多くの来園者が花を見上げ、木蔭で憩うなど、公園ならではのストレスが桜の樹には蓄積しているようです。根元を掘り返し、樹木医さんが知恵を出して、元気を取り戻すための手当てが進められていました。
緑がいっぱいの木蔭でのんびりしているお母さんは、糸が切れた凧のようにノビノビどこかへ飛んで行ってしまった子供の方向を見ています。
初めて見るこの花には、ツツジ科「カルミア」別名「アメリカシャクナゲ」との名札がありました。花は星形のガクに５枚のピンクの模様の花弁がきれいに並び、優れたデザイナーの作品のようです。ただ、「きれいな花にはトゲがある」のたとえの通り葉に毒があり、ペットや家畜の口には厳禁とのことです。
女性が乗用タイプの芝刈り機で芝生にはびこったシロツメクサを刈り取っていました。男性が多い園芸職人さんの中で頑張っているんですね。
厳格に守られていた入園禁止でしたが、１３８タワーを除く駐車場、公園が解放されました。公園のスタッフは休園の時もしっかり花畑・植栽の手入れをしていたようで、この時期らしいきれいな花が咲いていました。（５月２５日撮影）
毎年近隣の小学校の子供たちが田植えをすることになっていましたが、今年は久しぶりのオープンで訪れてみるとすでに棚田に稲苗が並んでいました。公園のスタッフが植えたのでしょうか。
楽園に人が入れるようになりました。すでに水に親しむ季節です。まもなく子供たちのにぎやかな声が戻ってくることでしょう。
実は古い橋を取り壊して新しくする工事だったのですが、コロナ対策で工事が中断している間に雑草が芽を出してしまっていました。色々様々な場面で予想外のことが起こった緊急事態期間だったのですね。