『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

固定費削減で正社員は解雇?

2010年01月25日 | 雲の日記
内閣法制局長官を国会から締め出す     
『国会法改正』に反対です!!



『法の番人』と言われる内閣法制局の意見を聞こうとしない国会運営を可能にする
政権が提出の『国会法の改正』に断固反対です!!




 皆さーん、おはようございま~す^^        

少ぉ~し寒さも緩んでいるように感じる今朝でしたね。それでもストーブは欠かせ
ないです。最近は灯油を買う頻度が高くなり..多少なりとも反省しているのですが、

泣く子と寒さには敵いません^^ 私はガソリンスタンドで灯油を買うので、当然に
ガソリンの価格も目に入ります。昨日の価格が122円だったか?? 高いですね。

投機的な(ファンド会社等による実体の無い買占め)価格高騰は監視されている筈だ
とすると..この価格高騰の原因は、何だろうか? 前には、素人でも分かるような

(価格高騰の理由)間違いを新聞は載せていたが、今回は理由が騒がれていない
ようだ!! それにしても円高の筈なのに..日本のガソリン価格は円高を反映して

いないように私は感じてしまいますね>< キチンと円高が価格に反映されている
か?..政府は監視しているのだろうか? 監視を怠れば、過去の価格暴騰を知って

いる国民は現在の価格に違和感を感じないかも知れない!! それが危険です.. 
もし(仮定の話で恐縮ですが)、円高の還元がキチンとされていないとすれば..石油

会社が『ぼろ儲け』していることになります。海外から買って、日本で売る。円高
になれば、この同じ行為でもガソリン価格に正確に円高還元をしなければ、差額分

は石油会社の儲けになってしまうのです。そして私のような疑問に対しては『ガソ
リン価格が上がっているからだ!』の一言で終わってしまうのです。

昨年のように..国民の関心が高騰するガソリンに行っていればいいが、今のように
安くも無いガソリンでも(去年からしたらマシだ!という感覚で)整理されてしまう

可能性は高い!! 政府も官僚に頼らないなどと子供じみたことを言っているから
行政がキチンと機能しているのか?、不安になりますね。ちょっと目を離すと国民

を誤魔化そうとする企業が余りに多いからです。輸入製品の円高還元は、キチンと
価格に反映されているだろうか?? 皆さんは、どう思いますか??

さて..昨日のblogにも書いたように、海外での売上に多くを依存している輸出系大
企業(はっと..グローバル企業なんて小洒落た言い方もしますね)は、国内経済に

貢献していない(経済の空洞化)ことをお話しました。国内経済に貢献するとは..
日本人を雇用すること、日本で資材の調達をすること、要するに日本国内で資金が

動く(流動する)ことです。それによって労働者には給料が支払われ、それを消費す
ることで次の経済活動が起きるのです。資材の調達も同じことです。設備投資も同

じですね^^ 一つの経済活動が次の経済活動を呼び、グルグル回ることで日本経済
は発展するのです。その循環が今の日本には無くなりつつある。どうしてだろうか。

昨日のblogで経団連会長が御手洗富士夫氏(キャノン)から米倉弘昌氏(住友化学)に
引き継がれるとお話しました。その米倉弘昌氏が2005年6月に『住友化学』の

経営について(少し古い資料ですが^^)インタビューに応じています。その内容から
『我国の経済の空洞化』(問題点)を垣間見て頂けたら嬉しいです。

(引用始まり)
「最高益決算と海外戦略」  住友化学・米倉弘昌社長に聞く

「3月期業績は出来すぎだ」と米倉社長。ラッキーな面もずい分あったという。
だが海外売上比率は38%と高く、韓国などに積極投資してきたことが今回の大幅
増益につながったことは間違いない。次の大きなプロジェクトは、サウジ・ラービ
グ計画。 石油と石油化学が一体になった世界最大級のコンプレックス建設に挑戦
する。

━住化の場合、海外売上比率が高い(38%)のが特徴のようです。グローバル戦略
が進んでいるというところですか。

最近は設備投資の大半が海外だし、比率も当然海外が高くなってくる。今年も海外
では、台湾にフィルム第2工場、韓国にもフィルム工場、シンガポールには MMAモ
ノマーなどの新プラントがスタートする。国内投資というとメチオニンぐらいしか
ないが、そのメチオニンも輸出用がほとんどなので、海外比率はまた上がることに
なる。

国内では、ほかに千葉でポリプロピレン生産体制の再編がある。設備を今の3系列
から2系列に集約化する。能力は変らないが、固定費を削減する。また自動車用PP
を気相法に転換する。プロピレンオキサイドを15万トンから20万トンに増強する。
あとEPDMの増設などといった計画はいくつかあるが、全体的に見れば海外の方が
圧倒的に大きい。今年の投資予算は年間800億円から1,000億円ぐらい。 それほど
大きな計画はない。
(引用終わり) (ケムネット東京 インタビュー記事より)
(ソース先: http://www.chem-t.com/)


↑これが輸出系大企業の実態でしょうか?.. 海外に工場を作り、現地採用する。
労働者も資材も海外で調達です。その上、利益も『海外内部留保』で溜め込む??

このインタビューで次期経団連会長の米倉弘昌氏(当時取締役社長)は、国内では
『能力は変らないが、固定費を削減する。』と言っていますね。生産能力を変えな

いで、固定費を削減するとは、どう言うことだろうか??
そこで企業の固定費とは、何かと調べてみた。(ついでに変動費も^^)

●固定費:人件費(正社員の給与)や賃貸料、減価償却費、電気・ガス・水道の基本
料金、固定資産税、保険料、支払利息など。
●変動費:雑給(短期のアルバイトの給与など)や外注費、材料費、燃料費、荷造
運賃(宅配便代など)、車両費など。

米倉弘昌氏の言う『固定費の削減』とは、正社員の給与(人件費)を減らすという
ことです。しかし(生産)能力は変えないと言っていますから、正社員から雑給扱い

の労働者に置き換えると言うことなのでしょう.. それだけで『利益』が膨らむ訳
です。今の日本社会の問題点そのままの経営方針を述べていますね^^ 

因みに..『利益=売上×変動利益率-固定費』

(変動費の平均を出し、利益に応じた比率で考えたのが先の数式の「変動利益率」
です。)←知りたい人だけ用です^^ 

真っ当な経営者なら売上を伸ばすことで『固定費の負担』を軽減するのでしょうが、
今時の『アキンド』は..どんな儲けていても『固定費(正社員の給与)』の削減で

更なる儲けを出していこうと、経団連の大企業を筆頭に決めたのでしょうね^^
一人じゃ怖いから(こんな酷いことは一社じゃ出来ない)『みんなでやろう!』と

誰かが言ったのでしょう!! 凡その見当は付くけどね。

さあ..これで日本に『経済の空洞化』が起き、正規労働者が非正規労働者に入れ替
わった理由が分かりました^^ そしてそれを後押ししたのが自民・公明政権だった

のです。取り分け『製造業の派遣』を解禁した(それ以前は禁止)小泉政権の罪は
重いと、私は考えています。

次は、自民・公明政権で海外展開する輸出系大企業がどれだけ税金の優遇を受けて
いるかをお知らせしようと思いましたが(知れば頭に来るでしょう)長くなり過ぎた

ので、続きは次回にします。今日も長文を最後まで読んで頂き有難うございました。

今日も元気で ファイト!!              








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。