったという伝説もあり、そこから蝉は永遠の美の象徴ともされています。
3.ヨーロッパではラッキーシンボル
経度が高い位置にある欧州には、日本ほどたくさんの種類の蝉がいません。
日本では夏の風景を表わしたり、秋の情感を高めるのに蝉の効果音が好まれますが、欧米人には蝉の声はノイズと受け止められているので、いてもあまり気にされない、という傾向もあります。
そのため、ヨーロッパでは蝉はとても珍しい虫です。
フランスのプロバンス地方では、中国人のように長く生きる生命力にもあやかって、「幸運を呼ぶ虫」という扱いをされています。
アクセサリーのモチーフにもよくなり、ラッキーアイテムとして蝉デザインのものを身に着ける人も多く、お守りなど蝉の姿のお土産品もいろいろあります。
蝉の脱皮は、再生と復活です。そして、やがて幸運がやって来るのです。
幼虫は、長かった安全な地下生活から光輝く美しい成虫となって危険の多い地上世界に飛んで行くのです。
頑張れ!!蝉!!
困難に負けるなよ!!
頑張って一匹で生きて行けよ!!
記録
天気: 雨のち曇:台風10号 関東に接近、大雨
最高気温(℃)[前日差] 31℃[-1]
最低気温(℃)[前日差] 25℃[-1]
散歩人