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経団連が次期政権に要望書

2009年09月15日 | 雲の日記

経団連が次期政権に要望書
 
 皆さーん、おはようございまーす^^         

肌寒い日になりましたね。 風邪を引かないようにご注意下さい^^

今の時期は政治の谷間と言うのでしょうか、話が何もない.. と思っていたら
大間違い! (超)利己的な集団は、誰よりも早く、何よりも優先して自分達の

利益確保の為に動いています。限られた国家予算を、どこ(誰)に使うのか??
それが重要だからです。そして少しでも早く『約束』を勝ち取ることが政策の

優先度をあげることになる(のだろう..)。 だから強欲な人間ほど先を歩いて
いる。 と....特定の人or団体を指定して話しているのではないですよ^^

先程、テレビのニュースで『日本経団連が次期民主党連立政権に対して要望書』
が出ていた。まだ閣僚人事も発表されていない段階で、速い..速い..

(引用始まり)
日本経団連は14日、民主党政権に提出する10項目の政策要望をまとめた。
温室効果ガスの削減目標については、「国民負担の妥当性、実現可能性に関し
国民的議論を踏まえた中期目標」を設定すべきだとし、「1990年比で25
%削減
」を表明した鳩山代表に慎重な対応を求めている。
また、京都議定書に続く国際的な枠組みで、日本だけが厳しい削減義務を課さ
れることへの警戒感から、「全主要排出国の責任ある参加」の必要性を訴えて
いる。
経団連の御手洗冨士夫会長は14日の記者会見で、「科学的な検討にもとづい
た具体的な削減方法を政府が提示し、国民の合意を得る必要がある」と指摘。
さらに、米国やインド、中国など主要排出国の議定書への参加が、日本の削減
目標設定の前提になるとの見方を示した。
(引用終り) (9月14日 読売新聞)


要するに2009年の1月に自民・公明政権(当時)に出した要望書と基本的に
は同じだが、『25%削減』が気に入らないというのを言いたかったのだろう。

温室効果ガスの1990年比で25%削減目標が、どうしても気に入らないら
しい!! 国民の同意を求めろ!とか、参加を渋っている主要排出国の米国・

インド・中国などを出してきて『それが前提』などと無理な条件を付けている。
国民負担をうんぬんするなら企業負担はどうなのだろうか? どれだけ経費が
必要??

(引用始まり)
...
経済産業省によると、国内の削減努力のみで「1990(平成2)年比で8%」
の削減を目指す自民党の目標でも1世帯あたりの経済負担は年7万7000円増。
17ポイント多い民主党の目標達成では、経済負担が年36万円に増える。
産業全体の活動量を減らす強制措置も必要で、年1億トンの粗鋼生産量が2割
弱減少するという。「90年比で25%減」の温室効果ガス排出削減の方法に
ついて、鳩山代表は国内の努力だけで取り組むのか、海外からの排出枠取得を
含むのかなど具体策に言及しなかった。
...
(引用終り) (9月8日 産経新聞)

経済産業省が出した経済負担額は年36万円? 

私はこの手の数字にはあまり信用を置かないんです。いつだってデータは利用
する人に都合良く出されることが多かったので.. それでもハッキリと数字を
言ってくれましたねぇ~^^ 皆さんも覚えておきましょう..負担は年36万円。

EUや自然保護団体、一部国民からは大歓迎な『温室効果ガスの1990年比
25%削減目標』ですが、(当然?)産業界からもブーイングの大合唱です。

経団連(御手洗会長・キャノン)の要望書でも反対表明がされているが...

●「国際的な公平性、国民負担レベルの妥当性、実現可能性を精査し、国民と
産業界の理解を得た上で国際交渉に臨むことを切望する」。鳩山代表の講演を
受け、日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)はこうコメントした。

●25%削減という目標について化学大手の幹部は「信じがたい数字だ。日本
だけが突出した目標を示すのでは欧米や新興国メーカーとの国際競争が激化す
る中、国内メーカーは生き残れない」と悲鳴を上げた。

●目標実現のため、民主党はエコカーや省エネ家電の普及を後押しする方針で、
自動車や電機業界にとっては一定の追い風を期待できる面もなくはない。ただ、
自動車や電機業界からも、「素直に『うん』といえるような目標ではない」
(大手自動車会社)、「経済活動にいろいろ制約が出てくる」(日立製作所)、
「もっと国民に対する説明がほしい」(コマツ)といった声が噴出した。
(ソース先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000509-san-soci)


“ペンギンの赤ちゃんや白熊の赤ちゃんが生きられない映像を見て胸を打たれ、
エコバックを持って買物しているまでは、どこも何も言わなかった..

ところが口だけでなく本気で『温室効果ガスの削減』をしようとすれば、この
反対の荒らしである。(それも口約束の段階で) ナンダ..カンダ..と言って

最後はなし崩しの抜け道を産業界に作って、最終的な精算は国民の税金で!と
言うことになりかねない状況だ!! 『国民のため..』なんて言葉が、初めに

付くようになった産業界の発言ですが、国民の為なんてことは絶対に無い!!
私も含めて多くの日本国民は今まで(物質的に)豊かで快適に暮らしてきた。

冬は暖かい部屋で過ごし、夏にはエアコンの効いた涼しい部屋で過ごしている。
一家に一台だったエアコンは、一部屋に一台が当たり前になってしまった。

すぐ近くのスーパーに行くにも車に乗っている。一家に一台の車が今では一人
に一台が当たり前になっている! 私の近所ではスーパーに行くにもベンツだ。

車の排気量の大きさがステイタスになっている。(3ナンバーじゃなくちゃ^^)
家中のあちこちで電子音がなっている。『ピーピー』『ピッピッ』と聞こえて

くると、どの音がどれなのかさえ分からない程だ!! PCだって一人で2台
も3台も持っている。(産業界も同様だろう)

『温室効果ガス』をバンバン出していたのは、最近までの私達です。

鳩山氏の出している削減目標『90年比で25%減』は、大変な削減目標です。
それでも快適さを追求して“使い放題”に使ってきた私達が、率先して削減に

協力していかなければならないだろうと思う。快適さを何も味わわなのに海に
沈んでしまう南の島もあるのだから.. 何の罪も無い人たちだけに犠牲を負わ
せることは出来ない! 

1990年とはどんな時代だったのか? そこからスタートしてみませんか?

高い山もスタートは最初の一歩ですからね..^^


半袖Tシャツが限界だあ~! 寒いです><  夏も終わりましたね!
今日も元気で ファイト!!                   








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