6月７日釣行

　　[今回はドラマが起こったのだ編]

６日連続でベタ凪が・・そんな中　M君と釣行。
ベタ澄み　潮動かずの状態と始めから見切って　ポイント選択を考えた。前回下見したポイント。隊長も約２年半振りに入る。過去データーを見てて思い出した。データーを取るって大切だね。

西からの潮が　岩礁に当たり　沖に払い出すポイント。
前回の下見では　潮が動いたのがAM３時半　もううっすら夜明け状態。当たりがあったものの　乗らない状態だった。

下見は済んだ　後は実戦のみ。

今回は隊長の方が早く新潟に着き　M君待ちの状態。待ち合わせポイントで、一人竿を振る。ここは一部のシーバスアングラー内では有名な心霊ポイント。真っ暗だし
なんかいつも後ろから　声が聞こえるような・・・近くには民家もないのに
キャストしてリトリーブする時後ろばかりが気になる
後ろの山では　稲光　まだゴロゴロ音が聞こえないので
キャストをするが不気味だ

海の状態は　やっぱり澄み澄み　ベタベタ　ここでは釣れる気がしない。オバケは出そうだけど・・・。

新しく下ろしたシンキングペンシル・・・ハンドメイドの超絶品。
結構これいいんです・・・お値段も超高いけどね・・・
しかし　おかしい？？？　何かいつものこのシンキングペンシルとリトリーブした感じが違うのです・・・？？　巻き抵抗が感じられないし、どんなにスローで巻いても底に着かない？？？　あなたはシンキングのはず・・・
キャストを中止して　手元で海水の中に落としてみる・・

当然沈んででいくはずのシンキングペンシルが　がぁーーーーーーーん
ぷっかぷっか浮いているではありませんかぁーーーー製品ムラ　だけど出荷する時にテストしないんかい？？　これじゃあ　あたりもあるはずないじゃん
単なるポッパー状態だもんね。
もう止めた「実はオバケが怖い」　車の所でM君を待ちましょう　とさっさと引き上げる。
車の所でショックリーダーを結びなおしていると　M君到着。

M君「隊長どうですかぁ？釣れました？」

隊長「だめだめ、○秘ポイントに移動するぞ」

M君「了解」

２台で車を走らせ　迷わず　超　○秘ポイントに・・・

前回の下見の時に始めてM君に教えたポイント。　隊長の極秘ポイントだったわけだが、ついに教えちゃった。
前回はおっかなびっくり　着いて来たM君も　今回は真後ろにぴったり着いて来る。
潮はやはり澄み澄み　夜光虫が凄い。
潮は動いていないが　このポイントを信じて　キャスト開始。
ここで　他のアングラーに出会ったことないので、ポイントは２人じめ
ウエーディングはしてないけど　海風が顔にあたって気持ちいい。
ルアーの着地地点では夜光虫が黄緑色に光る。物凄い夜光虫だ・・・
潮はまだ動かない・・・
３０分位キャストした時
いきなり隊長に当たりが・・・「ぐぐぐっーー」とルアーを持っていく当たり。すかさずアワセを入れる　重さが乗った次の瞬間　フックアウト。
残念　でもこれで魚が確実に居ることは分かった。
しかーーーし　この後１時間キャストするが２人に当たりがない・・

ここで隊長に閃きが　　　　　もしかして

この前隊長が　８０センチと７６センチを上げたとき　沖にキャストしても当たらず、シャローに平行キャストしてゲットした事を思い出す。

もしやこの場所も


隊長「M君や　もしかしたらシーバスはもっとシャローに挿しているかもしれないぞ」

M君「そうなんですか？」

隊長「シャロー側に移動しよう」

M君「了解です」

ここで　小移動・・・　

キャスト再開

５分キャスト後
M君「隊長ーーーヒットォーーしましたぁ」

隊長「よーーし　ランディングは任せろ　慌てるなよーー」

M君　「はい」

すかさず　ルアーを回収してランディング体制に入る
結構引いてる　　ちょい良い型かも・・
M君の顔が引きつってる

慎重に寄せ　

隊長「ラインをこっちにまわせ　ボガグリップでキャッチするから」

M君「後は任せました　お願いします」

隊長「任せろ」

ライトを照らしフッキングの状態を確認する。がっちりかかっている。
これなら大丈夫
ラインを手繰り寄せ　シーバスの口にボガグリップを挟み込む。

キャッチ

M君とがっちり握手。

M君「どの位ありますかねぇ？」

隊長「７７センチ位だよ　８０センチは惜しくもないなぁ、でも自己記録更新だね」　　後の計測でぴったり７７センチ　M君自己記録２センチ更新　でした

M君満面の笑みです。ついにM君もここまできました。
あと３センチで　「裏日本シーバス会議、ランカークラブ」入会です。
ここの所、彼の技術は目覚しく上達しています。
８０センチオーバーのランカー釣る日も　そう遠くないでしょう。

そして　キャスト再開。もうあまり時間がない。今日数時間後に仕事ですから・・

そして　隊長に当たりが　吸い込む前当たりで我慢して　グット　重みが・・
ここで　フッキング　「乗ったぁー」　ぐいぐい右方向に引っ張っていく。
ここで　もう１発フッキングしようとした瞬間。

無念のフックアウト　「がくっ」

今日はツイテいないようだ・・・　でも２回のバラシは反省しなくては・・。

その後３０分キャストするが　どうも月が出て海の感じが変わったので


隊長「終了」

M君「了解です　ありがとうございましたぁー」

２人で海岸を　車まで歩く。

隊長は結局　２ヒット　ノーゲットに終わったが　M君がついにやらかしてくれて
気分もハイに
M君もニコニコ

やっぱり釣りって楽しいね

潮が動かない　潮澄み澄み　これをどう克服するか？？　
魚の口元までルアーをプレゼンする技術[これはルアーの泳層の事を言う]、リトリーブスピード、ルアーカラー、そして場所。
この４つをクリアーした時に　あいつは食ってくる。

このポイントはこの夏さらに２人で攻めていきます。
どんな大物がゲットできるか　レポート期待してくださいね。


M君　今年３匹目ゲット　またまた自己記録２センチ更新　７７センチ　おめでとう　いよいよ次回はランカーゲットを・・・がんばれM君・・

撮影隊長