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恐怖は貧困と希望の無い未来

2013年09月26日 | 雲の日記
国民には衆参両院で政府与党を安定多数にした責任がある!!


政府与党(自公政権)に衆参両院で安定多数を与えた国民は、その結果責任を負わなければならない。原発推進も、憲法9条を拡大解釈して米国の為に日本の軍隊が地球の裏側にまで行って戦争しても、法人税は減税して国民には増税しても、社会保障が縮小しても、受け入れなければならない。投票したけど(棄権した人も)『白紙委任した訳ではない』と言う人もいるだろうが、そんなこととは関係なく『民意を受けた』自公政権は弱者から生活を破壊していく。





 皆さん、お早うございます!^^

多くの人の気持ちがささくれ立っている。若者から高齢者まで怒りを抱えて生きている。だから一触即発状態の人が多い。自分より弱い立場だと見れば容赦なく虐めにかかる。そんなときの人間は驚くほど残酷である。その被害者は他の場面では加害者になる。そしてコミュニティは崩壊していく。

現在、多くの国民を苛立たせている原因は『一億総中流』からの脱落だろう。貧困です。

収入の減少、将来設計が出来ないほどの不安定な雇用などが大きな原因だと私は思っています。呆れるほど露骨な政府の『大金持ち・大企業』優遇政策のなかで国民の負担は増え続けている。そして更に増える計画があり、国の借金は1000兆円を超え更に増え続けている。国家予算の半分以上が借金で賄われている国が日本です。

それでも自公政権は更に税金を『経済対策』だと言って(借金しながら)ばら撒いている。その借金を返すのは誰か? 国民である。国家予算の半分を借金で賄っている国が、そこから借金返済をするには、どうしたらいいのか? 借金返済の為だけの増税しかありません。今までのような社会保障費の為の増税という訳にはいかないのです。

多くの国民を苛立たせている原因は貧困です。そして将来貧困になるかもしれない恐怖です。

将来に希望が持てないことです。だからお金がある人も使えない。個人消費が増えない理由は(GDPが増えない理由は)収入が増えないことと将来への不安からです。だからデフレにもなる。今のような情勢では誰だって生活防衛に軸足を置くだろう。

多くの国民が抱える『収入が増えない、雇用条件の悪化、将来への不安』を辛うじて支えていたのが『デフレと円高』による物価安でした。ところが政府(現政権)は経済に悪影響を及ぼすと言って『インフレと円安』政策に舵を取った。その結果、物価は上昇し(企業は儲けたが)国民の暮らしは、ますます厳しくなってしまった。

皆さんは自公政権が言う『景気回復を本当に実感』していますか??

『格差社会』という言葉を広めた経済学者『橘木俊詔(たちばなき・としあき)』氏は、こう言っています。

(引用始まり)
---本を世に問うて15年。日本の格差はどうなりましたか?

 拡大しています。深刻なのは貧困です。日本人の16%が貧困にあえいでます。主要先進国ではアメリカに次ぐ悪い数字ですよ。頑張りたくても頑張れない人は助けましょう、と私は思いますが、『自己責任』の掛け声が広がる中、こういう考えは日本で少数派になっている気がします。

---『消費税15%による年金改革』(2005年)など、税を財源にした社会保障が持論です

 働く現役世代が高齢者を支える今の方式は、少子高齢化で行き詰る。消費税を原資にするのは、国民全員が年金を支える社会保障のあり方への転換です。日本はお金持ちがとことん力を発揮できる社会へ進もうとしていますが、そういう人がいくばくかを、立場の弱い人に回す仕組みも作るべきでしょう。
(引用終わり) (9月24日 朝日新聞)


外国で拉致監禁されても『危険だ』と忠告しているにも関わらず行ったのだから『自己責任』だと言った日本の首相がいました。国民的人気を誇った小泉純一郎です。(この人、製造業の派遣も解禁した人です)国民を守らない政府など私は要らないと当時、思いました。小泉首相の人間的冷たさを感じさせる出来事でしたね。

上記の記事の中で注目したいのは『日本人の16%が貧困』『日本はお金持ちがとことん力を発揮できる社会へ進もうとしていますが、そういう人がいくばくかを、立場の弱い人に回す仕組みも作るべきでしょう。』の2つです。

『日本人の16%が貧困』...貧困については線引きが難しいと思います。ましてや『1億総中流』を自負した日本人です。苦しい家計の中でも自分が貧困だとは決して思わないでしょう。『生活は苦しいけど貧困ではない』..これが多くの国民の本音でしょうか?

貧困とは何か?? Wikipediaには、こう書いてあります。

貧困(ひんこん、英: Poverty)は、主に経済的な理由によって生活が苦しくなり、必要最低限の暮らしもおぼつかない様子をいう。
ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・センは、貧困を「潜在能力を実現する権利の剥奪(a capacity deprivation)」と定義した。

貧困者数とは、その国や地域において何人の貧困線以下の者が存在するかを示した指標であり、これを全人口に対する比率としたものが貧困率である。

貧困線(ひんこんせん、英: Poverty line, Poverty threshold)は、収入が生活に必要な最低限の物を購入することができる最低限の収入水準にあることを表す統計上の指標。定義上、貧困線上にある世帯や個人は、娯楽や嗜好品に振り分けられる収入が存在しない。
(以上、Wikipediaより)


貧困や国や地域によって大きく違いますが、最後の『貧困線』の説明のところが分かり易いと思いますが、どうでしょうか?

収入が生活に必要な最低限の物を購入することができる最低限の収入水準にあるが、貧困線上にある世帯や個人は、娯楽や嗜好品に振り分けられる収入が存在しない。

勿論、食べる物を削って娯楽や嗜好品に当てている人は『貧困でない』とは言えないでしょう。

日本人の16%が貧困だという。100人いたら16人が貧困なのである。主要先進国ではアメリカに次ぐ貧困率だと言います。16%の人たちは『自己責任』として片付けていいのだろうか? 彼らの為に富裕層がいくばくかの援助をする仕組みを作ってもいいのではないかと私も思います。

あなたは、どうですか??

富裕層が生まれ貧困層が生まれるのは、社会の富の分配が偏っているからです。

それを正せるのは政治です。ですから政治に関心を持ち続けて下さい。
怒りを個人に向けずに政治に向けて下さい。



何百兆円もの内部留保を抱える大企業に減税は必要だろうか?











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