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郵政民営化バーゲンセール

2008年12月30日 | 雲の日記
             


郵政民営化バーゲンセール

 皆さーん、こんにちわ~^^     

2008年も明日が最後になりましたね^^ やい残したことがある人も
早く終わりたい人も^^; どちらにしても後一日で終りです。  

そんな気忙しい年の瀬は、いろいろな重要事項が国民の目を掻い潜って
進行するように感じるのは、私だけでしょうか?^^

27日の朝日新聞に気になる記事を見つけました。
(引用始まり)
『日本郵政は26日「かんぽの宿」など70施設と事業そのものを09
年4月、オリックス不動産(東京都)に譲渡すると発表した。従業員約
3200人の雇用は維持され、施設名も当面変更しない。
譲渡価格は数百億円とみられる。

譲渡するのは「かんぽの宿」「かんぽの郷(さと)」など70施設と社宅
9施設。移籍を希望する従業員はオリックス不動産が採用する。譲渡に
先立って、日本郵政は事業分離のための新会社を設立する。その株式を
オリックスに譲り、現金を受け取る。』
(引用終り) (12.27 朝日新聞)


ここに出てくる日本郵政とは、民営化された『日本郵政株式会社』です。
もう忘れている人も多いと思いますので、簡単にプロフフィールを..^^

郵政省・・・皆さん覚えていますよね^^
 ↓ 
2001年1月6日の中央省庁再編により、郵政省が総務省郵政企画管理局と
      郵政事業庁に再編された
 ↓
2003年4月1日に日本郵政公社となる
 ↓
2007年10月1日に小泉前首相の国民的な強い支持をバックに郵政民営化
       され『日本郵政株式会社』が誕生する。

思い出したでしょうか?? 随分と短い期間にコロコロと変わっている
のが気になりますね。民営化直前の2007.9時点では世界最大の金融機関

でした。それは国営という安心から多くの国民が支持した結果だと思う。
そして何が何でも『民営化』したかった小泉前首相..国民の絶大な支持

のもとで『郵政民営化』は決まった。小泉政権で民営化が決まった時に
こんな記事がありました。2005年の記事ですので、ご注意下さいね。

『政府は20日、全国に約70か所ある「かんぽの宿」など、郵政関連
施設を、2007年4月の民営化から5年後の2012年以降、原則と
して売却などで郵政事業から切り離す方針を固めた。 これらの施設は
赤字が多く、民営化後の経営に悪影響を及ぼさないようにするのが狙い
だ。対象は、「かんぽの宿」をはじめ、老人ホームや健診センターなど
簡易保険加入者福祉施設の計約100施設。郵便貯金会館(メルパルク)
など郵貯関連施設約20か所も含まれる。

関連施設は日本郵政公社の民営化後に発足する持ち株会社「日本郵政株
式会社」(仮称)が暫定的に5年間は保有する。2012年以降は、利用
者への影響にも配慮しながら、各地の民間企業や自治体に売却するなど
して、持ち株会社から切り離す。この方針は、今国会に提出する予定の
郵政民営化関連法案に盛り込む。』(2005.2.21 読売新聞)

この記事の最後では、次のような危惧も書かれてあります..

『公的年金の資金で建てられた保養施設「グリーンピア」のように、
建設費を大きく下回る価格で売却されたり、閉鎖に追い込まれたりする
施設も出そうだ。』(2005.2.21 読売新聞)

関連施設売却.. これが問題だ! 国鉄が保有していた優良地に群がっ
た人々.. 兎も角、国鉄用地は駅のそばだからね.. そして広大だ!!

そんな事をつらつらと思い出していたら、こんな記事を見つけた..
(引用始まり)
『郵貯関連のホテルでは、250億円を投じたメルパール伊勢志摩が
たった4億円、同じく210億円を投じたメルモンテ日光霧降は7億円
でしか売れなかった。これらの売却損は、本来なら郵貯利用者が受け取
るはずだった逸失利益でもある。

一方で先日、日本郵政は民営化に伴って株式公開買い付けで郵便物輸送
会社「日本郵便逓送」を子会社化した。 同社のもともとの筆頭株主は
郵政職員の共済組合で、これまた郵政OBの天下り先ともなっている
日本郵政共済組合。今回の株式売却によって約100億円もの利益を得た。

言い換えれば、簡保・郵貯利用者が本来得られたはずの逸失利益が顕在
化する一方で、天下り先団体、ひいては郵政職員には巨額の利益が還元
されているわけだ。

国民からの絶大なる信頼を得て資産を肥大化させてきた簡保・郵貯の
実情は、かくのごとしである。』
(引用終り) (2008.3.31 週刊ダイヤモンド)

もし民営化されなければ、私達『簡易保険加入者』や『郵便預金者』が
得たであろう『免失利益』が民営化によって消えた.. 

★「かんぽの宿」は郵政民営化以前は愛称であり、正式には「○○保養
センター」や「○○加入者ホーム」が正式名称であったが、民営化時に
「かんぽの宿○○」が正式名称になった。
かんぽの宿事業は昨年度、約208万人が宿泊した。

一括販売は『手続きが煩雑!』でなく楽だろう..  そして民間企業の
株式会社となった株式売却で得たお金は、どこへ?? 

郵政省→郵政公社→民営化された日本郵政株式会社..と変わり、利用者
の国民が見たものは次々と明るみに出る『免失利益(本来なら得られた
であろう利益)』だけなのだろうか??

いったい..郵政民営化とは、何だったのだろうか??

国民の財産が次々と切り売りされていくのを見るのは、辛い!!


さぁ、遅くなったけど^^またお掃除するぞぉ~
今日も元気で ファイト!    







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