Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

music11.08 N.S.P / さようなら

2007-11-08 | music
■*『さようなら』× 高橋George & NSP*
you tube ♪(音声あり)




■NSP (バンド)

NSP(エヌエスピー)は、岩手県出身の三人組の歌手。 国立一関工業高等専門学校の同級生であった三人が在学中の1972年に結成した。

アマチュア時代にはニュー・サディスティック・ピンク(New Sadistic Pink)として、当初はロックを中心に活動していた。しかしフォーク調の曲でデビューするのにこの名前が似合わないという理由で、頭文字だけ取り出したNSP(N.S.P )というアルファベット三文字のバンド名に変更された。
デビュー7周年のイベントで行われた「NSPの新解釈ゲーム」では「ネコ・サル・ペンギン」が優勝。 その後、Non Stop Progression、Natural Spirit Paradise などがキャッチコピーに使われる。

経歴
1972年にそれまで別のバンドで活動していた中村と、サディスティック・ピンクというバンドを組んでいた天野・平賀がニュー・サディスティック・ピンクを結成。
高専在学中の1973年に第5回ヤマハポピュラーソングコンテストに於いて楽曲「あせ」でニッポン放送賞を受賞し、同年6月「さようなら」でデビュー。 翌年、高専を卒業を機に上京する。その後「夕暮れ時はさびしそう」「赤い糸の伝説」などがヒットし、叙情派フォークを代表するグループとなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


■「さようなら」

以下は、「★☆★青春音楽館★☆★」さん(音声注意)による、曲紹介と歌詞です。↓
「さようなら」―N.S.P

N.S.Pというのは、New Sadistic Pink(ニュー・サディスティック・ピンク)というグループ名の略称です。
サディスティック・ピンクというのが、いったい、どんな色なのか、当時も今も、ぼくは知りません。まして、おニューとなると。(笑)

もっとも、ショッキング・ブルーがあるのだから、ピンクが、サディスティックでも、マゾヒスティックであっても構わないと思います。(笑)
もっとも、N.S.P…そんな、どきっとさせるようなグループ名の割には、素朴で地味でした。

N.S.Pは、岩手県一関工業高等専門学校の同級生が結成したバンドで、ポプコン東北大会ではグランプリ、本選でも小坂明子の「あなた」に敗れたものの、「あせ」で優秀賞を獲得しました。

リードボーカルの天野滋さんの、なんとなく、泣きべそをかきながら歌っているような、また音程が微妙に不安げに、外れそうで外れない独特の節まわしは印象的で、「夕暮れ時はさびしそう」、「雨は似合わない」、「弥生つめたい風」、「八十八夜」などは、まさしく、N.S.PのLPベストアルバム名のように、「青春のかけら達」そのものでした。

   昨日までそうだったように
   明日もこのままでいたかった
   楽しかったわだなんて
   それが最後の言葉かい

恋愛は突然に始まり、そして突然に終わる。
歌は世につれ、世は歌につれて、いかに移ろうとも、恋愛における、この定理は永遠の普遍の法則ですね。

終わらせるようとする一方と、終わりが来ると予期していなかった他方との温度差というものは、まさしく、雪に埋もれる裸木と、地中深い土の中にある根っこの温かさくらいの差があります。

楽しかったわ…、貴方に出会えたこと、後悔しない…、そんな風に言える余裕が、別れていく方にはあるのですが…。
別れを告げられる方は…。
うぅ~、思い出しただけでも、寒気がしてきた。(笑)

   人の言葉は悪いいたずら
   愛は心に書いた落書さ

好きです、愛しています、貴方と死ぬまで一緒…そんな言葉たちを心の中で反すうしながら、その言葉の重さと軽さ。

   いつまでも心にへばりついて
   僕の心を悲しくさせる

それこそ、もう、忘れてしまわなければいけない、と理性では思いながらも、耳に残る言葉たち。
私の耳は貝の殻、海の響きを懐かしむ…
フランスの詩人ジャン・コクトー(訳詞:堀口大學)のように、すべての記憶を、懐かしさに変えていければいいのだけれど…。

しかし、忘却というものは、人がどんなに努力をしたところで、いずれにしろ、時間という力を借りなければならないものと、気がつくまでの時間の長さ…。

そして、それまでのあいだは、いつ浮かび上がってくるかわからない、心に奥深く沈めたはずの悲しみを、五つのひらがなの呪文で、しっかりと封じ込めるしかない…。

「さよなら」、ではなく、「さようなら」…と。

  さようなら さようなら さようなら さようなら

下積みが長く、N.S.Pコンサートで前座を務めていたこともあるオフコース小田和正さんの「さよなら」とあわせて聴いてください。

そうすれば、もう別れへのテイクオフ準備完了!っす。(笑)
…えっ?、そんな準備したくはないって?(^。^/)うふぅ

(初稿2000.10 未改訂)



さようなら

作詞/作曲 天野 滋

やけにまっ白な雪がふわふわ
まっぱだかの木を凍えさせ
せみの子供は土の下
暖かいんだねぐすっり眠る
昨日までそうだったように
明日もこのままでいたかった
楽しかったわだなんて
それが最後の言葉かい

人の言葉は悪いいたずら
愛は心に書いた落書さ
いつまでも心にへばりついて
僕の心を悲しくさせる

さようなら さようなら さようなら さようなら

去年の冬は二人仲良く
こたつで丸まっていたんじゃないか
君はみかんをむいてくれたし
ありがとうって僕は笑ったはずさ

僕には君が大切なのに
君だって同じはずさ
あれはうそっぱちだったんだね
もういいよさようなら さようなら

さようなら さようなら さようなら
さようなら さようなら さようなら
さようなら さようなら さようなら・・・

1974年(昭和49年)



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