先の知人に聞きますと、お宮の関係者は別に整備された車道で簡単に来ることができると言っていました。普通は、体が達者で林道を歩ける人のみがこちらにたどり着けます。この地にまた訪れることができたことをありがたく思い、お参りをしました。
日本アルプスの総鎮守と海陸交通の守護を謳う神社の看板がありました。御祭神の穂高見命の後裔の安曇(あずみ)族は北九州方面で栄え、主に海運を司り文化の高い氏族でした。安曇族が信州にわたりアルプスの麓の安曇平をはじめとする信州の地の開発に力を尽くしたとのことです。
鳥居は菊のご紋章が誇らしく輝いています。穂高神社の御祭神は、神武天皇の叔父神にあたる穂高見命(ほたかみのみこと)なので、古来より十六葉一重菊の紋章をいただいています。このことを穂高神社の宮総代を務めたことがある穂高町の知人に聞きました。