白浜学園

白浜学園の日常

手作りの‘バレンタインデー‘

2011-02-20 09:31:27 | Weblog
2月14日(月)の‘バレンタインデー‘、白浜学園の3つの作業科では、女性メンバーによる手作りのスウィーツ作りがありました

毎年恒例の手作りのスウィーツ作りですが、実は数週間前から、担当の女性支援員は「ああでもない、こうでもない」と頭を悩ませています。

今回は、「3つの作業科合同で・・・」という案もあったようですが、園長からは「①1度に厨房のオーブンを使うと、給食業務に支障をきたす②支援員が大量調理になれていない③大人数になると、お客さん扱いのメンバーが出る」と却下、承認はおりませんでした

そして・・・、今年も「短時間で、簡単に、そして、見かけが良く、美味しく」の4拍子そろったお菓子ができました

今は、悲しいことに、施設で施設職員が、自信と情熱を持って‘治療教育‘にのぞむことが
難しい状況です。

また、施設や施設職員に対する社会的評価も低く、職員の希望者も少なくなりました。

しかし、本来、施設の仕事は、もっと愉しく「疲れを知らない」ものです。

できあがったお菓子を‘試食‘にと、園長室に運ぶメンバーの姿は、振舞う喜びと自信にあふれています。

時代の間違った流れに振り回されることなく、ささやかな実践に、大きな喜びを感じ続けられる白浜学園でありたいと思っています。


新生の‘カットバームクーヘンのチョコがけ‘  


ゆうゆう工房の‘パイシート、チョコチップ・スライスアーモンドのせ‘


門川分場の‘チョコペンで描いた似顔絵・アンパンマン・花‘